約 969,120 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6145.html
ダイエットできないのはなんもかんも京太郎が悪い 照(・・・最近体が重くなったと思ったから体重計に乗った増えていた) 照(・・・痩せないと京ちゃんに嫌われるかもしれない) 照(・・・絶対痩せないと!) 次の日 京太郎「あれ? 照、食べないの?」 照「うん、ちょっと食欲なくて」 京太郎「美味しくなかった・・・か?」 照「そ、そんなことないから」 照(むしろ美味しすぎて沢山食べそうになったよ!) 京太郎「ならいいんだけど・・・」 また次の日 京太郎「今日も食欲ない?」 照「う・・・うん、ごめんね」 京太郎(美味しくないのかな・・・やっぱり・・・)ションボリ 照「じゃ、ちょっと部屋戻るね」 京太郎「あ、はい・・・」トボトボ そんでまた次の日 京太郎(照さん、最近食欲ないみたいだし、好きなお菓子作ってみた) 京太郎(これならきっと沢山食べてくれるはずっ) 照「ただいまー」 京太郎(きたっ) 京太郎「おかえり、照」 照(この匂いは・・・お菓子か・・・っ!!?)ゴクリ 京太郎「照が最近食欲ないみたいだから好物のお菓子作ってみたから」 照(うぐっ・・・・空腹にコレは・・・地獄だよ・・・京ちゃん・・・・) 照「い、いらない・・・」 照(ごめんね、京ちゃん・・・) 京太郎「・・・・・・」 照「京ちゃん・・・・?」 京太郎「っ・・・」ポロポロ 京太郎「・・・・照が・・・照さんが・・・俺のこと・・・嫌いに・・・嫌いに・・・・」ポロポロポロ 照「!?」 照さん説明中 照「ってことだよ、だから嫌いになったから食べないとかそんなことあるわけない」 京太郎「あ・・・あはは、そうですよね・・・ですよね・・・」 照「あーあー、京ちゃんは泣き虫だなー」ギュゥ 京太郎「・・・・照?」 照「私が京ちゃんを嫌いになることは絶対ないよ」 照「京ちゃんが作るお菓子に誓って、ね?」ニコッ 照「ごめんね、ダイエットしてるって言えなくて」 京太郎「俺のほうこそ・・・ダイエットしてるなんて気付かなくてごめん・・・」 照「太ったなんて知られたら京ちゃんに嫌われると思って言い出せなかった」 京太郎「毎晩見てる俺が言うのもあれですけど・・・照さん前から太ってないですよ?」 照「でも体重は増えてる。これは太った証拠」 京太郎(・・・・もしかしって気付いてない?) 京太郎「あのー非常に言いにくいんですけど・・・」 照「なに?」 京太郎「体重が増えたってのは・・・胸が大きくなったからでは?」 照「・・・・・・・・・・・あ」 新婚生活 初日 京太郎「モモー」 桃子「なんっすかー?」 京太郎「俺たち結婚したんだからさ」 京太郎「京さんって呼ぶのやめない?」 桃子「え・・・でも・・・」 京太郎「ずっと昔にモモが俺につけてくれた大事なあだ名なのは分かる」 京太郎「でも俺、モモにちゃんと名前で呼ばれたい」 桃子「うぅ・・・・京さんが言うなら・・・」 桃子「でも、一度だけっすよ?///」 京太郎「おう」 桃子「すぅ・・・・はぁ・・・・///」 桃子「きょ、京太郎///」 京太郎「・・・・・あー」 桃子「・・・やっぱり京さんって呼ぶっす」 京太郎「いや違う違う」 桃子「?」 京太郎「抱きだくなった」 桃子「え!?///」 京太郎「よしベッド行くぞ。今日は寝かさないからな」 ~~夜の運動会中~~ 桃子「うぅ・・・私が意識失っても続けるなんて鬼畜っす・・・・」 京太郎「そんなこと言ったって、最中に京太郎って何度も呼んでたじゃないか」 桃子「そ、それは・・・そう言わないとやめるって言ったからで・・・」 京太郎「じゃあ途中でやめてよかったのか?」 桃子「・・・・///」 桃子「それだけは嫌っす///」ギュウ ピロートーク チュンチュン 照「・・・・」スゥスゥ 京太郎「・・・・・・ん・・・」フワァ 京太郎「あー・・・・もう朝か」 照「・・・・んー」 京太郎(寝てる照さんやっぱり可愛いなぁ。起きてるときも勿論可愛いけど) 京太郎(ちょっと撫でてみよう)ナデナデ 照「えへへ」ニヤニヤ 京太郎「可愛いなぁ・・・・」 京太郎「今思うと照さんの寝顔って結構レアかも・・・」 京太郎「いつも俺より早く起きるしお弁当だって用意してくれるし」 京太郎「なんか愛されてるなー俺」ポリポリ 照「愛してるからね」 京太郎「照さん!?」 照「ん、おはよ」 京太郎「おはようございます」 照「それで私の寝顔どうだった?」 京太郎「いつもの照さんとは違う可愛さがありましたよ」 照「そか、ならよかった」 京太郎「大丈夫ですか?」 照「まだちょっと違和感あるけどすぐなくなると思う」 照「まさか京太郎があんなに性欲強いなんて・・・・」 京太郎「照さんが誘惑するからじゃないですか」 照「まぁね」 京太郎「ったく・・・おかげで俺、腰筋肉痛っすよ」 照「・・・・ん」ダキッ 照「私のために頑張ってくれてありがとね」チュッ 京太郎「そういうのが原因なんですよ」ガバッ 照「きゃっ・・・頑張ってね京太郎♪」 やっぱり愛の力は強かった 健夜「やっぱり勝ち残ったのは照ちゃんかぁ・・・嫌だなぁ・・・」 照「今度は私は負けない」 健夜「私だって負ける気は無いよ」 健夜(なんで照ちゃんと) 健夜(観客席には夫がいるのかなぁ・・・) 健夜(なんだか・・・これで勝ったら私が悪者みたいだよね・・・)ハァ 照「ツモ。跳満です」 健夜「あれ? 珍しく最初から飛ばすけど・・・どうかしたの?」 照「夫が見てる前で負けるわけにはいかないので」 健夜(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・羨ましくなんかないし)グスッ 健夜(3X歳になっても男の影一つないとかそんなの気にしてないもん) 健夜(それにはやりちゃんだって・・・まだ結婚してないし・・・まだ大丈夫だもん・・・) 照「ツモ。満貫です」 健夜「・・・・ちょっと本気出す・・・」ゴッ 照「はじめから私は本気です」ゴッ 京太郎「・・・・後一回照が健夜さんから上がることが出来ればまくれるんですけど・・・」 咏「そりゃー無理だねぇ、わからんけど」 京太郎「でも、照の目は諦めてませんよ?」 咏「盲目にでもなったんじゃねーの、知らんけど」 京太郎「とか言ってすげー試合に集中してるじゃないですか」 京太郎「集中する時は扇子を口元に当てる癖、出てますよ?」 咏「っ・・・し、知らんしっ」アタフタ 京太郎「あはは・・・」 照(健夜さんの最後のツモ・・これで上がらないと・・・) 健夜「照ちゃんはやっぱり手強いね。私も何度も負けそうになったよ」 照「勝てなかったら意味ありません」 健夜「そうかもね・・・でもこのツモでどうか決まるよ」 照「・・・・・」 健夜「じゃあ、引くよ」 健夜(あちゃー・・・・) 健夜(ここは現物を切るしかn) 京太郎「照ー!!! アラフォーになんか負けるなーーーーー!!!!」 健夜「なっ! まだアラサーだよ!!」バンッ 照「ロンッ」 健夜「あ・・・・しまった・・・・」 照「京太郎の愛のおかげで勝てた」ブイッ 照「きょーたろー、ありがとー」ブンブン 健夜(もうやだこのバカ夫婦どっか行っちゃえ) だらだらするっていいよね シロ「たろー」ゴロゴロ 京太郎「なんですー?」ゴロゴロ シロ「今日って何かあったっけ?」ゴロゴロ 京太郎「シロさんは午後から解説じゃないですかー」ゴロゴロ シロ「だる・・・・代わりに行ってきて」ゴロゴロ 京太郎「いやいや、俺は咏さんと仕事ですから」ゴロゴロ シロ「・・・・・・・なんでいつも三尋木プロとなの?」 京太郎「さぁ? スポンサーの方針とか視聴率とかじゃないんですかねぇ」ゴロゴロ シロ(・・・・・・・絶対三尋木プロに何かある) シロ「ふーん」ゴロゴロ 京太郎「あ、そうだ、お昼何食べます?」 シロ「・・・・・・んー」 京太郎「なんでもいいですよ?」 シロ「・・・・・・」 シロ「・・・じゃあ」ガバッ 京太郎「えっと・・・・シロさん?」 シロ「京太郎を食べる」ハムッ 京太郎「うっ・・・耳はダメですって」 シロ「とか言いながら京太郎拒否してない」 シロ「正直になれば?」 シロ「続きしてほしいんでしょ?」ニコッ ※この後仕事先で咏さんに心配される京太郎と 仕事先でちょっとだけやる気を出してるシロがいましたが別の話です だらだらしすぎて怒られた シロ「きょうたろー」 京太郎「なんです?」 シロ「前に洗濯したのっていつだっけ・・・・?」 京太郎「えっと・・・・・いつでしたっけ?」 シロ「・・・・・・・・・・・・ま、いっか」 塞「よくなーーーーーい!!!」 京太郎「うわっ!! ビックリした・・・・」ビクン シロ「やっほ」 塞「いやあのさ・・・京太郎くんもシロも家事出来るからってなんでやらないのよ」 シロ「だって京太郎が」 京太郎「だってシロさんが」 「「やると思ってた」」 塞「・・・・・・・」プルプル 塞「京太郎くんとシロはそこで正座、今すぐ早くっ!」 京太郎「は、はいっ」セイザ シロ「ええー」ヨッコラショ 塞「グダグダ言わない!」 塞「前々から今日行くって連絡してたのになんで洗濯物溜め込んでるの!?」 塞「結婚する前は京太郎くんがしっかり者だからシロのこと任せられると思ってたのに」 塞「なんで一緒にダラダラダラダラしてるの」 塞「一日は24時間もあるんだからちょっとだけ頑張ってよ」 塞「これじゃ心配で家に帰れないじゃん!」 塞「ほら、京太郎くん」 京太郎「はいっ!?」 塞「一緒に洗濯するよ!」 京太郎「今ですか?!」 塞「今に決まってるよ!」 京太郎「シロさ~ん」 シロ「・・・・・」グッ 京太郎「そんな・・・」ガックシ 塞「ほら行くよ」 京太郎「引っ張らないでくださいってば塞さん」ズルズル シロ「・・・・・・・・今日も平和」ゴロゴロ 新婚旅行~三尋木 咏編~ 京太郎「は~・・・・なんか咏さんっぽくないっすねぇ」 京太郎「咏さんが行きたいのは京都とか奈良とかだと思ってたのに・・・・」 京太郎「まさか俺の地元とは・・・・」 咏「そりゃ京太郎が生まれ育った環境だしな」 咏「あたしだって興味あるさ、知らんけど」 京太郎「寺とか回って見ます?」 咏「いんや、京太郎のいた清澄に行ってみたい」 京太郎「どうしてです?」 咏「行けばわかるっての、知らんけど」 咏「京太郎の後ろってこんな感じなのか」 京太郎「昔と比べたらちょっとは大きくなってるんで違うと思いますけどね」 咏(ここで京太郎と一緒に三年過ごせたら多分すげー幸せだったんだろうなぁ) 京太郎「咏さん?」 咏「あ・・・あぁ、なにさ?」 京太郎「今、幸せですか?」 咏「いきなりどうしたんだ?」 京太郎「なんか寂しそうな顔してたから」 咏「ちょっとだけ耽ってただけさ」 咏「この教室で京太郎と三年間一緒に過ごせたらどれだけいいか、ってさ」ニカッ 咏「それに」 咏「わっかんねーくらいに幸せだね」 咏「京太郎と一緒になれてすっげー嬉しい」 咏「こうやって京太郎の過去を知れて」 咏「だから、幸せかどうかきくんじゃねーよ」 咏「お前はあたしの夫なんだからよ」 咏「あたしが妻で京太郎も幸せだろ?」 京太郎「・・・・はいっ」 咏「これからもずっと幸せにしてやるから」 咏「これからずっとあたしを幸せにしてくれよなっ」ギュッ いつもだるそうにしてるけど実は・・・万能とかそんなオカルトありえません シロ「京太郎」 京太郎「はい」ショウユ シロ「ん」ポタポタ シロ「京太郎」 京太郎「はい」シオ シロ「ん」 京太郎「シロさん、お皿出しておきますね」 シロ「ん」 京太郎「お茶用意しておきましたよ」 シロ「ん」 シロ「こっちも完成する」 京太郎「了解っす」 シロ「えっと・・・・これを・・・ひっくり返して」ヨイショ シロ「完成っと・・・」 シロ「ふぅ・・・だるい」 京太郎「とか言いながらシロさんってすっげー料理作るのうまいっすよね」 シロ「まぁ・・・」 シロ(・・・・・・・あの別れからずっと花嫁修行してたなんていえない) シロ「だるいからあんまりしたくないんだけど・・・」 京太郎「俺、シロさんの料理好きなんでもっと食べたいっす」 シロ「・・・・だるい」ポリポリ 京太郎(そう言いながら照れくさそうに頬を掻くシロさんまじ可愛い) シロ「ほら早く食べないと冷める」 京太郎「そうでしたね」 京太郎「いただきます」テヲアワセ シロ「・・・・・・・ます」 京太郎「はい、シロさん」 シロ「ん」アーン シロ「全部お願い」 京太郎「よく噛んでくださいよ?」 シロ「・・・・・・・・善処する」 誕生日~シロ編(付き合う前)~ 京太郎「シロさん、誕生日おめでとうございます」 シロ「・・・・あー」 シロ「そっか、今日は私の誕生日か・・・」 京太郎「ええ、だからプレゼントも買ってきましたよ」 シロ「ありがと」 京太郎「開けますね」 シロ「お願い」 京太郎「じゃじゃーん」 シロ「・・・・時計?」 京太郎「シロさんって時間にルーズなんで・・・これつけたら治るかなって」 シロ「・・・・時間に合わせるのがだるいだけだから」 京太郎「まぁ、どうせ安物なんでどう使ってもいいっすけど・・・」 シロ「まぁ・・・ありがと。大事にする」 京太郎「はいっ」 シロ(・・・・なんで時計・・・?) シロ(もしかしてそういう意味だったりする?) シロ(我慢しなくてもいいよね?) シロ(離れてもずっと同じ気持ちだったし・・・) シロ(強くなる一方だし・・・) シロ(だるいけど・・・ここから本気)ゴッ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2683.html
h29-01 京泉 h29-02 京靖 h29-03 京玄 h29-04 京シロ h29-05 京咲 h29-06 京姫哩 h29-07 京煌誠子野依『第二回須賀京太郎ハートハンティング裁判』 h29-08 京姫哩 h29-09 京穏 h29-10 京玄 h29-11 京咲菫塞 h29-12 京シロ h29-13 京淡 h29-14 京まこ h29-15 京憧 h29-16 京穏 h29-17 京純 h29-18 京咲 h29-19 京塞 h29-20 京和 h29-21 京・清澄・美穂子・淡・憧・白望 酔いどれキス魔 h29-22 京優 h29-23 京・清澄 異分子 h29-24 京宥 h29-25 京・清澄 h29-26 京・白糸台 h29-27 京・阿知賀 h29-28 京淡 h29-29 京はや h29-30 京エイ h29-31 京仁 h29-32 京哩 h29-33 京玄 メリーさん h29-34 京淡 h29-35 京真←淡 h29-36 京淡←真佑子 日記風病み過程 h29-37 京真 トラウマえぐり h29-38 京泉 h29-39 京綾 h29-40 京玄 おもち談義小ネタ h29-41 京玄 h29-42 京玄 h29-43 京玄 キャラ付け h29-44 京・清澄 京太郎の進撃 h29-45 京咲 h29-46 京和咲優 h29-47 京怜 h29-48 京豊 h29-49 京健 h29-50 京雅 h29-51 京・久・健夜・はやり・咏・理沙 h29-52 京玄 重さチェック h29-53 京憧玄 h29-54 京泉 h29-55 京衣蒔 神々の遊び h29-56 京玄和咲 ホラーストーキング h29-57 京・清澄 恋愛シミュレーション h29-58 京泉 h29-59 京・清澄 京太郎日記 h29-60 京まこ h29-61 京淡 h29-62 京玄 h29-63 京・清澄 京太郎日記 h29-64 京和 h29-65 京玄 h29-66 京玄 小ネタ h29-67 京玄 小ネタ h29-68 京玄 小ネタ h29-69 京玄 h29-70 京玄 h29-71 京玄 h29-72 京美穂 h29-73 京和 h29-74 京姫 h29-75 京怜竜 h29-76 京玄 h29-77 京玄 h29-78 京豊 h29-79 京憧 h29-80 京智葉
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5662.html
2 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 40 59.16 ID YPUkzQaK0 [1/2] モモの好感度が30上がりました 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 7 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 47 33.00 ID YPUkzQaK0 [2/2] 京太郎「どもー」ガララッ 足手まといだけど、やれるだけはやらないとな。 えーっと……先に部室に居るのは……? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 10 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 54 37.09 ID XDvwKWZs0 [1/3] 睦月「……」ピクッ 睦月「須賀……」 京太郎「あれ?睦月先輩」 睦月「須賀、調子はどうだ?」 京太郎「なかなかのなかなかですね」 睦月「そうか、それなら良かった」 京太郎「?」 変な睦月さんだ。 睦月「……」 睦月(私は……須賀の事が……) 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 12 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 59 22.96 ID XDvwKWZs0 [2/3] 睦月の好感度が20上がりました ーーー 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 18 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 08 22.73 ID XDvwKWZs0 [3/3] 京太郎「街をうろうろするか」 京太郎「よーし。街に繰り出すぞ!」 田舎だけどな ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「まぁこんなもんだろうな」 京太郎「流石田舎」 京太郎「さて、どうしようか」 1.アナウンサーとたまたま会う 2.ゆみさん?どうしてここに? 3.うろうろ 安価下3 24 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 21 54.69 ID 9DmQKnAj0 [1/3] 京太郎「うーんもう少しうろうろするか」 京太郎「もっとうろうろするか」 折角だし! 京太郎「と言っても慣れ親しんだ街だもんな」 京太郎「さて、何処に入ろうかな……って?」 京太郎「制服を着てる女の人が困っている様子だ」 どんな人? 1.魔王 2.ピンクおもち 3.意地悪そう 4,たこす 5.まっこまっこまっこりーん 安価下3 29 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 31 32.82 ID 9DmQKnAj0 [2/3] 京太郎「えっと……」 久「こんな田舎でナンパ?他を当たって欲しいわ」 ナンパ「いいだろ?ちょっとぐらい」 久「はぁ……」 京太郎「よしっ」 京太郎「おい、嫌がってるだろ」ガシッ ナンパ「あ?んだと!?」 ギリギリ ナンパ「っつ……いてぇ!」 京太郎「鍛えた甲斐があったな……もうやめといた方が身の為だぜ?」 ナンパ「ちっ……つまんねえ」スタスタ 京太郎「ふぅ……行きましたね」 京太郎「って貴方は……」 久「あなた……鶴賀の雑用」 京太郎「……」ガクッ 京太郎「須賀京太郎です。咲は元気ですか?」 久「ええ、とても」 久の好感度・依存度判定安価 コンマ判定 安価下1 32 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 38 09.84 ID gfJd+qRW0 [1/2] 久の好感度86 久「助けてくれてありがとう須賀君」 京太郎「いや、当然の事をしたまでですよ」 京太郎「全国大会……鶴賀の分も頑張ってください」 久「そうね、当然よ」 久「あっ……!」 久「ちょっと鶴賀さんに相談したい事が……」ゴニョゴニョ 京太郎「……竹井さん」 京太郎「計算高い人ですね」 久「この偶然にあやかって、ね?」 京太郎「みんなに伝えておきます」 久「はい、これ。私の電話番号とLINE」 京太郎「分かりました」 好感度上昇安価コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 35 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 41 40.40 ID gfJd+qRW0 [2/2] 久の好感度が10上がりました 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 41 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 57 34.02 ID PKxN2EMO0 40 (歓喜) 京太郎「雀荘にいってみよう」 ーーー roof top 京太郎「まあやっぱりここになるか」 まこ「いらっしゃい」 京太郎「あ……」 まこ「ん?あんたは咲の幼馴染の京太郎じゃったか?」 まこ「まぁゆっくりしていきんさい」 京太郎「はい、ありがとうございます」 京太郎「さて、どの卓に座ろう」 ゾロ目ボーナス! 0~20.ちっちゃなプロが居る卓 21~40.シャーマン 41~60.すばらなおもちが! 61~80.プンスコ! 81~99. 上記四人から選べます 43 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 01 46.79 ID m+eAb7w20 42のコンマの結果 詠、良子、はやり、理沙から選べます 1.詠 2.良子 3.はやり 4.理沙 好みのキャラを選らんでください 安価下5 50 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 24 48.34 ID apuacuEX0 京太郎「よろしくーっす」ガタッ まこ(おっ……あの卓は) 良子「this……way」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎「?」 ーーー 京太郎「」 良子「飛び……ですね」 京太郎「もう一回!」 ーーー 良子「飛び……ですね」 京太郎「」 京太郎「もう一回!」 ーーー 京太郎「」 良子「中々筋がいいですけど……始めたばかりですか?」 京太郎「春に始めたばかりです」イジイジ 良子「よければ、また近い内にレッスンしてあげましょうか?」 京太郎「よろこんで!」 良子「ふふっ」 好感度判定安価 コンマ判定 まこ 安価下1 良子 安価下2 53 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 34 03.97 ID +O0mEmZc0 まこ 依存度144 良子 好感度76 京太郎「まさかプロ雀士の戒能良子だったとは……」 京太郎「しかも電話番号までいただいて……いいんですか?」 良子「大丈夫です。モーマンタイ」 京太郎「今日はありがとうございます」 良子「オーケー 」 良子「それではまた会いましょう」 良子の好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 56 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 41 11.55 ID 9DmQKnAj0 [3/3] 良子の好感度が20上がりました 良子「それにしてもあの少年にまとわりつくもの……とてもとても」 良子「悍ましい」 良子「まだ霊やその類いの方が可愛い」 良子「生霊……それも。複数の鬼のような……」 良子「惚れた以上見守らなければ」 ーーー 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ寝るか」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 58 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 49 41.05 ID 30kl6JUB0 [2/2] 京太郎「もしもし?」 良子『京太郎』 京太郎「わっ、良子さんですか」 良子「私では不服でしたか?」 京太郎「そ、そんな事ないですよ!」アセアセ 良子「それなら良かった」クスッ 良子「気をつけてください」 京太郎「?どうしたんですか?いきなり」 良子「あなたは常に危険に晒されている……思い当たる節もあると思います」 京太郎「……肝に命じておきます」 一日が終了しました 86 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 03 30.60 ID 2lp7PkYm0 [1/7] じゃけん始めます 良子の好感度が10上がりました 京太郎「おはよう」 京太郎「……海藻に首を締められる夢をみた」 京太郎「嫌な目覚めだ」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 93 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 07 41.48 ID 2lp7PkYm0 [2/7] 京太郎「よし、学校行くか」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 98 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 10 41.25 ID 2lp7PkYm0 [3/7] このスピード感たまらないです 京太郎「麻雀部に顔を出すか」 ガララッ 京太郎「ちーっす」 足手まといは嫌だからなぁ。 えーっと……先に部室に居るのは……? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 105 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 16 27.29 ID g82PkotF0 [2/3] 麻雀部全員の好感度が30上昇 京太郎「」 智美「」 モモ「」 ゆみ「」 睦月「」 佳織「」 京太郎皆さんお着替え中ならそう言って下さいよ…… モモ……おもちでけえ…… ゆみ「きょーたろーくーん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ モモ「ノックしてって言ったのに……これで二回目っすよ?」 智美「ワハハ、けしからんなー」 佳織「もうっ……」 睦月「ほう……?」 「「「「「出てけー!!!」」」」」 京太郎「ごめんなさい!」ピシャッ ーーー ゆみ「ったく……」 智美「でも、皆は見られて嫌だったかー?」 「「「「「………」」」」」 智美(全く……罪な男だぞ、京太郎) 107 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 21 37.63 ID zhl820980 [1/3] 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 113 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 28 33.08 ID oIiR/dnF0 [1/2] 母は家に居るので安価下採用 京太郎「よし、バイトするか」 京太郎「っても……この時間だから……」 重要な安価です。ゆっくり考えて選らんでください 1.土方 2.麻雀喫茶←危険 3.自由安価 安価下5 119 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 43 34.71 ID sNAg9YEO0 土方「オラァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」 京太郎「ひえええええええぇぇぇ!!」 土方「ちゃんとやれやぁぁぁぁ!!!」 京太郎「はぁぁぁぁぁぁぁいいい!!」 ーーー 土方「ほれ、今日の給料」 京太郎「あざっす!」 土方「お前、手際良かったなぁ」 土方「前もこういう仕事やってたのか?」 京太郎「?やってないでよ?」 土方「そーか、ほれっ行っていいぞ」 121 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 47 17.50 ID cxSwqdDo0 [1/5] 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 130 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 06 53.52 ID wc2nYS/f0 [1/2] 良子の好感度が50上がりました 京太郎「もしもし?」 良子『もしもし』 京太郎「げんきですか?」 良子『ええっ勿論』 良子『嬉しいですね』 京太郎「あはは……」 良子『心配してくれてありがとうございます』 京太郎「当然ですよ!」 良子『……』 良子『アイ ラブ ユーですよ』 プツッ 京太郎「」 ーーー 良子「ふふっ///」 良子「やってしまいました……うぅ」ジタバタ 131 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 12 06.15 ID wc2nYS/f0 [2/2] 良子「ですが……私が観察保護をする必要がありますね」 良子「京太郎……あなたの為なら私は」 良子「どうなってもいい」 ーーー 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 133 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 22 18.20 ID bnyREZM40 佳織の好感度が10上がりました 京太郎「もしもし?」 佳織「もしもしー」 京太郎「佳織さんですか」 佳織「京太郎君、元気ー?」 京太郎「はい!元気です……けど」 佳織「けど?」 京太郎「新たな悩み事が出来てしまいました」アハハ 佳織「もうっ!」 佳織「元気だしなよ!」 佳織「らしくないよ!」 京太郎「……はい」 プツッ 京太郎「って言われてもなー」ゴロンッ 一日が終わりました 138 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 36 46.71 ID g82PkotF0 [3/3] 京太郎「おはよう」 京太郎「……良子さん?」 京太郎「……」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 144 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 00 07.62 ID o7hmJziC0 [1/7] 京太郎「よし!」 京太郎「心機一転!!学校行くぞ!」 ーーー 通学路。 京太郎「……」 京太郎「?」 京太郎「誰かに見られてる?」 ーーー モモ「ふふっ……」 モモ「きょーさん///」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 148 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 07 30.23 ID p2Y7dLyj0 [1/4] 京太郎「……」 京太郎「まだ教室に残るか」 ガララッ 佳織「あ、京太郎君」 京太郎「佳織さん」 佳織「部活に来ないの?」 京太郎「今日は……ちょっと」 佳織「そうなんだ、またね」 京太郎「はい」 佳織「元気出さなきゃ……だめだよ?」 京太郎「ありがとうございます」 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 150 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 15 17.00 ID 8m2zli/g0 [1/5] 佳織の好感度が10上がりました 京太郎「明日は休日か、どうしよう」 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 156 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 56 02.71 ID 8m2zli/g0 [2/5] 京太郎「街をうろうろするか」 ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「まぁこんなもんだろうな」 京太郎「さて、どうしようか」 1.アナウンサーとたまたま会う 2.ゆみさん?どうしてここに? 3.うろうろ 安価下3 160 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 02 23.38 ID LNK8XM360 [1/2] 京太郎「!!!」 あれは!!! 京太郎「すいません!!!」 恒子「んー?」 京太郎「サインください!!!!!」 恒子「いーよ」 京太郎「ありがとうございます!!!」スッ 恒子「はい」サラサラ 京太郎「一生の宝にします」ホロリッ 恒子の好感度判定 コンマ 安価下1 163 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 09 21.80 ID LNK8XM360 [2/2] 恒子の好感度 64 京太郎「連絡先までいただいてしまった……」 京太郎「感激だ!」 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 168 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 19 17.74 ID reDXxg9V0 京太郎「よし、FacebookとTwitterに登録だ!」 京太郎「よしよし」 ーーー 京太郎「知り合い全員フォローしたぞ!」 京太郎「ん?」 京太郎「早速リプライが来た」 リプライ(メッセージ)を送ったのは? 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください TwitterとFacebookに関しては前週キャラなし 安価下6 176 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 38 54.68 ID o7hmJziC0 [2/7] 京太郎「ん?」 京太郎「恒子さんだ!」 こーこー プライベートアカウントでーす キョータロー よろしくお願いします こーこー これからも仲良くしよーねー キョータロー 勿論です! こーこー よろしく キョータロー はい! 恒子 好感度上昇安価 コンマ判定 安価下1 0~30 小 31~60 中 61~99 大 178 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 06 42 29.09 ID o7hmJziC0 [3/7] 恒子の好感度が10上がりました Twitterに登録したことによって自分のこうどうを逐一報告するようになります 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 180 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 46 54.37 ID o7hmJziC0 [4/7] 京太郎「もしもし?」 モモ「きょーさんは私の事……」 京太郎「ん?」 モモ「きょーさんは私の事好きっすか?」 京太郎「……」 京太郎「お前も……か?」 モモ「ふふっ……」 モモ「私……きょーさんを独占したいっす」 安価下 1.好き バッドエンド 2.付き合えない 3.嫌い 安価下 7 重要な安価です。よく考えてください 188 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 11 21.71 ID 8m2zli/g0 [3/5] ゾロ目出しちゃったね…… 元々は依存度50上げるだけのつもりだったのに ゾロ目ボーナス!! モモの依存度が100上がりました 京太郎「ごめん」 モモ「……」ギリッ 京太郎「付き合えない」 モモ「なんで……っすか?」 モモ「私……きょーさんのタイプな筈っすよ?」 モモ「胸だってきょーさんの為に……!!」 京太郎「ごめん」 モモ「加治木先輩っすか?智美先輩っすか?」 京太郎「……」 モモ「どっち……?」 京太郎「……」 1.黙って電話を切る 2.答えない 3.ゆみ 4.智美 5.自由安価 安価下5 195 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 26 55.22 ID 8m2zli/g0 [4/5] 京太郎「まな板が好きなんだ……」 京太郎「ごめんな、モモ」 モモ「別の人……すね」 モモ「きょーさん」 京太郎「ん?」 モモ「絶対堕としてあげます」 プツッ 京太郎「はぁ……色々増えて来たなぁ悩み事が」 一日が終わりました 198 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 42 13.49 ID cxSwqdDo0 [2/5] モモ「……」 意中の彼の写真。 沢山撮った。 全部携帯の中。 今の携帯は無音で撮影出来るから便利だ。 モモ「ふふっ」 モモ「きょーさんきょーさんきょーさん」 モモ「きょーさん」 モモ「きょーさん」 モモ「きょーさん大好きっす」 ずーっと見守り続けよう。 我慢が続くまで。 200 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 48 18.34 ID 0LKhNjh70 [1/7] ゆみ「……」 ゆみ「私は、すきになってしまったのか?」 ゆみ「須賀京太郎……」 ゆみ「京太郎君」 ゆみ「京太郎」ボソッ ゆみ「……!!!」カァァァァ ゆみ「///」 ゆみ「心臓にわるいな、もう///」 201 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 52 39.50 ID pEw4pCWH0 [1/2] 智美「うーん」 智美「皆好きなんだよなー」 智美「ゆずってあげたいけどなー」 智美「ワハハ」 智美「やっぱりゆずれないぞー」 202 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 58 15.04 ID i84Y8aPH0 [1/5] 佳織「うぅ……///」 佳織「好きになっちゃったよー!」 佳織「どうしたらいいんだろう」 佳織「京太郎君の馬鹿馬鹿!!」 佳織「うぅ///」 佳織「どうしよう……」 203 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 00 39.18 ID i84Y8aPH0 [2/5] 睦月「……」 睦月「恋をしてしまった」ズーンッ 睦月「むぅ」 睦月「どうしたらいいんだろう」 睦月「うーん」 睦月「悩んでも仕方ない!」 睦月「寝よう!」 204 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 02 20.33 ID i84Y8aPH0 [3/5] まこ「……」 まこ「鶴賀の一年」 まこ「咲の知り合い」 まこ「わしがやってしもうた」 まこ「好きになってしまうとはのぉ」 まこ「一生の不覚じゃ」 まこ「京太郎……か」 まこ「また会えるといいのぉ……」 205 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 03 59.19 ID i84Y8aPH0 [4/5] 良子「私が養う」 良子「私の物」 良子「私のボーイフレンド」 良子「私だけの物」 良子「誰にも渡さない」 良子「幸せに」 良子「二人だけの未来」 良子「二人だけの居場所を……」 良子「求めます。絶対」 207 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 06 18.71 ID i84Y8aPH0 [5/5] 朝 京太郎の部屋 京太郎「ゆみさんに伝えた清澄の部長が言ってた件、どうやら承諾したみたいだな」 京太郎「ゆみさんが明日からの合宿に誘ってきてる」 京太郎「夏休みだから参加してもいいけどなぁ……」 京太郎「どうしよう」 京太郎「折角だし。思い出作りに行こうかな?」 1.参加 2.不参加 安価下6 214 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 24 12.23 ID S4PnUnkc0 [1/4] 惨劇?何の事かな?(すっとぼけ) いいタイミングでゾロ目だしゃいいんだから大丈夫大丈夫 京太郎「勿論……」 京太郎「当然参加だぁ!」 ウルサイッ ーーー 朝 京太郎の部屋 京太郎「今日から夏休みだ!」 京太郎「なにをしよう」 (夏休み中は毎日行動が一回に制限) (合宿中は別) 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.デートに誰かを誘う 9.明日に備えて休む 10.自由安価 安価下4 220 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 30 31.38 ID S4PnUnkc0 [2/4] 京太郎「街をうろうろするか」 ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「そろそろ飽きてきたな」 京太郎「さて、どうしようか」 1.ゆみさん?どうしてここに? 2.咲? 3.うろうろ 安価下4 226 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 44 19.87 ID 0LKhNjh70 [2/7] 京太郎「ゆみさん」 京太郎「どうしてここに?」 ゆみ「京太郎」 京太郎「なんでしょう?」 あれ?呼び捨て? ゆみ「長野はいいところだな」 京太郎「そうですね、自然とか人も素晴らしいです」 ゆみ「……」 ゆみ「私は君が好きだ」 / .. . ... / ヘ\/ヘ ... 丶 ヽ ,' . / . /ミミヘ/彡ヽ .. 丶..ヽ {コ 。 . ! . ! ゛ ゛"" ゝ .. l ヽ ! コ ヽヘ_-‐ ! ヽ ! ‐-ヽ- ! i! / !^‐‐ レ! ゝヘ-‐-、,ヽ} l /,^^ . ./ノ .ヽ . .. ゝ i! ../ノ' .. .  ̄ レ '-、、 、一 ‐、' .. .. \ "レ"フ .. /,〟 ‐‐ ‐‐-_ ゞ .. .. 「 ゝ-ヽ / .. ノ ≠==-z z≠=r、 .. .....\ ∠_ ノ/へゝ,Pゆミ lPか `ヘヽヽ ヘ. _ >ゝ !「∨!" { !ヘ " ̄ \\\\  ̄ .i/ノ 川 i ゝ i!l ! .lヽ iゝiヽ \\\\\,\ \\ !ソ.. ソ !i li l !i !\ ノ ヾ i! il l ii ! ....ヘ, ‐- イ i! i! i! i ii !ゝ ∠ l l! !i i! i! l ii 人 ゛> /i入 ! i !l ! !i! { ii _ 〆巛 丶 , /丶 〟、 l !i ! l巛巛巛巛巛ヘ / ∧ヽ ソ巛巛ミミゞゞ ゆみ「私は君が欲しい」 京太郎「!」 1.「俺もゆみさんが欲しい」 2.「ごめんなさい」 3.自由安価 重要な安価です 安価下6 233 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 54 09.18 ID 0LKhNjh70 [3/7] ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | ∧ ∧,イ Ⅵム - - イ // _ヽl\ //イ__ |////} ` ー ´「////| |////| . / |/[__}/| ,...<////∧ , |/////> 、 , <///////////\ ///////////> 、 , </////////////////}____{/////////////////> 、 //////////////////////| |////////////////////∧ {/////////////////////∧ ,'//////////////////////} |//////////////////////∧ ////////////////////////| 京太郎「俺もゆみさんが欲しい」 ゆみ「!!」 ゆみ「そうか、ありがとう」 ゆみ「嬉しいな」 京太郎「俺もです」ギュッ ゆみ「京太郎っ///」ギュッ ーーー モモ「あれー?きょーさん」 モモ「まな板の子が好きとか言ってたっすよね?」ギリギリ モモ「おかしーっすありえねーっす」 234 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 56 15.34 ID 0LKhNjh70 [4/7] ゆみが彼女になりました 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 京太郎「おれが……ゆみさんと、えへへ」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下3 238 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 00 32.94 ID 0LKhNjh70 [5/7] 京太郎「恒子さん」 恒子『やっほー!』 京太郎「テンション高いですね……」 恒子「おらぁー!もっと絡めー!」 京太郎「もしかして酔ってます?」 恒子「よってねーよーだー!」 恒子「うおー!!!!」 プツッ 京太郎「寝よ」 一日が終わりました 恒子の好感度が10上がりました 242 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 29 58.69 ID iSfnMOfG0 [1/6] (合同合宿は原作準拠) ワハハカー 智美「ワハハ。行くぞー」 ブルルルンッ 京太郎「ぎゃーっ!」 ゆみ「蒲原!もう少しなんとかしろー!」 睦月「ーー!」 モモ「キャー!」 佳織「うぅ……」 ーーー 旅館 京太郎「おえっ……」 京太郎「着いた……」 245 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 43 06.40 ID Chgd6G9d0 [1/9] 透華「だらしないですわね」 ゆみ「龍門渕……」 純「煽るなよ?」 一「透海の悪い癖だね」アハハ 智紀「おはよう……ございます」 衣「鶴賀の……また全身全霊を持って衣を愉しませてくれ」 ゆみ「あぁ……出来る限りな」 智美「頑張るぞー」ワハハ 佳織「負けてられない!」 モモ「……」 睦月「頑張らないとな」 好感度判定安価 安価下1 衣 安価下2 透華 安価下3 純 安価下4 智紀 安価下5 一 254 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 09 25.61 ID +rIXsr0U0 [1/6] (今回の他校はあくまでオマケです。ヤンデレらない限り) チッ(大声) 衣 3 透華 18 純 133 智紀 10 一 56 衣「……凡愚」 ーーー 京太郎「お、風越のみなさんだ」 好感度判定安価 コンマ 美穂子 安価下1 華菜 安価下2 未春 安価下3 純代 安価下4 星夏 安価下5 263 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 24 44.01 ID 2lp7PkYm0 [4/7] ケッ(大声) 美穂子 27 華菜 73 未春 34 純代 60 星夏 67 京太郎「うーん何しよう」 1.鶴賀の所へ 2.清澄の所へ 安価下4 270 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 44 58.31 ID S4PnUnkc0 [3/4] 京太郎「おーい咲ー」 咲「京ちゃん!?」 咲「来てたの?」 京太郎「おいおい、麻雀部だって言っただろ?」 咲「そう言えば……」 京太郎「ひどいなおい」 和「咲さん!」タタッ 和「あれ……貴方は……?」 京太郎「おまえ……もしかしてネトマの……」 ーーー 京太郎「いやーネトマの時はお世話になったなー」アハハ 和「キョータローさんでしたか。偶然ですね」 優希「おお、お前が京太郎か」 優希「よろしくだじぇ」 京太郎「おうっよろしく」 好感度判定安価 咲 安価下1 和 安価下2 優希 安価下3 276 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 57 04.74 ID 0LKhNjh70 [6/7] …… 咲 42 和 24 優希 34 京太郎「皆すごいな」 京太郎「人外だな、本当」 京太郎「俺なんかが混じったら処刑だな、公開処刑。うん」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~30 モモ 31~50 睦月 51~99 自由安価(好きなキャラを選んでね) 安価下4 282 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 07 51.88 ID +rIXsr0U0 [2/6] 睦月「京太郎」 京太郎「あ、睦月さん」 睦月「京太郎は打たないのか?」 京太郎「俺は……ダメですよ」 京太郎「足手まといです」 睦月「……」 睦月「そんなことはないさ」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 286 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 17 22.22 ID zhl820980 [2/3] 睦月の好感度が30上がりました モモ「……へぇ」 ーーー 京太郎「さーて何をしようかな」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~40 41~99 自由安価(好きなキャラを選んでください) 安価下3 292 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 34 58.09 ID KBc5oVh50 咲「京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「京ちゃんは打たないの?」 京太郎「やめてくれよ」ハハッ 京太郎「一人で地道にやるよ」 咲「ふーん」 京太郎「なんだよ」 咲「なんでもないっ」フイッ 京太郎「うわっ、なんだよそれ、ひどいわー」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 295 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 41 53.02 ID pEw4pCWH0 [2/2] 咲の好感度が20上がりました 京太郎「さて、何をしようかな」 京太郎「……」 京太郎「モモを見ないな」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~40 モモ 41~99 自由安価(好きなキャラを選んでください) 安価下3 299 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 48 54.33 ID Chgd6G9d0 [2/9] スゥ ギュッ モモ「きょーさん♪」 京太郎「うわっモモか」ビクッ そう言えばこいつ……俺の事が。 京太郎「練習はいいのか?」 モモ「今日はもう終わりっすよ♪」 モモ「えへへ」ギューッ ゆみ「京太郎……何をしてるんだ?」ジトー モモ「先輩には関係無いっすよー」フイッ 京太郎「モモ!早く離れてくれっ!」 モモ「えーっ」スッ ゆみ「京太郎……後で話がある」 京太郎「……はい」 モモ(ふふっ) 好感度上昇安価 コンマ判定 0~20 小 21~40 中 41~99 大 311 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/05/11(日) 12 06 33.87 ID iSfnMOfG0 [4/6] 訂正 モモの依存度がMAXになりました(ゲス顔) 旅館の外 茂み ゆみ「……」ザッザッザ 京太郎「待ってください!ゆみさん!」 ゆみ「……」ピタッ 京太郎「ゆみさん!」 ゆみ「名前で……呼んでくれ」 京太郎「ゆみ……」 ゆみ「分かってはいるさ……でも嫉妬してしまうんだ」 京太郎「ごめん、俺が悪かった」 ゆみ「……抱いてくれ」 京太郎「ここで?」 ゆみ「構わない」 ゆみ「愛してる証を残してくれ」 ーーー モモ「……殺す」ガチガチガチガチ 312 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 12 56.45 ID 0LKhNjh70 [7/7] 京太郎「さて、夜になったな」 京太郎「当然俺は別室だけど……」 ドクンッ 京太郎「ゆみが心配だな」 京太郎「どうする?」 1.ゆみに会いに行く 2.風呂を覗く 3.モモに会いに行く 4.睦月に会いに行く 5.自由安価 勿論重要な安価です 安価下6 321 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 24 13.61 ID iSfnMOfG0 [5/6] 京太郎「風呂を覗くか」 京太郎「ゆみの安全も分かるし」 京太郎「うん。そうしよう」 ーーー 京太郎「……」 智紀さんも和も素晴らしいおもちをおもちだ…… 素晴らしい素晴らしい素晴らしい!! 生きてて良かった! 京太郎「……ゆみ?」 いや、鶴賀の皆が風呂に入っていない。 どうする? 1.ゆみを探す 2.様子を見る 3.自由安価 安価下5 327 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 32 21.00 ID iSfnMOfG0 [6/6] 326 MOM 京太郎「!」ダッ 京太郎「!!」ダダダ ーーー 旅館の外の茂み 京太郎「ゆみ!」 ゆみ「京太郎?」 京太郎「良かった……」 ギュッ ゾロ目ボーナス! ゆみ「???」 ゆみ「どうしたんだ?私はモモに呼ばれて来たんだが?」 京太郎「俺の感が正しければ……はやく来い!」グイッ ゆみ「わっ……わわ、どうしたんだ?」 0~20 モモ 21~30 睦月 31~99 旅館到着 331 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 37 30.38 ID 2lp7PkYm0 [5/7] 旅館 京太郎の部屋 京太郎「はぁはぁ……!」 ゆみ「どうしたんだ?」 京太郎「今日はずっと俺の部屋に居るぞ」 ゆみ「えっ?」 京太郎「俺が守ってやるからな……!」 ゆみ「詳しく説明してくれないか?」 京太郎「ゆみはモモとおそらく睦月先輩に命を狙われている」 ゆみ「にわかに信じ難い話だな」 ゆみ「何をもってその話を信じたらいい?二人とも私の大事な後輩であり、仲間なんだ」 京太郎「……」 1.分からない 2.勘だ 3.信じて俺と来い! 4.自由安価 安価下5 337 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 58 03.14 ID oIiR/dnF0 [2/2] 京太郎「信じて俺と来い!!」 ゆみ「……分かった」 ゆみ「……」 ギュッ ゆみ「正直……不安なんだ」 京太郎「わかってる」 ーーー コンコン 京太郎「なんだ?」 モモ「きょーさん」 京太郎「部屋には入って来るなよ?」 モモ「どうしてっすか?」 モモ「むっちゃん先輩も入りたがってるっす」 京太郎「眠いから寝かせてくれ」 ゆみ(モモ……!本当に!) ギュッ 京太郎「……」 ゆみ「……」ガクガク 0~20 誰か来てその場を凌ぐ 21~40 侵入される 41~60 モモと睦月が諦める 61~99 その場を二人で窓から離れる 340 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 18 57.08 ID 4UbNkIMo0 京太郎「ゆみ」ボソッ ゆみ「!」 京太郎「行くぞ」ボソッ ガララッ ーーー モモ「きょーさん!!」バンッ 睦月「……」 モモ「居ない」 睦月「……窓からか」 モモ「追いかけるっすよ……」 ーーー 京太郎「はぁはぁ……!」ダダッ ゆみ「!」ゼェゼェ 京太郎「くそっ!途中タクシーがあれば!」 0~50 睦月襲撃 51~99 タクシーがたまたまやってくる 347 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 34 42.53 ID p2Y7dLyj0 [2/4] 341 341 京太郎「タクシー!」 ゆみ「止まってくれ!!」 ーーー 運転手「二人ともボロボロだねぇ……どうしたの?」 京太郎「いやぁ怖い怖いストーカーに追われてて……あはは」 ゆみ「馬鹿っ……」ギュッ ーーー 京太郎「さて、警察行くか」 ゆみ「当然だな」 手を繋いでーー ラスト安価判定(よくぞここまで) 安価下12まで判定 最も多い物が選ばれる 0~50 モモ、睦月 逮捕 51~90 捕まらない 91~99 京太郎、ゆみ 監禁 364 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 45 24.18 ID p2Y7dLyj0 [3/4] 警察「はい、はい」 警察「確かに」 京太郎「……」 警察「捕まりましたよ、その二人」 警察「家の中も見させてもらったら貴方の写真や凶器の類が沢山」 警察「二人とも沢山の凶器の所持もしてました」 京太郎「……」ゾクッ ゆみ「でも……!」 警察「ええ、逮捕ですよ」 警察「これからも気を付けてくださいね」 365 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 47 25.88 ID p2Y7dLyj0 [4/4] 京太郎「……」 ゆみ「ありがとう」 京太郎「いえいえ」 ゆみ「まるで騎士のようだな」 京太郎「ゆみがお呼びならいつだって助けに行きますよ」 ゆみ「ふふっ」 ゆみ「……」クイッ 京太郎「!」 チュッ ゆみ「これからもよろしく」 京太郎「……///」 敵わないなぁ。 371 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 54 08.98 ID zhl820980 [3/3] エピローグ 京太郎「よし、どこに行く?」 沢山の困難を乗り越えた。 京太郎「え?」 京太郎「それは困るなぁ」 沢山愛し合った。 京太郎「決めてくれよ」 気付いたら先輩と後輩の垣根を越えていた。 京太郎「俺もどこでもいいからさ」 一緒に入れたら、それだけで幸せだ。 京太郎「え?」 京太郎「ーー俺もゆみとならどこでも良いよ」 これからも一緒だ。 , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { _ ___,-、 __  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 { Y´ / ' }- 、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r  ̄ { { | / _ }、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / | 乂_人_/、_/ / \ / //从 l∧\ ,\ | /イ/ }==  ̄ ̄ ̄ ー く / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j' / \  ̄ ̄ ー∧ _, 从 , \ ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ / / ' ∧ \ / |/> , / {(从_| -- ´ 「/// | { |/ ̄}} |////|_ | _,. <|///|| l/////` | _,.. -=<///// \//} ,r-/////// | <//////////////////∧-- 、 {///////l{ 377 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 59 58.98 ID Chgd6G9d0 [4/9] ゆみ「どこでもいい」 気付いたら好きになっていた。 ゆみ「京太郎が決めてくれ」 沢山助けてもらった。 ゆみ「ふふっ気楽に決めてくれ」ニコッ 愛を誓った、何度も。 ゆみ「そうだな……」 一目惚れだったのかも知れない。 ゆみ「本当にどこでも良いんだ」 一緒に居たい。 ゆみ「……京太郎と……たら///」ボソッ ゆみ「京太郎とならどこでも良い」ニコッ 私だけの騎士様。 愛してるよ。 / / . ∧ / ∧ . . . 〈 . . .. \ {/ . ./ミ∨/彡ヘ . . . ヽ. . . .. 〈 . ./`⌒^゙"^⌒´| . . . .. 、. . . .. | |i . .i |i . . . . . \ . . | . | || . .| 八 . . . . .\ \| .... | /¨ニ=- リ . i| ¬ト ´ ̄\「\ . . .ー=ニZ_ | ¨ニ=- / . ノリアテ斥 ァ弍斥仆 . . ___;; >/ ¨¨ニ=, ∠..ノ. ./ 小 乂゚ツ 乂゚ツ从 . .厂). .| ∨ / / イ八ノ {_ハ , ////⌒\ /. ⌒´ / . \ 八 , ーく / '⌒\_) / ; . / _厶ィ ` ´ イ / //⌒\__) / | /| .厂 | . . |> _,、</ /∨ _ --、__) __,,厶 |/´∨ | | . | | /-ヘ / ____,,) (____ ’ | |/\| |_, イ ∧ /∧ ゙マ/ (_____ `' │ ´\___/| 〉- 〈 ∨/ ∧ 〈_ (__,、 \_〉 ゙. / | . | , \∧ ‐=ニ..,, (___, \_ノ ∨ ∨ | ∧ `ヽ7 -=ニ,, ___/∧ } 〈 |\ / |/ // `、 }| 〉7 ⌒ン ノ ∨ | `〈 | ,// \_,,八 ∨/ / ∧ 人 \ │/  ̄\_〉 / ̄\_ イ| 379 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 14 01 30.15 ID Chgd6G9d0 [5/9] ,, ''" "' 、 ´ ヽ / ヽ , ヽ ハ ', / / / ! ', , ハ / / ./ / /| |! ', ' ! ないない l' /{ ,' ,イ/__!__ !__ | | ノーウェイノーウェイ | { .! !./ ̄ !| j ヾ ̄ | | | 、 /ヾ {___|/ lヽ /!/__ __| | |、 \ ' /\ _二ニ x,,\ _/ z ニ二__ | ,' \ ヽ .// |\\! {////} {////イ ! |/ \ヽ 〃 | l ヽヘソ ヽヘソ ! ! ヽヽ / ! |', ' | | ヽ} | 八 _ /! / | / . !_ヽ イ| / | |レ / ,> ィ'"|_ `.!// |/ ./-''" / | ¨ |ハ !\\ , イ ヽl_ _,,/ ヽ ` ゙ イ ,ハ_ヘ }< > '" { /////〉 l ゙ < > ''" l / {//// \ j ゙ < 382 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 14 03 13.35 ID Chgd6G9d0 [6/9] . -‐──‐- .. /. . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . 、 . . . . . . ../. . . .. . . . . . . . . . . . . . . . .\ /. . . . . /. . ./. . . . . . . |i. . . . . . . . ., . .,. /. . ./. . /. ..λ. . . . . . . .. |i. . . . ..i|. . .′’. .. . /. . /i|. .| Ⅴ. . ... . .. j. ト、. . .i|. . . .|. . ,. ,. . . .i|. .λ从i | Ⅴ. /|/,/ |/|/j {|. .|. . .′ ′.八. .| Ⅴ/ | |. .}. . | |. . . . 从ゝ ,.二 ,二..._ /./ . . .| |. .. . . .| l.〃⌒^ ^⌒~ヾ .イ. . . . .| 八. . ∧ム ' /ノ. . . . / \. . . 込 v ァ ′. . . / \. 、> イ /. / /./ ノ` ‐‐ <\ ≦. ,. . . ./ / i| l} \. ′\ /7. .;≦ 八. / ヽム. . ′ ,. ´;. . .′ \/′ / ′.|≧ 、. ハ |. . | ∧ /. / |. | λ / i| 八. .| ∧. . ′ ′. |. ′/ Ⅴ. /. i| 、{ ∧. ′. /. 八 / Ⅴ カンッ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6465.html
89日目・朝- 京太郎「あれ、つまりみんなではやりさんが取ったホテルに?」 華菜「あたしと宮永以外なー」 はやり「だってひとつ屋根の下に男女が二人きりなんて、ね☆」 白望「良くない」 京太郎「じゃあ、放課後はそっちのホテルに行けば会えると」 はやり「会いに来てね♪」 恭子「待っとるよー」 淡「お土産よろしく!」 京太郎「おう」 京太郎(さて、今日の放課後はどうするかなー) テクテクテク 京太郎「ん、歩かぁ」 歩「歩かぁ、じゃないよ……しばらくいなかったけど、久しぶり」 京太郎「久しぶりだなぁ、会えなくてさびしかったぞ~」 歩「ま、まぁ私も寂しくは」 京太郎「やべ、今日も時間割聞きそう」 歩「……はぁ」 授業- 京太郎「次は?」 歩「なんだっけ?」 京太郎「え?」 歩「冗談」 京太郎「ふぅ……」 京太郎「ラーメン!」 教師「おいしい」ズルル 歩(ダメだ、クラスの連中全員京太郎のラーメンにやられてる)ズルルッ 昼- 京太郎「さて、昼昼~」 京太郎「歩、ところで最近どうだー」 歩「麻雀ならたまに勝てるようになってきた」 京太郎「あいつらにたまに勝てるって十分化け物くさいな」 歩「……あれ、しないでよ?」 京太郎「あぁ、喰うのはもうちょっと歩が大きくなってからだなぁ」 歩「うわぁ、これ以上成長しませんように」 クラスメイト(な、なんの会話なんだ……) 放課後- 京太郎「さて、今日はどうするかなっと……」 京太郎「今日は野暮用が」 歩「まぁ良いけど」 京太郎「さて……」 京太郎「せっかく来てくれてるんだしな、行くか!」 京太郎(ホテルについたら誰かに部屋番号とか教えてもらわなきゃな) ホテル前- 淡「京太郎~!」バッ 京太郎「うおっ」ガバッ 京太郎「突然抱きつくな危ない」 淡「え~」 京太郎「えーじゃない、とりあえず部屋に案内してくれ」 淡「うん!」 部屋- 京太郎「お邪魔しまーす」 はやり「京ちゃん、いらっしゃい♪」 恭子「うん、いらっしゃいや」 京太郎「麻雀ですか?」 はやり「うん、異能無しだけどね」 京太郎「自力が大事ですもんね、シロ……じゃない!?」 華菜「せっかくみんないるんだから参加ぐらいするし、ちなみにシロはそこ」 白望「ん、京だ……あれ、咲は?」 京太郎「いや、昨日と違って今日はいないだろそりゃ」 白望「そっか……」 京太郎「気持ちよさそうに寝てる……」 京太郎「ん~普通に良いなこの部屋、景色も良いし」 淡「私長野ってもっと田舎かと思ってた!」 京太郎「まぁ俺の家の方とかは結構田舎だけどなぁ、って失礼な奴だな、そりゃ東京と比べれば」 淡「いやぁ、でもちゃんと大きいホテルもあるし安心したよ~」 京太郎「なによりだ」 京太郎「それにしても、あれからどうだ?」 淡「うん、超絶好調だよ、京太郎のおかげだね!」ニコッ 京太郎「お前のためになれたならなによりだよ」フッ 淡「京太郎って優しいよね、私そういうとこが好きだよ」 京太郎「っ、お前なぁ、そんなこと」 淡「あれ、私本気だけど?」 恭子「」 白望「」 はやり「」 華菜(とんだ状況にはちあわせたし、帰りたい……) 淡「えへへ」ニコッ 京太郎「お、おう……」 淡「返事、帰るまでには聞かせてほしいなー」 京太郎「お、おう……」 華菜(あ、心神喪失してるな、あれ) 京太郎(ふぅ、自分を取り戻したぞ!驚いたけど、どうしようなぁ……) 白望「京太郎」 京太郎「?」 白望「……鼻の下伸びてた」 京太郎「んなわけないだろ、色々と混乱してるんだよ」 白望「優しいから、気にしなくても良いのに……」 京太郎「普通に考えてするだろ」 京太郎(お前だけじゃなくて咏さんともなのに、これどうすんだよ俺ぇ……) 京太郎「大罪のことで、知ってることってあるか?」 白望「熊倉先生の話だと、大罪は昔からあって……私たちのだいぶ前には大沼プロとかトシさんもだったとか」 京太郎「うわ、マジか、なるほどな大沼プロが暴食のことを知ってたのも納得だ」 白望「まぁ、細かいこととか詳しいことならはやりさんに聞いた方が早いと思うよ?」 京太郎「なるほどな、そうしてみるわ、でもありがとなシロ」ニッ 白望「うん」フッ 夕方2- 京太郎(んっと、次は誰と話すかな?) 京太郎「そういえば池田、美穂子さんが心配してたぞ?」 華菜「ん、なんでキャプテンが?」 京太郎「そりゃお前がおかしいって」 華菜「ん、おかしいって?」 京太郎「さぁ?」 華菜「……ん~」 京太郎「まぁ、美穂子さんをあんま心配させんなよ?」 華菜「わかってるし」フッ 京太郎「風越の方はどうなんだ、最近は?」 華菜「普通だし、合同合宿の成果もあってみんな強くなったけど……来年、出るのはまだまだ頑張る必要があるな」 京太郎「来年はお前がエースか、大丈夫か風越」 華菜「失礼な奴だし!これでもあの宮永とまともにやりあったし!」 京太郎「衣がいたからな」 華菜「くそっ、来年も全員残ってるなんて汚いしっ!」 京太郎「優勝の座は龍門渕がもらうとしよう」 華菜「勝手に言ってろし!」ケッ 京太郎(んっと、どうするかー) 京太郎「はやりさん~」 はやり「ん、モテモテだね京ちゃん☆」 京太郎「勘弁してくださいよ~」アハハ はやり「まぁ良いんだけどさ☆」 京太郎「そういえば大罪って先代とか居たんですね?」 はやり「そうだね、世代に渡って引き継がれていくんだよ、大罪は」 京太郎「へぇー」 京太郎「大罪は十数年前から持ってるって言ってましたけど、はやりさん、使いこなせるようになったのってすぐだったんですか?」 はやり「うぅん、まぁ~色々あったんだよね☆」 京太郎「色々ですか?」 はやり「うん、色々……どうしても知りたかったら、私の世界にもう一回来てくれるかな?」 京太郎「ん……?」 はやり「気が向いたらで良いからさ、色々教えてあげちゃうゾ☆」 夜- 自宅- 京太郎「さて、どうするかなー」 京太郎「さて、ちょっくら出かけるかなー」 京太郎(夏場の夜風は良いなぁ) 京太郎「あれ、美穂子さん」 美穂子「あら京太郎君?」 京太郎「こんな時間にどうしたんですか?」 美穂子「ちょっと必要なものがあって買い物をね、それで帰ってきたところよ」ニコッ 京太郎「そうですか~、でも心配なんでちょっとそこまで送っていきますよ」 美穂子「あら、ありがとう」ニコッ 美穂子(いつもと、違う匂いがする……?) 自宅・自室- 京太郎「次は、メールか?」 京太郎「誰からだろ」 京太郎「照さんからだ」 差出人:照 本文『淡と咲が京ちゃんの家に泊まったって?』 京太郎「淡か」 本文『何もなかったですよ』 差出人:照 本文『わかってるけど、長野に行く機会があったら泊めてね?』 京太郎「いや照さん自宅が……いや」 本文『良いですよ、楽しみにしてます』 差出人:照 本文『うん、楽しみにしてる』 京太郎「次は、灼さん?」 差出人:灼 本文『ハルちゃんが最近テンション高いんだけど、なにか知ってる?』 京太郎「ん?」 本文『なんにも知りませんよ』 差出人:灼 本文『なら良いんだけど、そういえば月末前にまたそっちに行くかもしれないから』 京太郎「あー」 本文『清澄にリベンジですか?』 差出人:灼 本文『うん、今度は勝つからね、そしたら連絡するから来てね?』 京太郎「もちろん」 本文『楽しみにしてますね!』 差出人:灼 本文『うん、おやすみ』 京太郎「おやすみっと」 京太郎「さて、寝るかなー」 カピー「カピ!」 京太郎「あれ、久しぶりだなぁ」 カピー「カピ!」クウキヨンダンダヨ 京太郎「そっか、さて一緒に寝るかー?」 カピー「カピ」アソンデ! 京太郎「んー」 京太郎「さて、ほらほら、ここがええんかここが!」ワシャワシャッ カピー「カピッ!」ハゲシッ 京太郎「げへへへっ」 カピー「ピカー!」 京太郎(それは違う) 89日目終了- ?- 京太郎「またか」 ?「そういうな」 京太郎「あ、久しぶり……」 ?「うん、今日はどこに入るんだ……着いて行くよ、前みたいに」 京太郎「そりゃ助かる」 「ずいぶん肩入れするな」 ?「場合によっちゃ、必要だからな」 「どこに行く?」 京太郎「ん、あぁ……」 京太郎「じゃあシロに会いに行くかな」 ?「じゃあ私は待ってようか」 京太郎「え?」 ?「危険もないだろうしね」 京太郎「あ、じゃあ行ってくる」ギィ 「せいぜいあがけよ」 バタンッ 京太郎「あれれ、部室?」 白望「いらっしゃい」グテー 京太郎「おう」 白望「……する?」 京太郎「しねぇよ!」 白望「残念……」 京太郎(興奮します) 京太郎「そう言えば、シロはもうしてほしいこととか助けてほしいことはないか?」 白望「……」 京太郎「お前が驚いた顔してるのも新鮮だな、どうした?」 白望「いや、この状況で他人を心配できるってすごいなって」 京太郎「はぁ?」 白望「うぅん、頑張って……色々と」 京太郎「おう……?」 ?- 京太郎「あれ?」 「戻ってくるのは当然だろ、ここはお前の世界なんだから」 京太郎「暴食?」 「そこに関しては強欲が詳しいよ、お前は特殊だからな」 ?「あぁ、だけど、味方がいるってことを忘れるな?」 京太郎「お、おう?」 「せいぜいあがいて見せてくれ」 ?「またお前は……無事を祈るよ、な?」 京太郎「うん……?」 90日目・朝- 京太郎(はやりさんたちがいつ帰るのかも聞かないとだなー) テクテクテク 京太郎「おう、衣じゃないか!」 衣「京太郎!」タタタッ 京太郎「最近はどうだー?」 衣「調子が良いぞ、これなら全国には県大会決勝の実力を出せる!」グッ 京太郎「そりゃ期待だな!」 京太郎「さて、行くかー」 衣「そうだな!」 授業- 京太郎「さて?」 歩「はいはい」スッ 京太郎「おし!」 教師「須賀君、私にマフラーを編んで!」カァッ 京太郎「別に構いませんけど」クイクイッ 歩「はい、今は夏ですよー」 昼- 京太郎「さて、昼だな」 京太郎「一、二人だけで良かったか?」 一「う、うん!な、なんでボクだけ誘ったの!?」 一(あぁ、動揺する!?) 京太郎「いやぁ、たまにはお前と二人きりも良いかなってなぁー」モグモグ 一「そ、そうなんだ……」 一(これ、いい感じに来てる!?)グッ 京太郎(どうした、なんか静かだけど元気だな)モグモグ 放課後- 京太郎「さて、今日はどうするかなー」 京太郎「おっす!」 透華「久しぶりですわね!」 京太郎「そうだな、すまんすまん」 智紀「取材の話、学校に来てたよ」 京太郎「え」 透華「京太郎、私より目立つのは禁止ですわよ!」 京太郎(ダル……) 京太郎「そう言えば智紀、東京の白糸台と岩手代表宮守高校の情報があるぞ」 智紀「ん、ありがとう、ただナンパしに行ったわけじゃなかったんだね……」 京太郎「なにをおっしゃいますか、この俺とて伊達に麻雀部員じゃないって」グッ 放課後2- 京太郎「さて、次は」 京太郎「歩ー、調子はどうだ?」 歩「別に、いつも通りだけど……」カチカチ 京太郎「デジタルを目指してるのか?」 歩「うん、原村和だっけ、あの子みたいにできれば良いんだけど……」 京太郎「でも、異能はあるんだろ?」 歩「それでもデジタルを覚えておくに越したことないし、アナログよりは頭良さそうだし」 京太郎「色々敵に回すなぁ」 歩「別に良いよ、勝てるならさ」 京太郎「……楽しいか?」 歩「楽しいけど?」 京太郎「そーか?」 歩「うん」 夜- 自宅- 京太郎「帰ってきたな、どうするかなー」 京太郎「さて、出かけるわー」 京太郎(夏、虫多いんだよなぁ) 京太郎「あれ、原村さん?」 和「須賀君、丁度良かったです」 京太郎「丁度、とは?」 和「……今度の土曜日、清澄に来ていただけませんか?」 京太郎「え?」 和「最後に、貴方と打ってみたい」 京太郎「え、それって」 和「鶴賀か龍門渕以外の生徒を誰か一人を連れてきてください、私はゆーきと打ちます」 京太郎「そんな突然!」 和「ですから、用があるなら結構ですから……お願いします」ペコッ 京太郎「あ、え……」 和「では……」クルッ タッタッタッ 自宅・自室- 京太郎「それにしても原村さんどうしたんだ……お、メール」 京太郎「誰だ?」 京太郎「一からか」 差出人:一 本文『最近、私に良く構ってくれるけどどうしたの?』 京太郎「ん?」 本文『別になにもないぞ、ただお前と一緒に居たいだけで』 差出人:一 本文『期待するよ?』 京太郎「へ?」 本文『なにが?』 差出人:一 本文『なんでもないよ、おやすみ!』 京太郎「ん? まぁ良いか、おやすみっと」 龍門渕家・一部屋- 一「あぁもう、どうしよっ」カァァッ 一「でも、そろそろちゃんと決めないと」グッ 自宅・自室- 京太郎「そろそろ寝るかなー」 カピー「カピ」ネムレ 京太郎「……遊んでやろうか?」 カピー「カピ」エッ? 京太郎「たっぷり遊んでやるぜ!」モフモフ カピー「カピッ!」アッ! 京太郎「ふははははっ」モフモフ カピー「ピカー!」モッ、ダメッ! 90日目終了- ?- 京太郎「ん~」 ?「おかえり」 京太郎「今日もいるのかぁ」 ?「そりゃね、当然って言えば当然だよ」 「ともかく、とりあえず行け」パチンッ ?「まぁ昨日と同じく、だからね」 京太郎「じゃあ、はやりさんのところに行くか」 ?「ここは私もついて行くよ」 「ふん」 京太郎「さて、行くかぁ」ギィッ ?「なにがあっても荒れるなよ?」 京太郎「ん?」 「さて、どうなることやら」 バタンッ 京太郎「また、学校だ……」 はやり「京ちゃん、どうかな☆」クルッ 京太郎(制服、高校生の頃のかな?) 京太郎「似合ってますよ」 はやり「嬉しいナ☆」 京太郎「あはは」 京太郎「あの、トシさんや大沼プロが大罪だったって話を聞いたんですけど」 はやり「あ~そっか、そこまでたどり着いちゃったかぁ……そうなんだけど、私が知ってるのは一世代前だけ、もっと前のはよくわからないから☆」 京太郎「なるほど、先代のですか……」 はやり「普通七人いるんだよ?京ちゃんみたいに二つ持ってるのは本当に珍しいんだから♪」 京太郎「へぇ、そうだったんですか……」 京太郎(珍しいってことは一応いたのか……) はやり「何が、聞きたいかな?」 京太郎「傲慢と暴食が気になるんですけど」 はやり「そっか……傲慢かぁ、傲慢はね、私の友達で京ちゃんもご存じ……赤土晴絵ちゃんだよ☆」 京太郎「へぇ……はぁッ!?」 はやり「晴絵ちゃんったら無自覚で大罪操ってるんだからびっくりだよねぇ、健夜ちゃんにぼっこぼこにされたけど♪」 京太郎「自覚がなかった、それで大罪なんてあるんですか!?」 はやり「あるよ、無かったら晴絵ちゃんは今頃、京ちゃんに色々教えてくれてるよ……わかるでしょ?」 京太郎「は、はい……」アゼン はやり「心底驚いたって顔してるねぇ☆」 京太郎「そ、そりゃそうですよ、なんで大罪が今無くなって」 はやり「その話はまだ、京ちゃんに教えるべきじゃないんだなそれが」 京太郎「え、えぇ~」 はやり「それと、もう一人、暴食だったよね?」 京太郎「はい……」 京太郎(なんか、雰囲気が……) はやり「暴食はね、私の大事な友達……白築慕ちゃん」フフッ 京太郎「白築さんって言うんですか……麻雀の第一線にはいませんよね?」 はやり「そうだね、いまだに私は連絡取ってるけど、一応慕ちゃんが一番京ちゃんにわかりやすいぐらい近い存在だよ」 京太郎「会ったこともないのに、ですか?」 はやり「会ったことが無くても、だよ……それでもたぶん、慕ちゃんが一番京ちゃんにいいアドバイスをくれる」 京太郎「へ?」 はやり「暴食が、惹き合えばいつか会えるよ☆」 京太郎「なんか、寂しそうですね?」 はやり「そんなわけないゾ☆」 ?「そろそろ行こう、これ以上ここにいても仕方がない」 京太郎「いや、でも聞きたいことがっ!」 はやり「また現実でもこっちでも、来てくれれば答えるからね」フリフリ 京太郎「え、ちょっ!?」 バタンッ ?- 京太郎「あれ、またここか……」 ?「また私の出番はなかったけど、無いにこしたことはないってもんだ」 京太郎「ん、どういうこと?」 「なんでもないだろ、とりあえずそろそろ起きておかないとまずいぞ」 京太郎「へ?」 「また明日、だ」 91日目・昼- 京太郎「ふぅ、遅い時間だなぁ」 カピー「カピ」ドウスンノ? 京太郎「あぁ、行くかぁ……」 カピー「カピ」ガンバレヨ! 京太郎「さて!」 放課後- 京太郎「さて、単位が心配だが放課後だしどうでも良いか!」 京太郎「部室に行く!」 透華「あらいらっしゃい、テンション高いのね」 純「また遅刻だって?」 京太郎「まぁ二日連続で夜更かしは不味かった、今日からは平気そうだけど!」 智紀「良く寝たみたいだしね……」 衣「寝る子は育つぞ!」 一「育たなかったりもするわけだけどねー」 京太郎「一、どうした?」 一「ん、なんで?」チャリンチャリン 京太郎「飲み物一緒に買いに行こうなんて」 一「ちょっと言っておきたいこともあったしねー」ポチッ ガコンッ 京太郎「言いたいことって?」 一「透華ってさ、京太郎に告白したわけでしょ?」 京太郎「ッ!?」 一「だからさ、私もせっかくだからと思ってね」ニコッ 京太郎「へ?」 一「いつかさ、京太郎が私に手錠をはめてくれる日が来てくれたらなって」ニコッ 京太郎「……なななな、ななな、なななな、ななななななにをッ!!?」 一「動揺しすぎだから」 京太郎「ん、んなもん動揺するに決まってんだろ!?」 一「ま、そういうことだからさ……よろしくね?」ニコッ 京太郎(もう、なにがなんだか……) 京太郎「俺ぐらいになると雑用なんて目をつむっててもできるんだ」 ハギヨシ「さすがですね京太郎君」 透華「なんて動きですのッ!?」 純「麻雀じゃ使い物にならねぇよなぁ」 夜- 自宅- 京太郎「さて、今日はどうするかな」 京太郎(とりあえず煩悩を退散させてみよう、煩悩?たとえばなんだ、はやりさんおおもちを考えたりすることか……いやそれにしても、シロとしちゃったなぁ、おもちってあんなに良いものだったんだな、いや、咏さんは咏さんで) 京太郎「俺、最低」 自宅・自室- 京太郎「はぁ、ほんと俺って……ん、メールだ誰からだろ?」 京太郎「んっと?」 京太郎「一か、どうした?」 差出人:一 本文『今日は突然ごめんね、でもとりあえず伝えておきたかったから』 京太郎「そっか……」 本文『おう、ありがとうな、答えはともかくお前にそう言ってもらえたのは嬉しいよ』 差出人:一 本文『うん、良かったよ。まぁ返事なんて期待してないからさ、最悪愛人でも良いかなー!なんて♪』 京太郎「おいおい」 本文『馬鹿、俺がそんな不誠実な男に見えますよね、すみません』 差出人:一 本文『どうしたの!? まぁいいや、次あっても変な挙動しないようにね、おやすみ!』 京太郎「おう、おやすみっと」 龍門渕家・一家- 一「まぁ京太郎なんてそんなもんだからね、わかってるよ」フフッ 一「さて、気持ちを切り替えて頑張ろっと!」 自宅・自室- 京太郎「ふぃ~」 カピー「カピ!」アソブゾ! 京太郎「ん~」 京太郎「よし、寝るぞー」 カピー「カピ!」 京太郎「おやすみー」パチンッ 91日目終了- ?- 京太郎「さて、慣れたな」 「おう、そうだな」 京太郎「さて、どうするかな」 「とりあえず行け」パチンッ 京太郎「なんだお前」 京太郎「どうもです、ってここどこだ?」 恭子「あ、ここウチやで」 京太郎「あ、お邪魔します」 恭子「邪魔するなら帰ってー」 京太郎「土曜の昼に見すぎですよ」 恭子「なんで知っとるんよ、まぁええけど……どないしたん?」 恭子「大罪の話が聞きたいって言っても私はそれほどおもしろいこと知っとらんよ?」 京太郎「まぁ、どっちかというと嫉妬ってどういうものかと」 恭子「そうやな京太郎君が相手のオカルトを防ぐとかいう能力だとしたら、私の能力は場の支配に近いなぁ、海に引きずり込むてきな?」 京太郎「なんかやばそうな能力っすね」アセ 恭子「あはは、京太郎君ほどやないんやないかな……まぁ暴食の力はまだ奥があるみたいやけど」 京太郎「へ?」 恭子「はやりさんから聞いてない?」 京太郎「いや、それらしいことは言ってました……」 恭子「大罪のことを聞くならはやりさんの方がはやいで」 京太郎「そうですよねぇ」 恭子「うん、まぁ他人の心配より京太郎君は自分の心配しいや?」 京太郎「はい?」 恭子「うん、頑張り」バシバシ 京太郎「は、はい!」 92日目・朝- 京太郎(さて、どうするかなぁ) テクテクテク 京太郎「おう、衣!」 衣「京太郎!」タタタッ 京太郎「インハイまで一ヶ月を切ってるからな、頑張るぞ!」 衣「うむ、感慨深いものがあるな」 衣「手を、繋いでいかないか?」 京太郎「ん、いいぞ」ギュッ 衣「うん、ありがとう」ニコッ 京太郎「またどうして?」 衣「京太郎を、近くに感じたかったんだ、それに京太郎にも感じてほしい」 京太郎「そっか」ニッ 授業- ☆強化する項目が無いのでスキップします 昼- 京太郎「さて、昼はどうするかな」 京太郎「おう」 智紀「ん、京太郎」 純「おう、どうした~?」 京太郎「なんでもないけどさ、あえて言うと昼食いに来た」 純「そっか、せっかくだし一緒に食おうぜー」 京太郎「お前半分は取るだろ!」 智紀「私のあげるから」 京太郎「助かるわ~」 放課後- 京太郎「さて、どうするかな、まだみんなこっちにいるんだろうけど……」 京太郎「さて、歩!」 歩「おっけー」 京太郎「サンキュ!」 京太郎「よし、行くかな!」 京太郎(誰かに連絡しよう、女だらけの部屋に一人で行くのはな……) ホテル前- 淡「京太郎~!」バッ 京太郎「はいはい」ガバッ 淡「えへへ~」 京太郎「受け止め成功っと」 淡「うん!」 部屋- 京太郎「どうもー」 はやり「いらっしゃい☆」 恭子「あー、いらっしゃい」ダルー 白望「ん、京?」ダルー 京太郎「か、感染してるっ!?」 華菜「あぁ、しょうがない」 はやり「昨日は健夜ちゃんが来てたからね☆」 京太郎「納得です」 京太郎「シロはどうだった、健夜さんとやりあってみて?」 白望「……化け物だった、大罪じゃなかったって言うのが怖い」 京太郎「そうだよなぁ」 白望「ん?」 京太郎「宮守の方は良いのか?」 白望「うん、これでも優秀だから」グッ 京太郎「なら安心なんだけどなぁ、お前もみんなと一緒に卒業したいだろ」ナデナデ 白望「んっ……二年ダブったら転校してきてね?」 京太郎「なんで物騒な話するんだよぉ」 京太郎「さて、次はどうするかな~」 はやり「」チラッチラッ 京太郎(……)ウワァ 京太郎(いや、無視しよう) はやり「えー今絶対はやりのこと見たよね!」 京太郎「いえ、見てません」 はやり「見た☆」ギュー 京太郎「や、やめてください!」 はやり「やめないよ!」 京太郎「なんでキレ気味!?」 京太郎「プロの方たちって、案外昔大罪だった人とかいるんですか?」 はやり「まぁ、どちらかというと居ない方なんだよね、私の知り合いにはいたりするけど☆」 京太郎「へぇ」 はやり「そういや京太郎君って理沙ちゃんと会ってないよねー」 京太郎「野依プロですか?」 はやり「そうそう!今度紹介してあげるぞ☆」 京太郎「そ、それはどうも」 京太郎(いつも怒ってる気がするけどなぁ……) 夕方2- 京太郎「さて……」 京太郎「はやりさんって、キャラじゃないんですか?」 はやり「まさかぁ☆」 京太郎「へぇ……」 はやり「どうしたのかな☆」 京太郎「いえ……」 京太郎「大罪の話なんですけど」 はやり「ん、こっちで言えるのはあまりないよ?」 京太郎「それでも、知らないよりはいいので」 はやり「そっか♪」 京太郎「色欲の話なんですけど」 はやり「……そっかぁ、ちょっと一緒に来てくれるかな?」ボソッ 京太郎「へ?」 はやり「ここじゃ話しにくいんだよねぇ」 京太郎「えっと」 京太郎「えっと、ここは?」 はやり「私の部屋、さっきのは淡ちゃんと恭子ちゃんとシロちゃんの部屋だからね」 京太郎「え!?」 はやり「で、なんでここに来たかわかるかな?」ドンッ 京太郎「へ?」ドサッ はやり「んふふっ♪」 京太郎「は、はい!?」 はやり「色欲の説明と言えば、実践あるのみ♪」 京太郎「お、お待ちください!」 はやり「ダメなんだな、それが~♪」 京太郎「ダメですぅ!」ドンッ はやり「きゃっ」ドサッ 京太郎(不味い不味い!)ドクドクッ はやり「もぉ~」 京太郎「いや、俺が知りたいのは色欲のことですってば!」 はやり「もう、こんなんじゃ教えられないじゃん」 京太郎「え?」 はやり「まぁ、それはまた今度で良いかな……色欲のことが聞きたいんだったら、次は夢の中で、だね♪」 京太郎「えー」 京太郎「飲み物、買ってきたぞー」 淡「わーい」 白望「ありがと、はやりさんと一緒に?」 京太郎「そうそう」 京太郎「さて、池田ァ!」 華菜「ニャッ!?」ビクッ 華菜「ななな、なんだし!?」 京太郎「いや、なんとなく」 華菜「お前あたしだけ舐めてるし!?」 京太郎「そう言えば、お前美穂子さんに心配かけてないだろうなぁ?」 華菜「あたりまえだし、お前には一応感謝してるし」ポリポリ 京太郎「おう珍しい、文堂さんたちはどうだ?」 華菜「あぁ、前とは比べ物にならないぐらい強くなってるし、来年はみんなで全国に行くし」ニッ 京太郎「お前がエースってのも怖い話だな」 華菜「龍門渕は全員残ってるじゃないかよ、あぁ鶴賀はワハハと加治木さん以外居なくて、清澄は化け物が残るし……」 京太郎「頑張れ風越!」 華菜「言われなくたってわかってるし」フッ 京太郎「そろそろ帰ります、ところではやりさんたちはいつ頃帰るんですか?」 はやり「次の日曜日かな」 恭子「そうやね」 京太郎「了解です」 夜- 自宅- 京太郎「さて、今日は……」 京太郎「さて、出かけるかな」 京太郎(さて、どうするかなー) 京太郎「あれ」 貴子「あ、須賀だったか?」 京太郎「はい、雀荘以来です」ペコッ 貴子「まぁ良いよ、ところで風越に最近来てないみたいだけどどうした?」 京太郎(なんでこの人、風越のこと知ってるんだ?) 京太郎「まぁ、そのうちですかねー」 貴子「うちも今度は全員で全国行くつもりだからさ、あとこれこの間雀荘でおいてった金のおつり」 京太郎「あぁ良いのに」 貴子「まぁ受け取っとけよ、またな」フリフリ 京太郎(生徒じゃないよなぁ……) 自宅・自室- 京太郎「最近、腹減らないなぁ……ん、メールだ誰からだろ?」 京太郎「さてっと?」 京太郎「歩からかぁ」 差出人:歩 本文『今暇?』 京太郎「ん?」 本文『暇だぞー、どうした?』 差出人:歩 本文『いや、なんでもないんだけどね』 京太郎「なんじゃそりゃ」 本文『麻雀の方は順調に上達してるか?』 差出人:歩 本文『うんそりゃね、って麻雀の話しかすることないの?』 京太郎「えー」 本文『うん』 差出人:歩 本文『そんなんじゃ女の子のハートはつかめないよー』 京太郎「それは困る」 本文『話題つくる努力するわ、ありがとな』 差出人:歩 本文『別に、それじゃおやすみー』 京太郎「おやすみっと……なんだったんだ?」 龍門渕家・歩部屋- 歩「あぁもう、なんだか結局それっぽい話できなかったし」グッ 歩「なんだかなぁ」 自宅・自室- 京太郎「ん~」 カピー「カピ」カマエ! 京太郎「んぁ?」 京太郎「たっぷり遊んでやるぜー」モフモフ カピー「カピ」ゴ、ゴウインニッ 京太郎「ん~!」モフモフ カピー「カピ」クヤシイ、デモッ… 92日目終了- ?- 京太郎「さて、どうするかな」 「土曜日は清澄に行くのか?」 京太郎「まぁそれは土曜日に」 「そうか、とりあえず良い」パチンッ 京太郎「さてと」 ?「なにかあるかも知れない場合は私もついていくぞ」 京太郎「いたのか」 ?「失礼な奴だなぁ」 京太郎「じゃあ、はやりさんのところに!」 ?「うん、行こうか」 「おう」 京太郎「さて、行くかなぁ」ギィッ ?「また言うけれど、なにがあっても荒れるなよ?」 京太郎「おう」 バタンッ 京太郎「はやりさん」 はやり「ん、こんにちは京ちゃん、また来てくれたんだね☆」 京太郎「まぁ、せっかくですしね」 はやり「今日はどんなことが聞きたいのかな、なんでも答えちゃうゾ☆」 京太郎「前の大罪のことなんですけど……」 はやり「何が、聞きたいかな?」 京太郎「やっぱり色欲……憤怒ですかね」 はやり「あぁ、憤怒は今日話した理沙ちゃんだよ☆」 京太郎「野依プロですか?」 はやり「うん☆」 京太郎「正直、かなりびっくりですね」 はやり「大罪のパターンとしては大罪に選ばれる場合と大罪が惹かれる場合、当時の理沙ちゃんは選ばれちゃって、怒りやすくなってたんだけど……」 京太郎「今も怒ってません?」 はやり「あれは緊張してるだけだよー」 京太郎「そうだったんですか、で色欲は?」 はやり「うん、色欲はね、白築慕ちゃん……暴食と色欲二つを持った子、京ちゃんと同じだね☆」 京太郎「……へ?」 京太郎「でも、二つ持ちなんて珍しいんじゃ!」 はやり「そうだよ、珍しいんだよ……かなり珍しいのが二回連続で、しかも暴食と色欲……京ちゃんにしろ慕ちゃんにしろ大罪に選ばれた」 京太郎「わけわかんないですね」 はやり「うん、かなりわけわかんないね、わっかんねー☆」 京太郎「いや、本当……その慕さんにも会いたくなりますよ」 はやり「まぁ、会いたいなら会えるよ……きっと」 京太郎「そうですか?」 はやり「うん、慕ちゃんのことで聞きたいことがあったら、いつでも良いからね?」 京太郎「はい」 京太郎(なんか、表情が暗い?) 93日目・朝- 京太郎(ふぅ、今日はどうすっかなー) テクテクテク 京太郎「おう衣」 衣「京太郎だ!」タッタッタッ ギュッ 京太郎「今日も手を繋いで行くのか?」 衣「ダメか?」 京太郎「いや、全然だぞ」ハハッ 衣「良かった♪」 授業- ☆強化する項目が無いのでスキップします 昼- 京太郎「さて、昼はどうするかな……?」 一「なんで誘ってくれたの?」 京太郎「なんか、そういう気分だったんだよ」 一「なんだ、ボク期待しちゃったよ」フフッ 京太郎「むっ、すまん」 一「別に良いけどね、せっかくだし楽しく食べたいんだけど……最近透華寂しそうだよ?」 京太郎「へ?」 一「しっかりメールでもなんでもしてあげてね?」 京太郎「おう、善処するよ」 一「まったく、アフターケアぐらいしなよ~?」 京太郎「本当になぁ」 一「ほんとダメなんだから」アハハ 放課後- 京太郎「さて、どうするかなぁ」 京太郎「おっす!」 透華「あら、京太郎」 純「おう」 智紀「今日はどうするの?」 京太郎「そうだなぁ……」 京太郎「歩、どうだ?」 歩「ふぇっ!?ななな、なにがっ!?」 京太郎「いや、なんか昨日のメールもおかしかったから」 歩「えっと……あ、あはは……」 京太郎「さすがに心配するんだが」 歩「えっとさ、その……」チラッ 歩(うぅ、みなさんが居るのにここでは無理っ!) 歩「なんとなくだよ」 京太郎「そっか、なにかあったらすぐ言えよ?」 歩「うん、ありがと」 放課後2- ハギヨシ「鈍感も時には罪ですよ?」 京太郎「はい?」 京太郎「雑用してると落ち着くなー」 ハギヨシ(……スカウトしてみますか) 夜- 自宅- 京太郎「今晩はどうするかなー」 京太郎「ネトマでもするかー」 一人目 アコチャー 二人目 グラマス 三人目 ピーチ姫 京太郎「久しいなぁ」 アコチャー:よし、早く打ちましょ! グラマス:今日はちょっと本気出そうかな ピーチ姫:超怖いっすよ キョータロ:禿同 京太郎「さて、勝つ!」 トップ グラマス 二着 京太郎 三着 アコチャー ラス ピーチ姫 アコチャー:これが キョータロ:ちょっと ピーチ姫:本気? グラマス:あぁ、キョータロ跳ばせなかったぁ キョータロ:怖い! 京太郎「おぉう、ウィス?」 京太郎「新子さん、じゃなくて憧さんか」 アコチャー:あのグラマスって知り合い? キョータロ:言っていいのかわからんけど、小鍛冶プロだよ アコチャー:もうやりたくないわ、あの人とは キョータロ:だろうな、跳ばない保障がないから アコチャー:ハルエが辞めたくなった理由もすごい納得 キョータロ:笑えない アコチャー:ありがとね、またやりましょ キョータロ:おう、またな! 京太郎「ん、ログアウトしたな」 京太郎「健夜さんから?」 グラマス:今度は跳ばすからね! キョータロ:せめて勝たせてください グラマス:次からは全力前回で行くから! キョータロ:ウス グラマス:またね♪ キョータロ:またよろしくお願いします! グラマス:こっちこそだよ、リアルでもまた打とうね♪ 京太郎「ログアウトしたのか?」ン? 京太郎「さて、寝るかなぁ……あれ、カピーがいない?」 93日目終了- ?- 京太郎「今日だなぁ」 「そのようだ、な」パチンッ 京太郎「さてと」 「早く決めろ」 京太郎「今日もはやりさんのとこ行くかな」 「おう」 京太郎「さて」ギィッ 「さて、どうなることやら」 バタンッ 京太郎「はやりさん」 はやり「京ちゃんったらはやりのこと大好きなんだね☆」 京太郎「まぁ、そこそこ」 はやり「む、そこは大好きって言うべきだよ☆」 京太郎「俺のことなんですけど、結局なんなんですか俺って?」 はやり「まぁ暴食の運命っていうか、まぁ私も慕ちゃんしか知らないからなんとも言えないけど慕ちゃんもそうしてたよ☆」 京太郎「そうなんですか?」 はやり「うん、今は自分としっかりと向き合う大事な時間だよ♪だけど一人でもどうしようもない……私がそっちに行っても良いのかな?」 京太郎「へ?」 はやり「ここからなんだよ、大事なのは……受け入れてくれなきゃ、やだよ」 京太郎「はやりさん?」 京太郎「意味はわからないんですけど、はい……はやりさんが俺のことを考えてくれてるのはわかりましたから」 はやり「うん、ありがとう☆」ニコッ 京太郎「それで、どうすれば……んっ」チュッ はやり「んっ、んむっ……んんっ、んっ……」クチャッ 京太郎「んん~~~~!?」 はやり「ぷはぁっ!」 京太郎「ななな、なにをっ!?」 はやり「うん、次の夜に待ってるからね……私は迷わないから♪」 京太郎「は、はい?」 はやり「またね☆」 京太郎「へ?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6175.html
プロローグ side京太郎 京太郎『そうそう、だから引っ越すことになったんだよ』 京太郎『いや、そう言われても親父の仕事の都合だって。悪かったって』 京太郎『おいおい、もう会えないって訳でもないし、電話だってこうして今みたいにできるんだから、そんなこと言うなよ』 京太郎『だからお前も携帯持てって……そこは頑張れよお前』 京太郎『引っ越し先?あぁ、奈良だよ。昔、小6くらいの時に1週間くらい休んだ時あったろ?そん時行ったことあるんだよ』 京太郎『おぉ、よく覚えてたな。そうだよ、その時地元の子供に誘われて麻雀覚えたんだ』 京太郎『お前とたまに麻雀やるようになったのもその頃からだよな……あの頃は+-0ばっかで酷かったよなお前』 京太郎『ん?あぁ、俺もそこまで遊んだ奴らのことしっかり覚えてる訳じゃないけど……小学生なのに、とんでもないおもちの持ち主はいたな』 京太郎『……なんだよ、なんか文句あるのかよ』 京太郎『うるせー、麻雀と勉強以外なら相手してやる』 京太郎『引っ越し先?詳しく?俺もまだそこまで詳しくは聞いてないけど、確か……』 京太郎『阿知賀ってとこだ』 憧「あーもう、めんどくさいなー」 晴絵「ほらほら、もーちょいで大掃除も終わるし、頑張れ頑張れ」 憧「分かってるわよー」 穏乃「それにしても、結構やることあるもんだねー」 玄「毎週掃除はしてたけど、やっぱり徹底的な大掃除となったらやることは増えるのです」 憧「さすが旅館の娘。で、宥姉は今なにしてんの?」 宥「す、ストーブのお掃除……」 灼「もうピカピカだとおも……」 宥「ううん、もっと綺麗にしておくと、もっともっとあったかくなるの~」 玄「おかげでうちの暖房器具は年中綺麗なのです」 穏乃「へー、アレ?京太郎は?」 灼「さっきゴミ捨てに……ん?」ピリリ 灼「京太郎からメール……『色々と必要なものを思い出したので、そのまま買い物やってきます』って」 憧「必要なものって……誰よりも掃除道具そろえて、一番働いてたのに何がいるってんだか……」 穏乃「んじゃあこっちは後は宥さんと使ってないロッカーを…わっ!?」バサバサッ 晴絵「おいおい、そこは今日京太郎が荷物置いてるって、最初に言ってたろ?」 玄「京太郎くんの鞄が……荷物も散らばっちゃって」 灼「早く拾って、京太郎に謝っとこ?」 穏乃「はい……ゴメン京太郎」 憧「全く……ん?このノート……」ペラッ 4月×日 引っ越しの片づけも済んだし、今日から新しい日記を書いて行こう 長野から奈良の阿知賀まで引っ越し、ここには以前来たことがあるが、あんまり覚えてないな 地元の子と遊んだ覚えはあるんだがなー ま、のんびりやっていくか 今日は疲れたし、さっさと寝るに限る 咲には明日にでも連絡するか 憧「これは……京太郎の日記?」 穏乃「えぇ!?京太郎って日記書いてたんだ!」 玄「ほほぅ……つまり京太郎くんが隠しているおもちのことが!?」 灼「それは無いとおも……」 宥「か、勝手に読んだら駄目だよ~」 憧「えー?宥姉も気になるんじゃない?」 宥「そ、それは……」 晴絵「そうね、憧。教師として、それはちょっとどうかと思うわ」 穏乃「赤土先生……」 晴絵「あ?もしもし京太郎?買い物どう?ちょっと買ってきて欲しいものがあるんだけど……そうそう、ちょっと開いてる店遠いんだけど」 晴絵「いける?時間かかる?いいっていいって。ちゃんとみんなで待ってるから。うん、じゃ、戻ってくる前には連絡ね」ピッ 憧「……ハルエ、本音は?」 晴絵「え?面白そうじゃない?ここで止めるのも無粋ってもんだし?」 灼「ハルちゃん……」 晴絵「ま、本当にまずそうなことあったらすぐ終わり。もしもの時は責任とって、京太郎に宥の胸でも揉ませればいいでしょ」 宥「えぇっ?」 玄「お姉ちゃんのおもちなら大丈夫ですのだ!」 穏乃「うーん……確かに京太郎ならそれで喜びそう」 灼「それもどうかと思うけどね……」 憧「じゃ、続きいくわよー?」 4月○日 今日は少し辺りを散策してみた 俺が入学予定の阿知賀学院や和菓子屋や神社、ボーリング場や旅館など、色々見て回った そーいや昔こっちに来た時、同年代の女の子3人が子供用の麻雀教室に連れてってくれたっけ あれはどっかの学校だったと思うんだけど、女子校だったよな……ま、いっか 旅館は、昔来たとき泊まった旅館、松実館という旅館だ 外から様子を見ただけだが、少し懐かしく感じた 確かここの娘さんとも仲良くなったっけ。名前は……やべ、思い出せねぇ 女の子だが、おもちに対しての理解がある娘だったのは覚えてるんだがな そんなことを考えながら旅館の近くを歩いていると、宿泊客っぽい、なかなかいいおもちの女性が歩いていた 女性はそのまま旅館に入っていったが……おかしい、おもちの揺れが不自然だ アレは……パッドか? そう思っていると、つい「……パッド?」と声に出ていたようだった すると、「……確かにすばらしいおもちのように見えますが、アレはパッドですのだ」そう後ろから声が聞こえた 振り返ると、制服を着たなかなかにすばらなおもちの女の子が立っていた 女の子は悲しそうに目をつぶって首を横に振り、「と、急ぎなので失礼します」そう言って旅館の方に走っていった そのおもちの揺れはまさに本物だった しかし……どっかで会ったことあるような…… 憧「……玄……あんたって……」 宥「く、玄ちゃんだから……うん……」 灼「……はぁ」 穏乃「あ、あはは……」 玄「な、何?京太郎くんとのファーストコンタクトなのにこの冷たい反応は?」 晴絵「いやー、まぁしゃーないってか……というか京太郎もパッドの見分けとかつくのか。すごいな」 玄「この程度当然ですのだ!」 憧「はいはい。そーいや子供用の麻雀教室ってあるけど、これってアレよね?」 穏乃「だね。あ、次で書いてあるよ」 4月△日 今日は高校の入学式、だったんだが…… 去年まで女子校だったとか聞いてねーよ 男子10人いないし、めっちゃ浮いてるわ。誰だコイツ?って感じでめっちゃ見られたわ しかし元女子校、ってことと、実際に校内を見てみたことで思い出した 小6の時、ここの教室を使った麻雀教室に来たんだ俺 確か、ポニテにジャージの子と、ショートの活発そうな子、それと小6とは思えないおもちの子 この3人に誘われて来たっけ 懐かしいし、思い出したのはいいんだが、流石に小6の時、1週間だけ遊んだ相手なんて向こうも覚えてないだろうな ま、いいや。明日にでも記憶を頼りに、当時の教室でも探してみるか 憧「やっぱりね」 穏乃「小6の時、たまたま1人でいるとこ見つけて誘ったっけ」 憧「そうそう。私とシズはすぐに打ち解けたけど、和だけ少し警戒してたわよね」 玄「一緒に和ちゃんのおもちに触れる方法考えたりしたなぁ」 灼「……小学生と一緒に何やってるの」 宥「あはは……」 晴絵「当時、シズと憧と和が男連れてきた、って結構覚えてたのにね」 憧「まー、1週間もいなかったし仕方ないんじゃない?でも和のことは覚えてたっぽく書いてあるわね……」 玄「あのおもちを忘れるなんてとんでもない!」 宥「そ、そういうことで覚えてたの~?」 灼「まぁ、京太郎だし?」 穏乃「確か、この翌日だったっけ?京太郎が来たの」 晴絵「そーね。次の日の部活の時間だったかしら」 4月□日 今日、授業が終わってから麻雀教室の部屋を探しにいった 以外と覚えているもので、あっさりとたどり着いた まだ麻雀教室やってるのか?と思いながらドアを開けると、 そこではポニテの子、ツーサイドアップ、というのか?その髪型の子、ショートボブの子。やけに厚着をしている子、の4人が普通に麻雀をやっていた 俺も驚いたが、向こうはもっと驚いたのだろう いきなり「だ、誰!?」って言われた とりあえず生徒だと言ったが、当然だがまだ警戒されているようだった 黙っていても仕方ないので、子供用の麻雀教室とかやってないのか聞くと、今度はさらに驚いた顔をされた 「……なんでアンタここで麻雀クラブやってたの知ってんの?」と、ツーサイドアップの子に言われた 隠すようなことでもないので、昔1週間ほどここに来たことがあること、3人の女の子に誘われて麻雀を教わったことを言った するとその子は少し考えるような素振りを見せ、 「その3人って……1人はこんな感じでジャージじゃなかった?」そう言ってポニテの子を立たせた ……同じクラスだったか?立たせた子もそうだ。と思いながらよくポニテの方を見ると、会ったことがあるような気がしないでもなかった ポニテの子もじーっと俺の方を見たと思うと、「……あぁ!!京太郎!?」いきなり大声で俺の名前を呼んだ 呼ばれて思い出した。そうだ、昔誘ってくれた1人はこの子だ。いや、それよりも驚くべきことがあって、俺はついそれを言ってしまった 「なんでお前小6の時とあんま変わらないんだ!?」言った後、怒られた しばし怒られた後、改めて自己紹介と、そしてお互いに覚えていることを話した 4人は高鴨穏乃、新子憧、鷺森灼、松実宥というらしい。鷺森さんはひとつ上、松実さんはふたつ上だった 小6の時、俺を誘ってくれた3人の内、1人は高鴨さん、もう1人がなんと新子さんだった 新子さんの方は高鴨さんと違ってかなり変わっていて、また驚いた 俺と違い、2人はちゃんと名前まで覚えていてくれたらしい ありがたいけど、忘れてた自分が情けねぇ 「色々と話したいこと、聞きたいことがあるのは分かった。でも、明日また来てくれない?」と、鷺森さんに言われた なんでも、今日はもう1人いる部員は休みで、顧問の先生は今日は用事で来れるか分からないらしい 明日、今度はちゃんと全員揃うから、その時また来てほしい、とのことだった 勿論それでOKだ また明日、授業が終わったらここに、という訳で今日は帰った それにしても、まさか3人の内2人に会えるなんてな もう1人、名前は原村和というらしい、あのおもちが今どうなってるか、気になるところだ 晴絵「確かこの日玄は用事があって、私は新学期で色々忙しくて来れなくて、後で聞いて驚いたわー」 玄「京太郎くんが来てると知ってれば来たのに……」 灼「それは仕方な……」 穏乃「それにしても、小6から変わってないは失礼だよね!自分が背高いからって、私だってちゃんと背伸びたりしてるんだよ!?」 憧「……怒るのは仕方ないけど、京太郎の反応ももっともだと思うわ」 穏乃「憧まで言うの!?」 憧「未だに小学校の時と同じジャージ来てるくせに何を言うか」 穏乃「い、一応サイズは大きくしてるし!」 憧「そういう問題じゃないっ!」 宥「つ、次いこ~?」 4月●日 授業が終わり、高鴨さんと新子さんと一緒に元麻雀クラブ、現麻雀部室まで行った 高鴨さんの方は普通に話してくれるが、新子さんはまだ少し距離を取られているような感じだった 部室に着くと、昨日会った鷺森さんに松実さん、それと、なんと以前松実館前で会った子、それと、副担任の赤土先生がいた 以前松実館前で会った子、松実玄さんと言うらしく、松実宥さんの妹らしい 松実館の娘さん、そして、おもち好き。それで思い出した。麻雀クラブと旅館、両方で玄さん(本人からそう呼ぶように言われた)と会っていたこと おもちの柔らかさ、いかにして自然におもちに触れるかについて話し合ったことについて、やっと思い出した 玄さんの方は、この前俺と会って、少ししてから思い出していたらしい。また会えて嬉しいと言ってくれた 玄さんとの話が終わると、赤土先生が話してくれた 赤土先生は、昔ここでの麻雀クラブで教えていて、俺のこともちゃんと覚えていてくれたらしい 俺、高鴨さん、新子さん、原村和さんでここに来たこと、俺に麻雀を教えてくれたこと、1週間も無かったけど、俺も一緒に楽しくやっていたこと 言われて思い出してばっかりだけど、嬉しかった そして、俺と麻雀クラブに関する話が終わり、今の話をしてくれた 今、阿知賀の麻雀部として部員5人顧問1人でやっていること 何より、本気でインハイ出場を目指していること 赤土先生は、入部自体するなら歓迎するけど昔みたいに楽しいだけじゃない、と言ってくれた インハイ出場を目指している、ということに驚いたが、みんなの反応を見るに本気らしい 俺は今日は見学で、少し考えさせて欲しい、と言った それから見学させてもらったが……みんなマジなんだと改めて思い知ることになった 楽しそう、ではあった。でもそれだけじゃない、ってなるとなー…… しばらくして、俺だけ先に帰った 色々思い出せて良かったし、麻雀部に入部くらいは考えてたけど どうすっかなー 憧「……今だから言えるけど、これ結構きついこと言ってるよね」 晴絵「ちょっ、最初一番京太郎の入部に反対してた憧が言う!?」 灼「……確かに、捉え方次第じゃ、少人数で強豪気取り?」 宥「そ、それは言い過ぎじゃないかな?」 穏乃「……でも、全国で和と遊びたいってのは本気だったし、結果こういう言い方になったってこと?」 玄「でも、同じ麻雀クラブの仲間だったんだし、赤土先生も悩んだ結果言ってくれたんだと思うよ?」 4月◇日 今日は麻雀部のことは置いといて、他の部を見に行こうかと思っていた が、HR終了直後、高鴨さんに捕まって麻雀部まで引っ張られた 部室には玄さんが居て、俺達が着いた後、新子さんも来た 高鴨さんは「よし!打とう!」そう言った。すぐに新子さんがツッコミを入れていた 曰く、とりあえず昔の4人で打ちたい、とのことだった それを聞いたら玄さんと新子さんも仕方ない、といった感じだった 今思い出せば、俺は麻雀を初めて教わった時から酷い相手とばっかりだよなー 長野では咲とよく打ってたけど、あいつの+-0止めさせるのに苦労したっけ 玄さんは相変わらずのドラ麻雀、新子さんは容赦ないし、高鴨さんも結構酷い でも、思ったより対応できた。運は良かったのか、結果は3位と僅差で2位 1局終わったし、それで帰ろうと思ったが、高鴨さんがすぐに次の準備をしていた そのつもりは無いと言ったが「は?勝ち逃げする気?」と、4位だった新子さんからも言われ、そのまま2局目へ それからは、ずるずると3局目、4局目とドンドン続き、俺も楽しくなってきたり、途中で宥さんや鷺森さんとも打ったりと、気付けば夕方になっていた 入部するかも決めてないのにこんな時間まで打ってていいのか?と考えていると、いつからか居た赤土先生が入部届を渡してきた 「……こりゃ反対のしようもないわ」そう言う赤土先生も回りには、笑顔の高鴨さんと玄さん宥さん、仕方ないといった表情の新子さんと鷺森さんがいた 俺はその場で麻雀部に入部した 晴絵「打ってる内に細かいことはどうでもよくなった、って聞いてたけど、憧が引き留めたからだったかー」 憧「ち、違うわよ!私はただ、入部するかも分からない奴に負けたくなかっただけよ!!」 灼「結果入部してるけどね」 玄「ま、まぁ楽しかったし、京太郎くんが居て助かったことも多かったからいいですのだ!」 宥「うん、みんなで打つの楽しかったしね」 穏乃「私は京太郎とこれからも遊べるってだけで嬉しかったですよ?」 閑話、その頃の咲さん 咲「……うぅ、なんでこんなとこに麻雀部あるんだろ?」 咲「京ちゃんと打って、『麻雀またやれば』、って言ってくれたけど……部室見つからないよぉ……」 久「あら?どうしたのこんなとこで?」 咲「ひっ!?あ、学生議会長さん?」 久「兼麻雀部部長よ。ここ、部室だけど、入部希望者?」 咲「は……はい」 咲「嶺上開花、と、これで逆転ですね」 和「そんなオカルトみたいな打ち方……」 久「まーまー、いいじゃない。今のところ即戦力!いやー、ありがとう宮永さん!」 咲「い、いえ……私はそんな……」 まこ「謙遜せんでもええぞ。ここまでやられるとは思っとらんかった」 優希「ぐぬぬ……タコスの力を得た私相手にここまでやるとは……とんでもないじぇ!」 久「ほんっととんでもないわねー。これで全力?実はまだ2回変身を残してるとかない?」 まこ「流石にそれはないじゃろ」 咲「あ……実は、普通に勝つより得意な打ち方があるんですけど……ちょっと止められてて」 優希「ほ、本当に変身するのか!?」 和「人はそんなことできません。つまり、これは手を抜いていたと?」 咲「そ、そうじゃなくて!……その、ちょっと怒られるような打ち方だから……」 久「?よくわからないけど、やってみない?たまには一番得意な打ち方もやらないといけないでしょ?」 まこ「お前、自分が見たいだけじゃろ?」 咲「……じゃ、じゃあ……いきます」 この後めちゃくちゃ+-0した 4月▽日 麻雀部に入部した インハイ出場を目指している、と言っていたが、理由をまだ聞いていなかったので聞いてみた すると、赤土先生がある動画を見せてくれた どうやらインターミドル個人の決勝らしい そこに映っていたのはすばらなおもち!……の、持ち主、原村和さんだった 要は、インハイの舞台で原村和さんに会いたいから、らしい 確かにこのおもちには会いたくなる よし!俺も個人でインハイ出場を目指そう! より気合いを入れて頑張ろう! 憧「まずは胸か!」 玄「え!?違うの!?」 灼「違うから」 晴絵「俺もインハイ目指します!って言いだしたのはこれかー……まぁ、その向上心はいいことだけど」 宥「動機が動機ですからね……」 穏乃「まぁ、私も驚きましたし……でも胸、胸かぁ……」 4月■日 部室に行くと、まだ玄さんしか来ていなかった 穏乃と憧(昔はそう呼んでたから、という訳で何故か先生以外全員名前で呼ぶことになった)は後でくるらしい 玄さんだけ、だったので久しぶりに聞いてみた そう、おもちについてだ 初めて会った時、俺達はお互いが原村和の胸を見ていることに気付き、そして熱い握手を交わした 連絡こそ取れなかったが、おもちへの情熱が変わっていないのは、先日のパッドを見抜いた件で理解し合っていた 他の誰かが来るまで、俺達はおもちに対しての熱い議論を交わしていた しかし、宥さんが厚着の下からも主張するおもちの成長が続いていたり、憧着痩せ説などもいい収穫だったが、玄さん自体も結構あるんだよな…… 自分のだからって玄さんは一切気にしてないけど……俺は玄さん自身の胸についても語りたいのに! それを前にして語れないジレンマ!!なんて辛いんだ…… 灼「…………」 穏乃「…………」 憧「玄ー?何人の胸で色々話してくれてんのー?ちょっ、コラ逃げんな!!」 宥「うぅ……またおっきくなったの、黙っててって言ったのに……」 晴絵「玄ー?あー、ありゃ顔真っ赤だったかー。自分が見られてるって今まで気付いて無かったな」 憧「あぁもう逃げて!シズ?灼さん?どしたの静かになって」 灼穏乃「自分の胸に聞いて」 ※玄は後で回収されました 4月◎日 休日、まだこの辺りの地理とか分からない部分があるので適当にふらついていた そしたら、空から女の子が落ちてきた!ならぬ山から女の子が降りてきた。穏乃だった 昔遊んでた時も何度か山に行きたがってたけど、今も山登ってんのかよ…… せっかくだから穏乃に付き合って一緒に登ってみたけど……なんでそんなにひょいひょい登れるんだ? 俺も体力に自信あったけど、それ以上じゃねぇの? そのまま1日付き合って、日が暮れる前には山を下りたけど、「久しぶりに誰かと登ったから楽しかったー!!」と穏乃はすげーいい笑顔だった 俺はヘトヘトになったのに、疲れとか全然見えねぇ また山行こう!と言われたが、次は誰か巻き込もう 穏乃「……あ!これってひょっとして、初デートになるの!?」 憧「なってたまるか!!」 灼「流石にない」 玄「山が好きなのは分かるけど……ずっと登ってたの?」 穏乃「ちゃんと降りたり登ったりしてましたよ?」 宥「そういうことじゃないと思うけど……」 晴絵「しずらしいっちゃしずらしいわ……むしろ付き合った京太郎に拍手」 4月☆日 今日は久しぶりに咲に電話して、ついつい長話をしてしまった 聞いてみると、なんと自分から麻雀部に入ったらしい 嬉しい進歩だ しかし清澄の麻雀部って、長野には風越とか、去年大暴れとかの話を聞いた龍門渕とかあるのに、大丈夫なのか? そう聞くと、インターミドルチャンプがいるらしい まさか、原村和!?そんな近くにあのおもちがあったのか!? 早くおもちについて話せ!と言ったら電話を切られた 酷い、俺はただ今の原村和とおもちが知りたかっただけなのに! 畜生、また明日にでも電話してみるか 玄「気付かない内におも…和ちゃんが近くにいたなんて」 灼「今何言いかけたの?」 憧「長野に引っ越した、ってそういや言ってなかったわね」 穏乃「京太郎も清澄に和がいるって言わなかったし、お互い様じゃない?」 宥「和ちゃんは京太郎くんのこと、覚えてたのかな」 晴絵「どーだろうねー。意外と初恋だったり?」 憧「まっさかー」 閑話、4月末、長野 「付き合ってください!」 和「申し訳ありませんが、お断りします。見知らぬ方とお付き合いはできません」 「そ、そんな……」 優希「まーたふったのかー」 咲「また、ってそんなに告白されてるの?」 優希「おう!中学で転校してから私が知ってるだけで……あ、これ両手両足の指足りないじょ」 和「そんなに多くは……ないですよね?」 優希「どーだろなー?和ちゃん、ふった相手に向かって『初めまして』って言って泣かせたりしてたしー」 咲「うわぁ……」 和「そ、そう言われてもほとんど話してない人ですよ?そんな覚えられませんよ」 咲「覚えきれないくらい告白されてきたんだ……」 和「咲さん!?」 優希「はっはっは。しかし、中学の時も思ったけどなんでそんな断ってばっかなんだじぇ?好きな人でもいるのか?」 和「いえ……ただ、ああいういきなり告白してくる人が多いだけです」 優希「ふーん……実は初恋の相手が忘れられない、とかムロマホと話したこともあったんだがなー」 和「何話してるんです!?そんなことじゃないですよ。むしろ、もう名前も思い出せませんし」 咲「え?初恋の人はいるの?」 優希「それは初耳だじぇ……てっきり男に興味がないのかと」 和「怒りますよ?初恋くらいありますよ。もっとも、さっきも言いましたけど、名前も思い出せませんし、顔もぼんやりしてますけど」 和「……今思えば初恋というより、数少ない仲の良い同年代の男の子、というべきでしょうか……」 咲「へぇ……いつくらいの時?」 和「そうですね……長野に引っ越してくる前の、奈良に居た頃でしょうか」 優希「ほうほう」 和「小学校6年生くらいの時、その時の友達と一緒に知り合った男の子だったんです」 和「確か、親の用事か何かで来ていて、1週間も居なかったんですが、話しやすくて一緒に居て楽しい男の子でしたね」 和「……私の胸ばかり見ていたこと以外、いい思い出ですね」 優希「おー……そんな僅かな期間に芽生える恋」 咲「そして数年後の再開……恋愛小説の基本だね!」 和「そんな期待しても、連絡先も知りませんし、あの男の子がどこから来たのかも知りません」 和「名前も憶えていませんし……ああ、ひとつ覚えていることがありました」 和「金髪でした、その男の子」 5月×日 阿知賀に入学して1ヶ月、周りが女子ばかりな環境にもそれなりに慣れてきた まぁおもちが見れるチャンスは逃さないけどな! 他の男子の奴らとも人数が少ないからか必然的に仲良くなった 他の奴らだが、意外と部活にはあまり入っていないらしい 元お嬢様高校だし、運動系の部活とかやっぱり難しいらしい なので、いっそ男子で何か部活を作らないかという話になった 運動系の野球部やサッカー部、下心が見えている水泳部、変わり種でツインテール部とか言い出した奴もいた 色々な意見が出たが、写真部という意見にほぼ全員の男子が賛同した 主な活動は学園内の風景を撮ること、そこにうっかり他の生徒が入ってもしょうがないよね? それに俺達は強く同意し、詳しく部を作るための話し合いをしよう、としたその時 赤土先生が俺達のいた教室に入ってきた …………その後、男子達による創部計画は無かったことになった 憧「……何したの?最後、なんか涙が滲んでるんだけど」 晴絵「はっはっは。教育的指導教育的指導」 灼「さすがハルちゃん……」 穏乃「い、いいのかな……」 玄「写真部……そこでおもちの写真を撮るのなら私はそこに入っても!」 宥「玄ちゃん?麻雀部はどうするの?」 玄「あぅ……」 5月○日 今日からゴールデンウィーク 去年までなら適当に出かけたり鹿児島に行ったりしていたが、今年はインハイのため麻雀部で練習 でもやっぱみんな俺より上手いなー 特に玄さんなんかアレ初見じゃ無理だろ こっちにドラは来ないで向こうが独占とか、どんな縛りプレイだ このドラ麻雀で先鋒として頑張るんだ、と張り切っていた ちょっとドラ麻雀に負けまくってたんで、冗談半分に先鋒の選手は貧乳が多いと言った すると玄さんはかなりショックを受けたようで、目に見えてミスが増えた ここぞとばかりに、各校のエースは貧乳が多く、故に先鋒はエース、先鋒は貧乳という別称まであると言うと、今にも泣きそうな顔になってしまった ちょっと苛め過ぎたか。なんか苛めたくなるんだよな 少しして、このことがバレ、憧と灼さん、赤土先生にしこたま叱られた 帰り、玄さんは苛められたことで怒ってか、あからさまに俺を無視していたが、 すばらなおもち発見というと、すぐにいつものようにおもちについいて語りだした これも嘘だったんだが、玄さんはポカポカ俺を叩いてきた 年上なのにからかい甲斐がある可愛い人だ 憧「しょーもない嘘で京太郎が玄泣かした時かー」 灼「騙される玄も玄だけど……」 晴絵「ま、それも玄らしいっちゃ玄らしいけどね」 穏乃「それはどうなんでしょう……でも先鋒はエースを先鋒は貧乳って、京太郎も面白いこと思いつきますよね?」 宥「だね~。ん?玄ちゃんどうしたの?」 玄「……今気付いたのです……私がインハイで出会った先鋒は、みんなおもちが控えめだった!!」 玄「こ、これはまさか本当に先鋒は貧乳!?」 憧「アンタ全国の先鋒に喧嘩売ってんの?」 5月△日 今日も1日麻雀。まぁ休日に女子の中に男子1人って、考えてみりゃ恵まれてる状況だよなー 現実は麻雀でフルボッコだけど 憧とか狙ってんのかってくらい俺に直撃させる これがまた上手いからどうしようもない 一体いつの間にそんなに実力を、そう言うとドヤ顔するのがイラッとくるぜ いや、それよりも気になったことがあったので聞いてみた 「一体いつの間にそんなに綺麗になったんだ?」と 憧は一瞬ポカンとした後、顔を真っ赤にしていた 最後に会った時は俺や穏乃と一緒に走り回るような活発な感じだったのに、今やこんな女の子らしくなって この数年で一体そうやってそんな変わったんだ そこに関しては穏乃や玄さん、赤土先生も同感だったのか色々聞いていた 玄さんは手をワキワキさせていたけど、それは違うだろう。それもいいけど 赤土先生が「彼氏できた?」と聞くと、憧はさらに真っ赤になって妙な声を出していた 面白くなったのか、みんなでからかい続けると 「か、彼氏とかいたことないから!!」と憧は叫んだ その後ハッとして、何故か俺を思いっきり叩いてきた 理不尽だ。俺は綺麗になったしか言ってないのに 帰りも何故か憧にアイスを奢ることになった 晴絵「あー、この辺りから京太郎が無自覚に口説くのが目立ってきたよね」 灼「そういえば玄の時も可愛いって……」 憧「うぅぅ……急に綺麗になったとか言われたらああなるわよ!」 玄「か、可愛い……いやでも私は憧ちゃんみたいに綺麗じゃないし……」 宥「ふ、2人とも落ち着いて~」 穏乃「さらっと、気付いたら言ってるんですよね」 晴絵「別の時だけど、シズもいいリアクションしてたわよ?」 5月□日 GW最終日は、松実館での短期バイトだった 人手が足りないってことで頼まれたんだが 玄さんも宥さんも結構着物が似合っていた。宥さんは中にガッツリあったかいもの仕込んでいるんだろうけど 最初は勝手が分からなかったが、しばらく色々聞くと、ハギヨシさんに教わった様々なスキルもあってかそれなりに働くことができた なんか色んな人から驚かれたり褒められたりしたが、そんな大したことはしてないんだがなぁ 終わった後のバイト代も最初に言われていた額よりずっと多かった 玄さん宥さんの親父さん曰く、「これじゃ足りないくらい働いてくれた。受け取ってくれ!」とのことだった その後、卒業後に旅館に来ないかと誘われた。せめてバイトでも!と 最後に「なんならうちの娘どっちかいるか?いっそ両方とかどうよ!」流石に玄さん宥さんが叩いて止めた 恥ずかしかったのか2人とも赤くなっていた ま、いいバイトだった。今後もたまに短期ならということで話は終わった 玄「……旅館の娘なのに、京太郎くんに負けたのです」 宥「……京太郎くん、すごかった」 穏乃「いや、アレは勝てませんって」 灼「正直人じゃない……」 晴絵「言い過ぎだって。ほら、京太郎も誰かに教わったってあるし……」 憧「教えた人はもう人間止めてるレベルじゃない?」 GW前 side京太郎 京太郎『っつーわけで、今年はそっちに行けなくなったわ』 京太郎『……いや無理だって、みんな頑張ってんのに俺だけ抜けるとか』 京太郎『オイ、電話しながら黒糖食うのはやめろ』 京太郎『そもそも親戚っつっても血なんてほぼ繋がっちゃいないだろ、親父がおっちゃんと仲良かったからみたいなもんだし』 京太郎『いや、もう来ないって訳じゃないんだから、またそのうち行くって。だから黒糖は一旦置いとけ』 京太郎『え?今年はみんな集まる?良子さんも?』 京太郎『あー、プロ入りしてから来なかったもんな、良子さん。なんだっけ、今年は冬木市?では聖なる牌を取りに行ったんだっけ?』 京太郎『違った?ま、いっか』 京太郎『ん?……ああ、分かってるって』 京太郎『良子さんやおばさんおじさんにもよろしく言っといてくれ、春』 5月●日 今日は運動会だったけど……疲れた 男子だからって準備でも片づけでもこき使われたぜ 運動会自体はそれなりに楽しかった 特に揺れるおもちが最高でした。玄さんにいい見学ポイントを教えてもらっておいて本当に良かった 競技自体は普通だったが、いくつかに男子が混ざる、といった形だった まぁ10人いないくらいだし、しゃーない それでもなかなか楽しかった。特に、障害物競争は良かった あえておもちのある娘と並走して揺れるおもちをごく自然に楽しんだりできた ただ、途中の障害の借り物が少し悩むものだった 他はやかんとか、ヅラとか、こ○亀152巻とか微妙な物もあったが、俺が引いたのは『尊敬できる先輩』だった こっちに来て日が浅いので、少し悩んだ結果、玄さんを連れてゴールした ちょっと無理矢理手を引いたからか、少し玄さんは息が上がって赤くなっていた 一応、尊敬できる先輩として連れてきたと言うと喜んでくれた 尊敬しているとも。おもちと同志的な意味で まぁ、本人も分かっているだろう 玄「え!?人間性とかそういうのじゃなかったの!?」 憧「むしろなんで迷いなくそれ信じたの?」 晴絵「結構辛辣な意見ねー」 灼「そんなことだと思ってた」 宥「あ、あはは」 灼宥(選ばれなくて、ちょっと凹んだし) 穏乃「2人ともどうかしたんですか?」 5月◇日 今日も部活 今日は結構遅くなった 帰りに穏乃の希望で俺、穏乃、憧の3人でコンビニに寄った そこで、憧が急に他校の娘に声を掛けられていた どうやら中学の時の同級生らしい 確か、晩成だったか?奈良で何年も連続でインハイに出てる でもって偏差値70とか。憧もそこに行く予定だったとか 憧、頭めっちゃ良かったんだなー とりあえず憧がどうして来なかった、とか言われてたので、一応止めようと思って間に入ると 「誰……まさか……憧の彼氏!?」こっちが何か言う前にそう言う晩成の娘 いやいやそんなんじゃねー、と言おうとするがまた遮って 「……男が原因で来なかったのか」とか向こうは勝手に納得しだした 憧もかなり否定していたが、向こうはそのまま今年も晩成が勝つとか言い残して走り去って行った 後からコンビニから出てきた人が 「初瀬ー、アレ?……え!?お前なんで走って行ってるんだ!?私一応先輩だぞオイ!?」そう言って走って追って行った なんか誤解されたままで終わった 俺にはどうしようもないから憧にまかせたけど……どーなったかな 憧「……まだ微妙に誤解したままなのよねー」 穏乃「え!?壮行試合とかやったのに!?」 宥「た、大変だね」 玄「そうですのだ!一刻も早く本当は私の彼氏だって誤解を解いて…」 憧「しれっと何言ってる!!」 灼「……私のってメールしとこかな」 晴絵「青春だねー」 初瀬「うーん……」 やえ「どうした?携帯持って唸って」 初瀬「いや……その、略奪ってどうやればいいのかなって」 やえ「……色々言いたいことはあるが、私も競争相手にいるって忘れるなよ?」 5月▽日 部室に行くと、宥さんしかいなかった 宥さんはまだストーブを付けさせてもらえないからか、5月だというのに寒そうにしていた あんなに厚着してて寒いとか、大変だろうな ほっとくのもアレなんで、無いよりマシと思い、俺の上着を貸した 宥さんは驚いていたが、寒さには勝てないのかお礼を言ってから上着を受け取った 大き目だからか、厚着をしておもちな宥さんでも充分に着れた 上着1枚じゃあんまり変わらないと思っていたが、宥さんはあったか~いと言って、今日は普段より調子が良かった ただ、俺の上着を着ていることを憧や灼さんに問い詰められた。俺が 親切心なのに、解せぬ 宥「京太郎君の上着、あったかかったな~」 玄「なんて羨まし……じゃなくて、お姉ちゃん!ちゃんと着ないとだめなのです!」 憧「そ、そーよ!もっと、京太郎から借りなくていいくらい着とかなきゃ!」 灼「そーいえばこの前私にも貸してくれた……」 穏乃「いいなー……よし、私も!」 晴絵「シズはまずジャージだけなのをやめような」 5月■日 今日も部活 だが、部活前に灼さんに会った そのまま一緒に部室に行こうとしたが、灼さんが階段で足を滑らせてしまった 階段といっても、そんなに段差が無かったからか大事はなかったが、足を挫いてしまったようだった 大丈夫と灼さんは言っていたが、そのままにしておけず、保健室に行こうと言っても聞いてくれなかったので、 強制的に抱えて運んだ。今考えればお姫様抱っこの形だったな 灼さんは顔を真っ赤にして文句を言っていたが、怪我人に無理させる訳にはいかない そのまま保険室まで連れて行って、手当してもらった 手当が終わって、部室に行くから肩を貸して欲しいと言われたが、身長差がどう見ても30以上はある なのでまた同じようにお姫様抱っこで運んだ 保健室に行くときよりかなり文句を言っていたが、怪我して無理をしようとした罰です、と言ってあえてそのまま運んだ 部室にもそのまま入ってやると、流石に降ろしてから怒られた 顔は真っ赤のままだったが その後、帰りは灼さんは赤土先生に送ってもらっていた 憧にもめっちゃ怒られたし、少しやりすぎたと思う だが、また同じようなことがあったら誰でも俺はやるかもなー 灼「……アレは酷かった」 晴絵「人生初お姫様抱っこだったっけ?」 灼「うぅ……」 憧「そんな無理矢理なんて羨まし……じゃなくて酷いわよね!」 穏乃「でも、怪我してたからと考えれば……」 玄「無理しようとしたからですのだ!」 宥「……玄ちゃん?同じことしようとか考えてないよね?」 玄「ギクッ!?」 憧「オイ」 5月17日 今日は憧の誕生日だった 昔会ったことあるとはいえ、実際の付き合いはまだ一ヶ月ちょっと、いや知らんから 部活が終わってケーキが出されてから初めて知った 何も用意できてねーよ みんな何かプレゼントを用意していて、俺1人無しというのもアレなので、 ついこの前携帯で撮ったカピーのベストショットを見せたら、思った以上に喜んでくれた 結構動物とか好きらしい 写メを送った後、今度うちに見に来るという約束をした まぁ、これで喜んでくれるなら安いもんだけどな カピーを今日は少し長めに撫でといた でも写メだけってのもアレなんで、明日何かお菓子でも作って持ってくか 憧「あぁ、この時の写メ、今もたまに見るわ」 灼「結局みんなもらってたけどね」 憧「いいのいいの、可愛いんだし」 穏乃「でも、翌日京太郎が持ってきたクッキーも美味しかったですよね」 晴絵「アレ、どこで買ってきたかと思ったよ」 宥「手作りですもんね」 玄「京太郎くん、そういうとこ本当にすごいなぁ……」 5月◎日 今日は松実館でバイトした なんでも従業員が1人風邪らしいので急遽頼まれた まぁ大体は前回やったことだからそこまで苦ではない でも、前回に比べて、他の従業員の人にも結構顔を覚えてもらえたり、 たまに厨房に呼ばれて手伝いをしたり、前よりも信用されているような感じはあった 何人かからは、いっそ今から就職しないかとか誘われたりした 冗談だろうけど、気に入ってもらえたのかなー 玄「むぅ……冗談じゃないのに……」 宥「ねー」 穏乃「え?従業員の人達もですか?」 玄「うん!板前さんとか、『弟子にしてもいい』とか言ってたよ」 宥「他の人から『ちょっと本気で勧誘してくれない?』って頼まれたりもあったなぁ~」 灼「……従業員みんな本気で狙ってる?」 憧「まぁ、京太郎のスキルならねぇ……」 晴絵「そのうち松実館に就職したって言ってきそうだなー……」 5月☆日 ちょっと親父からの頼まれ事で大阪まで遠出 そこでちょっと奇妙な出会いがあった 昼に大阪ということで目についたお好み焼き屋に入った 個人でやっているようなところなのか、客は俺と、高校生の制服を着た姉妹だけだった どうやら自分で焼けるとこらしかった 俺も自分で焼いてみることにして注文し、タイミングの問題か姉妹と同じタイミングでお好み焼きのたねがきた 客が少ないからか、姉妹の会話もよく聞こえた 「ええか?今うまいお好み焼き焼いたるからな?」「でもお姉ちゃん、この前失敗せぇへんかった?」「ぐ、偶然や!」 等と微笑ましい会話だ。というか背が低い方が姉か。よく見たら妹の方が背も胸もあるな 俺も鉄板で焼いた。久しぶりだったが、案外覚えているものだった 「ええか……ひっくり返すのはタイミングと勢いや!……こう、ピピッときたらガッといくんやで?」「……大丈夫かなぁ」 声が大きいのもあってよく会話は聞こえた。なんかフラグっぽいと思っていたら、その通りだった 「……よし!今や!!」「あ、まだ早……あ~あ……」妹の「あ~あ」で全てを理解した 姉……やらかしたな 「……難しいんやって!ほら!あっちの金髪のにーちゃんも今失敗するで!!」 なんか姉妹でこっちを見ているような気がしたので、あえて見せつけるように綺麗にひっくり返したやった。ドヤ顔のおまけ付きで 「……お姉ちゃん、あの人めっちゃ上手いやん。お好み焼きめっちゃ美味しそうやん」「……見た目より味や!ちょっと!!そこのにーちゃん!!」 そう呼ばれた。まぁ最初から聞こえていたし、別に問題はないが 「うちのお好み焼きとアンタのお好み焼き、どっちが美味いか勝負や!!」そう言ってくる姉の方……思ったより貧乳だったな 断る理由もないので、焼き上がったお好み焼きを切り分けて姉妹に渡す 「……美味いな」「……お姉ちゃん、これオカンより美味しくない?」 そして渡される姉……いや貧乳のお好み焼き……THE失敗作な見た目だった 味は……まぁ普通だな。見た目アレでも悪い訳じゃあない 悔しそうにする貧乳と、申し訳なさそうな妹、もとい巨乳。対照的だった。色々と そのまま一緒に食べることになり、何故か連絡先を交換することになった 「次は負けんからな!なんなら美味いもん作ったら写メ送ったるわ!!」そう宣言しる姉妹の貧乳の方、愛宕洋榎さん 「ホンマお姉ちゃんがスンマセン。あ、これ私の連絡先です」そう言いながら連絡先を教えてくれた姉妹の妹、巨乳の愛宕絹恵さん 帰り道にメールしていると、2人が年上で麻雀部だと知った 夜、宣言通り愛宕…愛宕(貧)からからあげの写メが届いた なのでこっちはこってり豚骨のチャーシューメンを送ってあげた 言い出したのはあっちだし、問題ない問題ない 灼「大阪の愛宕さん……有名選手……」 晴絵「誰とでも仲良くなるなぁ……きっかけがアレだけど」 憧「夜にラーメンって狙ってやってるわね。というか(貧)って……」 玄「確かに愛宕さんは妹さんの方はすばらですが、お姉ちゃんの方はおもちがひかえめですのだ!!」 宥「なんで対戦してないのに分かるの?」 穏乃「……ラーメン食べたいなぁ」 憧「……アンタが引っかかるな」 洋榎「うーん……」 絹恵「……どうしたん?今日の夕飯作るんやないん?」 洋榎「いや、作ってから京太郎に送ってやろーって思っとるんやけど……」 絹恵「うん?」 洋榎「京太郎にダメージあるようなもん作ったら太るし、夜は夜で京太郎が送ってくるし……ウチはどうしたらええんや!?」 絹恵「……無茶な勝負やめたらええやん」 愛宕(貧)、必死に京太郎に仕返し中 しかし京太郎へはほぼノーダメージの模様 5月★日 今日は俺が部室に来た時玄さんしかいなかった 部活が始まるまで時間があったので、玄さんと魂の決闘(デュエル)をした お互いのカード(写真)を出し合い(見せ合い)より上をいく方が勝つ…… やはり同性の強みか、玄さんはかなりの数のカード(写真)を出す 俺も無くはないが……数が足りなかった(写真の入手は合法な手段) このまま負けるのか……そう思った時に引いたのは……鹿児島の春から送られてきた1枚の写真 石戸霞さん&明星ちゃんの規格外なおもちの写真!! 流石の玄さんもこれには涙して深々と一礼 俺達は互いの健闘を称えあい、硬い握手を交わした そしてその3分後、赤土先生と憧と灼さんに見つかり、正座で説教をくらった 写真だけは死守したがな 玄「いい決闘(デュエル)だったね……京太郎くん」 憧「机に女子の写真広げて泣きながら握手してたんだけど、やっぱ今からでも殴っていいわよね?」 晴絵「まーまー落ち着けって。うん、私より大きいのばっかだったけど、気にすんなって」 灼「……やっぱりゆるせな……」 穏乃「でも、今なら憧の写真もあるかもよ?」 憧「なっ!?」 宥「ちゃんとみんなの分あるんじゃない?」 6月×日 今日は穏乃と憧と遊ぶ予定だったが、待ち合わせ場所に2人とも来たが、憧は予定で遊べなくなったらしい 穏乃と2人で、ということになった ついでに憧からジャージ以外の服を選んでやってほしいと頼まれた 思い出してみれば昔会った時もずっとジャージで、今もその時とほとんど変わらない 普段はずっとジャージなのかと聞くと、いい笑顔で頷かれた なんで少し誇らしそうに頷く 憧の頼みもあり、商店街の服屋を見て回ることにしたが……穏乃ががっつり拒否しやがる スカートとか制服以外は絶対ないとまで断言しやがった 一応女子高生なのにそれでいいのか 元は悪くないのに、もったいない 仕方なく穏乃の服は諦め、適当に商店街を見て回ることになった ちょっとした食べ歩きみたいになったが、まぁこれはこれで楽しかった 道中で買ったものはしっかりと写メを撮り、夜に愛宕(貧)に送っといた 穏乃「ジャージでいいのにー」 憧「普段着がほぼジャージってのは流石にないわよ」 灼「だね。ちゃんと服買わなきゃ」 晴絵「……ツッコミどころか?」 宥「そ、それはちょっと……」 玄「でも、元は悪くないって言ってるから、可愛らしい服着てみるのもいいんじゃない?」 憧「それがねー……実は結構後に…」 穏乃「!?そ、それは黙っててって言ったじゃん!!」 玄「へー……じゃあ読み進めたら書いてあるかもだね!」 穏乃「!?」 6月○日 今日からついに団体戦が始まった 初戦からいきなり晩成が相手、どうなるかと思ったが、 いきなり玄さんが大きくリードを広げ、そのまま1位に! マジで晩成に勝ったよ、すげー 会場のみんなびっくりしてたわ そのまま2回戦も危なげなくトップ通過 このままの勢いで目指せ全国!! 晴絵「県予選かー、いやー、あの会場中のびっくりした顔は良かったなー」 穏乃「いきなり玄さんが5万もリード広げましたからね、アレはすごかったなー」 玄「た、たまたまだよ!それに、その後すぐ晩成の小走さんが対応してきたし」 憧「あー、あの人はマジですごいわよねー。初見で玄相手に+で終わらせるんだもの」 灼「あの人は本当に上手い、奈良個人1位だし」 宥「壮行試合の時も、すごく強かったよね~」 6月△日 団体戦、優勝おめでとう!! 晩成以外って10年ぶり?とか言われてたけどどうでもいい! 全国出場が決まったことが嬉しい このまま勝ち進んで和と、という目標のためにも、 これからも頑張っていこう とりあえずは来週の個人戦! やってやるぜ!! 穏乃「この時は嬉しかったなぁ……」 憧「今思えば夏に全国目指すって決めて、本当に全国行くとかどこのドラマよ」 晴絵「それを自分たちでやったんだ。誇っていいぞー」 灼「ハルちゃんもそうだった……」 玄「みんなで掴んだ勝利、ですのだ!」 宥「だね~」 6月□日 麻雀部が全国に行くことになったせいか、周りの扱いも変わってきた 穏乃や憧は他のクラスの人にまで色々聞かれていたようだった 玄さんと灼さんは、それぞれ旅館とボーリング場にお客が増えたと言っていた 宥さんはもみくちゃにされていた。超混ざりたかった それと、麻雀部の後援会がまたでき、予算やらでかなり援助してくれるらしい なので、インハイまでの間に毎週どこかの県の2位の学校に練習試合に行こうという話になった 詳しくは、俺の個人戦が終わってかららしい 俺は留守番かなー。ま、野郎1人なら当然だが それと、みんなで新聞を見て知ったが、長野で咲と和がいる清澄高校が全国出場を決めたらしい 穏乃が燃えていた。物理的に燃えそうでこえーよ マジで優勝かー。あいつも頑張ったんだな 後で電話しておこう 穏乃「あ、うちの店もお客増えたよ!」 憧「うちも参拝客が増えたわ。ま、そのせいで私まで巫女服着て出るはめになったけどね」 灼「なんにせよ、増えたのはありがたい」 玄「だね。お姉ちゃんは揉みくちゃにされてどうだった?」 宥「あったかかったよ」 玄「そのまま私も混ざっていれば上級生のおもちを堪能できたのに……」 晴絵「玄ー?女同士でもセクハラは成立するからなー?」 6月●日 今日から個人戦、俺の大会が始まった 俺なんかほっといていいのに、みんなわざわざ応援に来てくれた というか男子1人に女子5人+引率、目立つわ 玄さんとか落ち着くためにおもちを思い浮かべて、とかアドバイスくれたけど、 思い浮かべなくても目の前のおもちで充分ですありがとうございます そうこうしていると、晩成の先鋒、小走さんがわざわざこっちに来た 晩成は共学で、小走さん自身も個人戦に出ているが、男子の応援にも来たらしい 「個人でリベンジできないのは残念だが、やるからにはトップを目指す!それは男子も同じだ!負けないからな!」そう言い残して 行った あの人なりの激励か?悪い人じゃないのは分かる そして試合、厳しいとこもあったが、なんとか初日は突破した しかし、明日からはもっと強い相手もいるだろう 気合いを入れて、明日も頑張ろう! 憧「京太郎の試合も見ててハラハラしたわねー」 晴絵「ま、いきなり3年生ばっかの卓に入ったりだったからなー」 灼「運が良いのか悪いのか……」 穏乃「うーん……微妙なクジで1位とか引くけど……」 玄「とにかく初日は勝てて良かったよ」 宥「うん。みんなで応援したね~」 6月◇日 大会2日目、悪くは無かったし、午前中は勝ち抜けたんだが、晩成男子は上手かった 奈良県のトップ校は伊達じゃないな 1年夏でいきなり全国、なんて普通じゃ無理なのは分かってるが、悔しい 終わった後、みんな色々と慰めてくれた 玄さんなんて胸を貸すとまで言ってくれたが、断った。断るとか何シリアスっぽくやったんだあの時の俺 でも、これで終わるか もっと、もっと練習して次の大会こそやってやる! 俺は諦めねーぞ!! 穏乃「京太郎……」 憧「そんなの見せなかったくせに、やっぱり悔しかったんだ……」 晴絵「男の意地ってやつよ」 灼「……今度、小走さんも誘って京太郎と打と」 宥「うん……私も」 玄「……じゃあ私は胸を!」 晴絵「シリアスを胸でぶち壊すのは止めなさい。京太郎は喜ぶかもしれないけど」 6月▽日 今日は雨 だから制服が濡れた、とか言いながら何故か嬉しそうにジャージ姿の穏乃が言っていた 制服よりジャージの方が見慣れてしっくりくるってちょっとおかしい気がする ジャージなせいか、普段よりよく穏乃は動いていたが、そのせいかジャージが壁の釘か何かに引っかかり、盛大に破けた ジャージの下はそのまま下着だったのか、一瞬白い何かが見えたが、穏乃はすばやく隠してしまった。おしい しかしそのままにしておく訳にもいかない。制服も濡れているらしいので、一旦ジャージを脱いで貸せと言うと、殴られた 普通ビンタじゃねーの。グーってさぁ…… とにかくジャージを縫うため、妥協案として、一時的に俺の上着を貸した。まだ冬服のままでよかった 体格差の問題か、俺の上着で十分ジャージの代わりはできていた 貸している間、穏乃は何か大人しかったが、まぁジャージが直るのを待っていたんだろう ハギヨシさんに教わったことを思い出し、3分で終わらせた そのまま穏乃にジャージを返し、すぐに着替えたが……なんで今度はジャージの上に俺の上着着てんだ 結局穏乃は俺の上着を着たまま部活を始めた 俺に上着が帰ってきたのは帰り際になってからだった そんなに俺の上着が良かったのか?どこがいいのか全く分からん 穏乃「あぅ……」 晴絵「あったわねー。穏乃が珍しく京太郎を困らせてた日」 灼「あったあった。何を言われても上着を返さなくて」 宥「あったかそうだった」 玄「で?どうしてかな?」 憧「さー、キリキリ吐きなさい」 穏乃「いやその……京太郎が近くに居る感じが良くて……ちょっと話したくないなーって……あぁもうこれ以上いいじゃん!!」 晴絵「おー、穏乃が乙女の顔してるー」 憧「気持ちは分からなくもないけどねー……あたしもやろっかな」 灼「……体格的には私が」 玄「は、はいはい!私も!」 宥「わ、私もあったかくなりたいな~」 穏乃「なっ……じゃ、じゃあ私は今から京太郎に頼んで…」 晴絵「はい、その辺にしときなさいね?」 6月■日 今日から毎週末、全国の県2位の高校との練習試合だ 俺は対戦校がOKすれば付いていけるらしい 今週は穏乃の希望でなんと長野の龍門渕高校 龍門渕と言えば、長野での親友であり師匠、ハギヨシさんが勤める家 多少は面識があったからか、俺が来ることもOKだったらしい 高校、ではなく龍門渕家に招かれた。何度か来たことはあったが、相変わらずでかい すれ違う使用人の人も、ちらほら知っている人もいるので軽く挨拶もしつつ、部屋に通された そこには何度か会ったことがある人達、龍門渕透華さん、天江衣さん、井上純さん、国広一さん、沢村智紀さんがいた まさかこんな形でまた会うことになるとは、そう龍門渕の人達と話し、早速練習試合を始めることに 初戦……穏乃が天江さんにフルボッコに。ついでに俺まで巻き込まれた。飛んだけどな 穏乃が圧倒的な実力に凹んだ、かと思ったがそこは山育ち(半分くらい) すぐに復活して再び天江さんい挑む辺りが流石阿知賀の大将だ それからしばらくして、休憩がてら清澄がどうだったか聞くことに 初めは和が大将だったかと思ったが、大将はなんと咲だった 咲が大将かー……昔はそりゃ自分はおろか俺まで+-0されまくったり、カンばっかりされて気付いたら飛ばされたりしたけど…… そういうとなんか赤土先生が引き攣った顔してた 予定が合わないから会えそうにはないが、インハイで会えるかな 晴絵「あんな人外と昔から打ってて平然としてるのがすごいのよ」 憧「いや、一応あたしらとタメなんだからそんな人外とか……いや、人外というか……」 玄「おもちは人並み以下なのに……」 灼「それ言ったら色々な人に怒られるよ……」 宥「穏乃ちゃん、実際打ってみてどうだった?」 穏乃「打ってる最中は平気だったんですけど……後からすっごく怖くなりました」 咲「へくちっ……風邪かなぁ……」 6月◎日 学校帰り、少し早いけど必勝祈願のお守りでも買うべきかと話すと、 憧が自分のとこの神社でいいものを選ぶ、ということで憧と2人で神社に寄ることに 神社に着き、2人で境内にいるという憧のお姉さん、望さんを探していると、見知らぬ同年代の男の人と親しげに話す望さんを見つけた 邪魔になってはいけないし、今日はやめとくかと思ったが、隣で憧がとんでもなく驚いた顔をしていた 「そんな……お姉ちゃんに……小鍛治プロみたいになるとか考えたりはしてたけど……いやでも……」とかブツブツ言ってた憧 大分失礼なこと言ってたけど聞かなかったことにした 望さん達はそのまま神社の裏手に回って行き、俺は憧に引っ張られてそれを尾行することに 馬に蹴られたくはない、と言っても憧は「ほっとけないでしょ!?」と聞かなかった やがて、周囲から見えないような神社の裏手の奥に。俺達は近くの茂みに そのまま望さん達は急に互いに近付き、どうなるか、と思った時 憧が前に出過ぎたのか、思いっきり音を出して、望さん達に気付かれてしまった 仕方なく俺が事情を話すと、望さんは声を上げて大笑いだった 「この人、親戚だよ?憧、忘れたの?」そう言う望さん 憧はぽかんと呆気にとられた顔をした後、一気に真っ赤になった さらに話を聞くと、男の人は憧とも親戚関係にある人で、ただ建物の修理に来ただけらしい 最後まで話を聞くと、憧はすごい速さで走って逃げていってしまった 俺を置いて。せめて最後まで引っ張っていけ 「あーおかしかった。ま、あんな妹だけどよろしくね?」そう言う望さんだった 一応、帰りにお守りは選んでもらった 憧「うあああああ……なんでこんなことまで書いてんの……」 晴絵「望に男ができたと勘違いか……くく、確かに驚くけど……いやー、面白いよ憧」 憧「う、うっさい!姉の心配くらいするわよね!玄も!!」 玄「え!?そ、そう!お姉ちゃんの心配はするものですのだ!」 灼「……京太郎取られないように?」 玄「なっ!?ななななんのことかな!?」 宥「玄ちゃん……」 穏乃「いや、今更でしょう」 6月☆日 週末の泊りで練習試合、今回は愛知県だ だが俺は留守番。まぁ、相手校が女子校で女子チーム同士の練習試合だし、そりゃ普通はこうなるわなー 仕方ないので今日は1日ネト麻 久しぶりにじっくりハギヨシさんと打ったり、うっかり間違えたのかネト麻最強ののどっちとエンカウントしたり、色々あった ただ、1人仲良くなれた人がいた ハンドルネーム打倒はやりんさん 可愛らしいアバターに、アバターのおもちが大胆な人、チャットで仲良くなり、連絡先まで交換した ぼちぼちメールもやってる。なんか今度着る衣装、とか言って服の写メを送ってくれた これがかなり大胆なものだった これを平然と着れるほどの人物……是非ともリアルでも会ってみたいな 晴絵「まー、さすがに連れてけなかったわー」 憧「仕方ないわよ。せめて個人で入賞でもしてれば断られなかったかもしれないけど」 穏乃「ちゃんと京太郎も分かってるよ。お土産も買ってったし」 玄「しかし……この人もおもちがあると見た!」 灼「いやネト麻だし……そもそも女の人じゃないかも……」 宥「玄ちゃんのこういう勘は当たるよ~」 揺杏「ユキー!新しい衣装だぞー!!」 爽「希望通り胸めちゃくちゃ強調したぜー!!」 成香「わ、わぁ……」 誓子「胸元すっごく開けて……これ、本当に着るの?」 由暉子「いいですね……彼、胸が好きですし……」 6月★日 部活に早めに行くと、玄さんが部室の掃除をしていた せっかくなので俺も手伝うことに 熱いおもちへの愛を語り合いながら掃除をしていた しかし、俺と玄さんでは大きな違いがある それは、おもちを実際に触れたことがあるか否かだ 玄さんは同じ同性として、比較的容易に触れることができる だが俺は男だ。下手に触れでもしたらあっという間にデッドエンド直行コースに おもちを愛するものとして、柔らかさや重さ、それらを知りたいが俺ではその領域まで至ることはできない なんという玄さんとの大きな差。なんて大きな問題 玄さんもこの辛さが分かってくれたようで、優しく慰めてくれた その時だ 俺は掃除で濡れた床で足を滑らせ、まるで玄さんを押し倒すような形で倒れた あまりに唐突な出来事に俺は状況が理解できなかった そして、倒れている俺は、その手に当たっている柔らかいものが何かも分からなかった とりあえず手を動かすと、それは柔らかく、そしてあたたかなものだった 動かすと同時に玄さんの声も聞こえた 「きょ、きょぉ…たろ……くん……」その声でハッとした 俺の手は、俺の両手は……玄さんのおもちの上にあった つまり、俺が触れていたものは……玄さんのおもちっ!! すぐさま玄さんの上に倒れる形だった俺はそこをどき、すぐに土下座した 玄さんの表情は土下座で見えなかった が、玄さんが何かを言う前に、みんなが来た そこで土下座している俺にみんな驚き、結局玄さんのおもちを揉んだことは有耶無耶になってしまった しかし……今思い出すと、アレがおもちの感触か……すばらしい 俺はまた、ひとつ大人になれた気がするよ ありがとう、玄さん 玄「どういたしまして……やはりおもちは触れてこそ…」 憧「何やらせてんのよっ!!」バシッ 玄「あいたぁ!!叩かないでよぉ!」 晴絵「いやー、これ現場抑えられてたらアウトよ」 灼「流石に擁護できない……」 玄「事故!事故だよ!!」 宥「でも、京太郎くんに押し倒されたんだよね?」 穏乃「な、なんかそう聞くとすごいですね……」 玄「そ、そんなんじゃ……あぅぅ……」カオマッカ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6214.html
特別編 ふたりの日記 ※本編とは完全に別のものです。別の世界線とかそういうのです side京太郎 4月×日 麻雀部に入部した 入学式の時に見た、あの美人、原村の胸に惹かれて入部しちまったぜ 麻雀なんてルールも知らないけど、これから覚えていけばいいか よし、これから麻雀もそれなりに頑張っていこう! 何より!胸のために!! side和 4月×日 麻雀部に入部しました 先輩は2人、優希と一緒に入部しましたが…… 同じ日に入部した男子、須賀くんはなんなんでしょうね 麻雀のルールも知らないし……なにより私の胸ばかり見ていました 男子ってそればっかりなんでしょうかね side京太郎 5月○日 最近和は咲とよく話してばっかりだ 俺は麻雀のルールと役こそ覚えたけど……全然勝てない 他の部員とレベルが違いすぎるからネト麻してる 和は教えてくれるけど……あの胸のせいで集中なんてできねぇ! そのたび、和に呆れたような目で見られる。その胸が悪いんだよ!! side和 5月○日 最近は須賀くんが連れて来てくれた咲さんが入部してくれたおかげで、前より楽しくやれてます メンバーも5人揃って、本格的に大会も見えてきました でも、そのせいで初心者の須賀くんを放置してしまいがちなのが少々申し訳ないです 部長も気にかけてか、ネト麻のたびに教えてたりしているので私も教えていますが…… 明らかに集中していません。それどころかまた胸ばかり見ています。もう少し真面目にやってほしいです side京太郎 6月△日 麻雀部が団体戦で優勝して以来、みんな全国のために頑張っている 全国制覇っていうの、みんな本気なんだなー 俺ももうちょい大会で頑張れば……いや、今更言っても仕方ないか これからは部のために雑用を、そして自分のためにもっと麻雀を頑張ろう みんなが本気で頑張ってる中、俺だけずっと気楽にやってる訳にはいかないしな side和 6月△日 団体戦優勝、でもこれからです 全国で優勝するため、もっともっと頑張らないと みんな、練習に熱が入っています そのせいか、以前より須賀くんに雑用を押し付けてしまったり、同じ1年生なのに少し申し訳ないですね 今度、何かお礼でも言うべきでしょうか side京太郎 7月□日 今日から4校合同合宿、俺は無論留守番。まー、女子ばっかだししゃーないわ みんなそれぞれメッセージを残していってくれた。ただし部長、あんたは無いわ 和なんかは目指せ上級卓とか、少しは気にかけてくれてるみたいで少し嬉しい みんなは居ないけど、みんな頑張ってるんだし、俺だってやってやる! 目指せ上級卓だ!! side和 7月□日 今日から4校合同合宿、大会で打った人達とですが、また打てるのはすごくいいです 全国で優勝するため、この合宿でさらにステップアップしたいですね それにしても……今更ですが、須賀くんを置いてきたことに少し罪悪感がありますね 女子ばかりなので、一緒に来る方が色々と問題はありそうですが……準備等は手伝ってもらってこの扱いは…… 一応メッセージだけは残しましたし、須賀くんも頑張っているでしょう。でも部長、あのメッセージは流石に無いです side京太郎 8月●日 やったあああああ!!全国制覇だあああああ!! マジですげーよみんな!! 本当に全国制覇しちまうなんて! ……俺も、目指してみるかな もっと、もっと、今以上に頑張ろう side和 8月●日 ついに!ついに全国制覇できました!! 父も見てくれていたみたいで、電話で転校は無しということが決まりました! これで清澄にいることができます!! 優希に咲さん、染谷先輩に竹井部長、それに須賀くん みんなと一緒にいれることがとても嬉しいです side京太郎 9月◇日 最近麻雀が楽しい いや、元々麻雀が面白そうで、実際楽しかったから入部したんだけど、最近は今まで以上に楽しい みんな、夏までまともに指導できなかったからって、しっかり教えてくれるおかげか、自分でも分かるくらい上達している そりゃまだみんなには勝てないけど、この調子でドンドンいくぜ! そして、俺も全国を目指す!! side和 9月◇日 最近はみんなで須賀くんの指導をしています 今までできなかった分、しっかり教えています その甲斐あってか、最近の須賀くんはドンドン上達していってます 何より楽しそうに麻雀を打っていて、その顔につい目がいってしまいます そういえば、須賀くん、最近は以前より胸を見なくなりました。夏の大会から何か変化があったのでしょうか side京太郎 10月▽日 今日は和の誕生日だったので、みんなでお祝いした 俺はハギヨシさんに教わり、エトペンをモチーフにした手編みのマフラーと手袋をプレゼントした 思っていた以上に和は喜んでくれたようで、良かった 最近は大会が近いこともあり、自分も大会に出るのに俺の指導ばかりしてくれたし、これくらい当然だ 秋の大会、俺だってやってやるぜ!! side和 10月▽日 今日は私の誕生日で、みんながお祝いしてくれました みんなからプレゼントを頂きましたが、他の方には悪いと思いますが、須賀くんのエトペンのマフラーと手袋が特に嬉しかったです どこで買ったのかと思ったら、手編みだというのが更に嬉しかったです 普段指導してくれるから、とか言ってましたけど、夏までできてなかったことをやっているだけなのに、この人は…… ありがとうございます、須賀くん。秋の大会、私も頑張りますけど、須賀くんの応援もしてます side京太郎 11月■日 最近和がよく教えてくれる 麻雀だけでなく、勉強まで分かりやすく教えてくれるからありがたい 大会の結果が残念だったからもっと麻雀もやりたいが、このまま成績がアレなのも駄目だ、ということらしい 今思えば最初会った時に比べてかなり態度も柔らかくなったなー うん、仲良くなれてよかった side和 11月■日 最近は須賀くんに麻雀以外に勉強も教えたりしています 麻雀に頑張っていたからといっても、あの成績は……見たのは偶然ですけど、ちょっと危機感を持って欲しいです 大会の結果から、麻雀を頑張りたいのは分かりますが、学生の本分は勉強ですよ須賀くん 最近は胸をそんな露骨に見ることも……無くなりはしませんが、減ってはいます 以前より優しい……いや、初めて会った時も結構優しかったですし、顔?顔つきは良くなって……いえ、そもそも顔も悪くは…… って、何を書いているんですか私は!!須賀くんのことばっかり…… side京太郎 12月◎日 今日はクリスマス、という訳で麻雀部でクリスマスパーティーだ 料理やケーキはみんなで作った。優希はタコス以外戦力外だったが それからプレゼント交換をしたが……和のエトペンぬいぐるみが当たっちまった せっかくだから持って帰ったけどな。ま、悪いものじゃないしな 和みたいに抱いて打ってみるか side和 12月◎日 今日はクリスマス、なので麻雀部でクリスマスパーティーをしました 準備からみんなでやって、楽しかったです それからプレゼント交換をしましたが……須賀くんの用意してくれた、飾るタイプの指輪でした 何気にこういうセンスもいいですね。とても綺麗で、いいものです 須賀くんからのプレゼントですし、大切にしましょう side京太郎 1月☆日 新年あけましておめっとさん 今日はみんなで初詣に出掛けた 和は着物を着ていて似合っていた。さすが和、すっげー綺麗だった お参りを済ませ、おみくじを引いた。結果は中吉。それなりにいいこと、いいできごとあり 咲が引いてた大吉や、優希が引いてた凶に比べたらインパクトは薄いが、まぁ悪くはないか side和 1月☆日 新年あけましておめでとうございます 今日はみんなで初詣に出掛けました せっかくだからと母が着物を着付けてくれました。みんな、須賀くんからも綺麗だ、似合うと言われて嬉しかったです お参りを済ませた後、おみくじを引きました。結果は小吉でした。恋愛、相手が鈍い、頑張れ。ってこれ本当におみくじで書くことでしょうか 恋愛って……相手なんていませんし、仲の良い男の人だって須賀くんくらいなのに、なんでしょうね side京太郎 2月▲日 今日はバレンタイン、という訳でチョコを貰って、そしてあげた。逆チョコって奴だ 最近は料理だけじゃなくお菓子も作れるようになったし、渡した時みんな喜んでくれた ただし優希、お前のタコスのチョコかけだけは許さん そういや和がやけに凝ったチョコをくれたな。しかも渡す時なんか恥ずかしがってたし チョコが失敗だったような感じもないし、なんだったんだろうな side和 2月▲日 今日はバレンタイン、普段のお礼も兼ねたみんなと須賀くんにチョコを作りましたが、須賀くんに逆チョコと言われて貰ってしまいました 麻雀部の誰よりも凝ってて美味しいチョコだったのは、女子として危機感を抱くべきでしょうか それにしても、作ってる時もやけに須賀くんの顔ばかり思い出したり、渡す時も恥ずかしくなってしまったり、なんでしょうか みんなに話すとやけに優しい目をされましたし……分かりません こうして日記を書いていても須賀くんのことばかり書いてしまっています。私、どうしてしまったんでしょう side京太郎 3月◆日 今日は卒業式だった。竹井先輩が卒業して、少し寂しくなるな そう思っていたが、なんかよく知らない3年生に呼び出されて告白された とりあえず知らないからと断ったが、友達からと押され、つい連絡先を交換してしまった その後これからよろしくとか言ってその3年生は帰っていった。が、その直後、物音がして振り返ると和がいた 見ていたのかと聞こうとしたが、和は走ってどこかへ行ってしまった なんか勘違いしたか?明日にでも誤解は解いておこう side和 3月◆日 今日は、卒業式でした 本来なら竹井先輩の卒業をお祝いしなければいけないのですが…… 式が終わった後、須賀くんの姿が無いので探していたら……見知らぬ3年生に告白されている須賀くんを見つけました 話の内容までは聞こえませんでしたが、その3年生の表情はまさに恋する乙女という感じで……それを見て、私はすごく胸が痛くなりました そのまま須賀くんが連絡先を交換するところまで見てしまい、どうしようかと悩んでいる時、須賀くんに見つかってしまいました 私はたまらなくなって、そこから逃げ出してしまいましたけど……どうして今も胸がこんなに痛いのでしょう 私……まさか須賀くんのことが…… 京太郎「……まさかこの時こんな勘違いしてたなんてな」 和「わ、悪いですか!?この時は、色々と余裕が無かったんです!」 京太郎「悪かないけど……それからの行動がなぁ……こっちの話も聞かないで無視とか、ちょっとへこんだんだぞ?」 和「それは……悪いと思ってますけど、京太郎くんが鈍すぎるのも悪いんですよ!?」 和「ほら!その、我ながらこんなに分かりやすいのに、どうして私の気持ちに気付かなかったんですか!?」 京太郎「それを和が言うか!?日記見る限り、3月まで自分でも気付いてなったみたいだし、最初はあんな冷たい態度だったのに!?」 和「胸ばかり見てたからです!」 京太郎「う……ま、まぁいいだろ!こうして今は付き合えてるんだし!」 和「全く……高校の時何を考えていたか知りたい、なんて言うから昔の日記を出したのに」 京太郎「悪かったって。でも、和は出会った時から可愛かったってことが分かってよかったよ」 和「なっ……ほんとうに調子がいい」 京太郎「いや、昨日の夜も可愛かったかな」 和「やっぱり最低です!」 和「……罰として、今夜も付き合ってくださいね?」 京太郎「……あぁ、喜んで」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/938.html
霞「…」 京太郎「…」 霞(あら、向こうから歩いてくるのは清澄の男子部員ではなかったかしら) 霞(…よく見たら、背が高くて顔だちも整っているのねえ)ジー 京太郎(…?あの人永水の大将だよな…?なんで俺は見つめられてんだ…?) 霞(…はっ!いけないつい見つめてしまっていたわ)スレチガイ 京太郎(…?でもなんだか可愛らしい人だったな) 霞「…ということがあったのだけれど」 巴「霞さんが男性に興味を持つなんて珍しいじゃないですか」 春「確かに」ポリポリ 小蒔「Zzz」 初美「姫様もちゃんと霞ちゃんの話聞いてくださいー」 小蒔「はっ!ごめんなさい寝てました!」 霞「人当たりもよさそうだったし、男性と話をすることもあまりないから、一度お話してみたいわねぇ」 初美「清澄は女子しか団体エントリーしてないですし」 初美「彼が個人戦に出てるとしても開催は来週ですからそれまでにまたどこかで会えるかもですよー」 小蒔「そうですね。それにしても霞ちゃんが男の人に…」フムム 巴「私たちも敗退はしましたが個人戦もありますし、観光とかもしますからしばらく東京に居ますしね」 春「観光楽しみ」ポリポリ 霞「ほんとに会えるといいのだけれどね…まあ私の話ばかりでも悪いし、ひとまず観光の予定でも決めちゃいましょうか」ニコ 永水観光二日目 霞(初日は皆で観光、二日目は自由行動になったけど) 霞(冷静に考えてそう都合よく会える訳ないわよね)ハァ 霞(少し歩き疲れたわね…ちょっと休憩でもしようかしら)ベンチスワリ 京太郎(あの巫女服…永水の人だよな?) 京太郎(何してんだろ?) 京太郎(…しかもよく見たらこないだすれ違った大将の人だ…!) 京太郎(あのときなんで見つめられてたんだろ…なんか見た目変だったかな…) 京太郎(それにしても…あの人…む、胸が…和の比じゃねえ!)ゴクリ 京太郎(ホテル帰ってもパシられるだけだし、少し話かけてみようかな…) 京太郎「あの…永水の大将さんですよね?」 京太郎「何してるんですか…?」 霞「あら、あなたは清澄の…今日は部員各自で自由に東京まわってるのだけれど、疲れちゃって少し休んでいたの」 霞(あらあら、こんなことって本当にあるのねぇ) 京太郎「そうなんですか…俺も試合がないので同じような感じなんですよね。よかったら少しお話しませんか?」 霞「ええ、私でよければ喜んで」 霞「あらあら、それは本当なの?…あの宮永さんがねぇ」クスクス 京太郎「そうなんですよ!あいつとは中学からの付き合いなんですけど、思えば結構笑わせてもらってますね」 霞「麻雀のときはあんなに真面目で強いのにね…あら?」 京太郎「どうしました?」 霞「話始めてからもう一時間近くも経ってたから、驚いてしまって」 京太郎「あっ、すみません長々とお話に付き合わせてしまって…」 霞「いえ、気にしないで。むしろあっという間に感じるほど楽しかったわ」ニコ 京太郎「(…!キュン)はい…あ、あの!」 京太郎「よかったら、アドレス教えてもらえませんか?」 京太郎「俺もお話できてほんとに楽しかったので、またお話したいな、って」 霞「あら、構わないわよ」 … 京太郎「…はい、ありがとうございます」 霞「こちらこそありがとうね」 初美「…あれ、霞ちゃんじゃないですかー」 霞「あら、はっちゃんじゃない」 初美「…そちらは…」 京太郎「清澄高校麻雀一年の須賀京太郎といいます」ペッコリン 初美「永水三年の薄墨初美ですよー」 京太郎(え?三年?あれ…あの…え?) 初美(こいつ今絶対失礼なこと考えてますねー) 霞「はっちゃんはどうしたの?」 初美「一通り行きたいところは行ったので、そろそろホテルに戻ろうと思ってたんですよー」 ブーブー 京太郎「ん、メール…あ、俺も部員から帰ってくるよう言われちゃいました」 霞「あら、じゃあ今日はこの辺でお開きかしらね」 京太郎「はい、それじゃあ今日はありがとうございました」 霞「こちらこそ」 … 初美「随分親しげでしたねー」 霞「あらそう?」 初美「とても初めて会った二人とは思えなかったですよー」 霞「そうかしら?でも確かに須賀君、女性と話すのにとても慣れてる様子だったわ」 初美「確か彼は唯一の男子部員でしたからねー」 初美「油断してたらとられちゃいますよー」 霞「もう、はっちゃんったらからかわないでよ」 霞「…ということがあったのだけれど」 初美「とってもお熱い感じでしたよー」 小蒔「そんな、男の人と二人っきりでお話なんて///」 春「姫様は少しウブすぎる」ポリポリ 小蒔「そんな!」ガーン 巴「そういえば、霞さんが他の皆に相談する形でお話するのって結構珍しいですよね」 霞「そうかもしれないわねぇ」 初美「でも、噂に違わず結構イケメンでしたよー」 巴「じゃあ、他の子に取られないようにしなきゃですね」 霞「もう、巴ちゃんまで」 小蒔「霞ちゃん、頑張ってくださいっ!…ふわあ、なんだか眠くなってきました」 巴「もう時間も遅いですし、自分の部屋に戻りましょうか」 霞「そうね、皆お話聞いてくれてありがとうね」 春「また進展あったら聞きたい」ポリポリ 霞「わかったわ。それじゃあ皆、おやすみなさい」 … 霞「あっ」 メール1件 霞「…♪」ピコピコ … 初美「おはようですよー」 巴「おはようございます」 小蒔「Zzz」 春「姫様、起きて」ポリポリユサユサ 小蒔「ふぁっ!おはようございますっ!」 霞「ふぁあ…おはようみんな…」 初美「霞ちゃん、眠そうですねー」 巴「須賀君とメールでもしてたんですか?」ニヤニヤ 霞「もう、巴ちゃん、あんまり人をからかうものじゃないわよ」 巴「ふふ、ごめんなさい」 初美「今日は皆でネズミの国に行って、明日は自由でしたっけー?」 春「そう」ポリポリ 霞「個人戦まで近いから、体調には気を付けて楽しみましょう」 小蒔「はいっ」 まこ「ネズミの国はキンクリじゃ」 永水観光四日目 霞「はあ…」 霞(まさか出会って3日でデートすることになるなんてね) 霞(東京にも慣れてきたけど、流石に緊張するというか…ちょっぴり不安ね) 霞(でもインターハイが終わったらしばらく会えないだろうし) 霞(楽しまなきゃね) 京太郎「石戸さーん!」 霞「あら、須賀君、こんにちは」 京太郎「こんにちは!あの、なんか色々とすみません」 霞「どうして?」 京太郎「いや、何から何まで急だったので…」 霞「いえ、私も特に予定もなかったからいいのよ」 京太郎「ありがとうございます…まずはご飯でも食べに行きましょうか」 霞「そうね」 霞「おいしかったわね」 京太郎「そうですね。でも東京らしい食べ物って以外と無いものですね…」 霞「そうねぇ…でも、私は東京のファミレスそのものが割と新鮮だったかも」ニコ 京太郎「それならよかったんですけど…」 霞「次はどこに行こうかしら?」 京太郎「折角ですし、買い物にでも行きましょうか」 霞「ええ」ニコ 服屋 霞「たくさん種類があるのねぇ」 京太郎「流石東京って感じですよねー…石戸さんは普段服とかあまり買わないんですか?」 霞「そうね、ほとんど制服か巫女服だから…」 京太郎「折角だから色々試着してみたらどうですか?ほら、これとか」ヒョイ 霞「え?ええと…うん」 シャー … シャー 霞「ど、どうかしら」テレテレ 京太郎「凄い似合ってますよ石戸さん!」 京太郎(石戸さんって巫女服着てるときは落ち着いたお姉さんって感じだけど) 京太郎(私服だと可愛らしい女の子って感じで…つーか胸が!) 霞「恥ずかしいから脱ぐわね…」 シャー … 京太郎(もうちょっと見てたかったなあ…) 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 02 32 23.04 ID rKJHzgNqO 霞「あっという間に夜ご飯の時間になっちゃったわね」ダラダラ 京太郎「はい…あの、辛いものとか大丈夫でしたか?」 霞「え、ええ。やっぱり中華街の中華は本格的でおいしいわね」ダラダラ 京太郎「あの、チャーハンとかもありますけど…」 霞「あら、大丈夫だって言ってるじゃない…ふーっ、ふーっ…けほっけほっ」ミズノム 京太郎(かわいい) … 京太郎「東京は夜になるとやっぱり綺麗ですね」 霞「ええ、派手すぎなくてほどよく落ち着いてる感じが素敵だわ」 京太郎「霞さん…って呼んでもいいですか?」 霞「…ええ」 京太郎「今日は楽しかったです、ありがとうございました」 霞「こちらこそありがとうね、京太郎君」 京太郎「…!はいっ!次はもっと余裕をもって誘いますね!」 霞「あら、それは嬉しいわね」ニコ … 京太郎「あ、もうこんな時間ですね」 霞「そうね、そろそろ帰らないと」 京太郎「ホテルまでお送りしますよ」 霞「ここまでわざわざありがとうね、京太郎君」 京太郎「いえ、俺のホテルも近いので…それでは、ほんとに今日はありがとうございました。」 霞「うん、おやすみなさい…あの、京太郎君」 京太郎「はい?」 霞「ほんとに、また誘ってね?」 京太郎「…はいっ!もちろんです!…おやすみなさい!」 霞「…ということがあったのだけれど」 初美「別に突っ込んだことはしてないのに斜め上をいかれたこの感じはなんでしょーねー」 小蒔「」 春「姫様が息してない」ポリポリ 巴「霞ちゃんにも春が来るのかな?」 初美「でも、個人戦が終わったらもう滅多なことでは会えないんですよー」 霞「…」 霞(そうなのよね…) (その後インターハイの個人戦が終わり、部活も引退、はっちゃんの言った通り、私と京太郎君は電話でやりとりをするだけになったわ) (その後は電話代の高さを理由に電話がメールに、私の受験を理由にメールの頻度までもが減っていった) (私の受験が終わって、京太郎君も二年生になり、互いに新たな人々との出会いを控えていたある日のこと、そんな停滞を覆す出来事が起こったの) from 須賀京太郎 sub お久しぶりです 霞さん、お久しぶりです。 突然ですが、春休みに鹿児島に旅行に行くことになったんですが、会えませんか? 霞「お久しぶりね、京太郎君」 京太郎「お久しぶりです、霞さん…あの…余裕をもつって約束、破っちゃいました」 霞「もう一度誘う、って約束は守ってくれたじゃない。いいのよ」 京太郎「あはは、じゃあ行きましょうか…」 京太郎「それより霞さん、その服…」 霞「あら覚えててくれた?あのとき京太郎君が選んでくれた服、やっぱり欲しくなって買ったんだけど…変かな?」 京太郎「いえ!そんなことないです、めちゃくちゃ似合ってますよ!」 … … 霞「夜景、久しぶりね」 京太郎「そうですね」 霞「…」 京太郎「…」 霞「あのね京太郎君。私、もしあなたに約束守ってもらえたら…もう一度誘ってもらえたら、言おうと思ってたことがあるの」 京太郎「待ってください、霞さん。それは俺に言わせて下さい」 霞「…はい」 京太郎「霞さん…俺霞さんのことが好きなんです。年下でも…遠距離でもよかったら、俺と付き合ってください。」 京太郎「俺、霞さんと初めてデートしたとき心から楽しいって思えて」 京太郎「でも折角仲良くなれたのに関わりが減っていくのが怖くて」 京太郎「そんな中で霞さんが好きなんだって気持ちがはっきりしたものになってきて」 霞「…」 京太郎「結局久しぶりに誘うとなっても急になっちゃって…色々情けないですけど」 京太郎「でも好きなんです。」 霞「…はぁー」 京太郎「…霞さん?」 霞「私もね、不安だったのよ」 霞「二人の時間が減っていくことは分かりきっていたわ。だからこそ、その通りになっていくのが怖かった」 霞「その怖さは、いつの間にかあったあなたへの特別な気持ちから生まれてるんだって気づいて」 霞「あなたと一緒ね、京太郎君」ニコ 京太郎「…」 霞「私もあなたが好きよ、京太郎君」 京太郎「…霞さん!」 霞「ええ、これからよろしくね、京太郎君、だから…」 京太郎「?」 霞「今だけは…胸を…貸して…欲しいの」グスッ 京太郎「…」ダキシメ 霞「ダメね…私、年上なのにこんなんで」ポロポロ 京太郎「霞さん、もういいですから…喋らなくても大丈夫ですから…」 京太郎「男なのに、霞さんみたいな素敵な女性を泣かせてしまって…」 霞「…」ポロポロ 京太郎「でも、約束しますから。これからは」 ―――絶対に幸せにしますから。 もう寂しい思いはさせませんから。 だから、これからもよろしくお願いします。 ―――はいっ。 霞「ということがあったのだけれど…」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3363.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1370517527/ http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1370764482/ 京太郎「やっべ……部室あれ置いて来ちまった……」 ガチャ 京太郎「すいません、忘れ物しちゃいました。」 久「須賀君、忘れ物ってもしかしてこれかしら?」 京太郎(よし、伏せられているから誰にも見られていないはず……) 京太郎「そうです、それです。」 久「そういえば須賀君もう15歳になったのよね……」 京太郎「え、ええ。」 久「だったらアレも発行されてるわよね~♪」 京太郎(バレてる!?) 久「優希!」バッ 優希「なんだじぇ?」クルッ 京太郎「ブロオオオォォック!!」ババッ 優希「おわ!? いきなり何だじょ京太郎!?」 久「見てみて優希~♪」 京太郎「させるか!」ババッ 優希「京太郎しか見えないじょ! 口説き文句とかじゃなく!」 京太郎「お前は見なくていい!」 久「和~♪」 和「はいなんでしょう?」 京太郎「京太郎スクリーン!」 和「……須賀君、邪魔です。」 京太郎「大したもんじゃないから!」 京太郎「それにこれは和のためでもあるんだぞ!?」 和「そうなんですか?」 久「和、ほれほれのどか~♪」 京太郎「ディーフェンス! ディーフェンス!」 和「でも隠されると気になりますね……」 咲「さっきから何してるの?」 久「咲! パスよ!」シュッ 京太郎「咲見るな!」 咲「え!? え!? あっ……」パシッ 京太郎「よし! リバウンド!」ダダダッ 久「させないわ! スライディング!」ズザザッ 京太郎「うお!? あぶね!?」 久「アンドキックオフ!」ゲシッ 京太郎「俺の身分証(兼許可証)を蹴るな!」 久「優希! 取って!」 優希「うおおぉぉお! ダイビングキャッチだじぇえええぇ!」 ガッ 優希「弾かれた!」 京太郎「よしエラー!」 久「まだよ! まだボールは生きているわ!」 京太郎「ボールじゃねぇ! 俺の身分証(兼許可証)だ!」 まこ「ん、なんじゃ?」 久「まこナイスよ! パス!」 まこ「ん、おお。」ヒョイッ 久「ふふふ、須賀君残念だったわねこれで貴方の許可証は私の手の内よ!」 京太郎「くそ! 振り出しに戻っちまった!」 久「咲、これみなさい!」 京太郎「しまっ……」 咲「……何ですかこれ?」 久「これは子作り許可証よ、これを提示されたものは登記されてる人と性行為に及ばないといけないの。」 咲「あの、裏面を見せられても……」 久「……え?」 まこ「つまり久はさっきから自分に提示してたわけじゃな。」 久「」 京太郎「ざまぁwww」 和「いえ、冷静に考えたら須賀君も巻き込まれてますよ。」 京太郎「」 咲「じゃあ私これで帰りますんで。」 和「私も帰ります。」 優希「おつかれさまだじぇ~。」 まこ「二人で仲良く頑張るんじゃぞ。」 ガチャン 久「…………どうするのよこれ。」 京太郎「部長がふざけるからじゃないですか……」 久「私嫌よ、まだこの年でお母さんになりたくないもの。」 京太郎「俺もお父さんはまだ嫌です。」 久「そうだ、今回の一件はなかったことにしましょう。」 京太郎「そうですね。」 ガチャ 健夜「すみません、少子化対策委員会のものですがたった今不正を検知しました。」 京太郎・久「」 健夜「えっと竹井久さん、貴女を少子化対策特別施設に送致します。」 久「ちょ、ちょっと待ってよ!? 何で私だけ!?」 健夜「でも提示されたのに拒否しようとしましたよね?」 健夜「許可証が提示されてるので男性側は行為に及ぶ意思ありと判断します。」 久「うぐぐ……困ったわね……」 久(そうだ!) 久「須賀君、あの人を墜としてこの場を何とかうやむやにできないかしら?」ボソボソ 京太郎「いやいや、無理でしょう、だって委員会の人ですよ?」ボソボソ 久「大丈夫よ、だって明らかに男に免疫なさそうな顔してるじゃない。」ボソボソ 久「男日照り真っ盛りのアラフォーコースのお局様って感じよ。」ボソボソ 久「いざとなれば許可証をあの人に見せれば……」ボソボソ 健夜「あの、聞こえてますから、それと私まだ20代です。」 健夜「別に私としてもいいですが許可証の提示順番のせいで竹井久さんと性行為を及んだ後になりますよ?」 京太郎「バレテマシタネ。」 久「ソウネ。」 健夜「では特別施設に送致か性行為か選んでください。」 久「わかったわ、するわよ、すればいいんでしょ!」 久「ただ、私こういうの初めてだから恥ずかしくて……」 久「出来れば二人きりでさせてほしいんだけど。」 健夜「あ、私のことはお気になさらず。」ワクテカ 健夜「インテリアの一部だと思ってください。」ワクテカ 久「すっごい気になるわよ!」 健夜「ほらおあつらえ向きのベッドが部屋の中にあるじゃない。」ワクテカ 健夜「あ、あと逃亡阻止のために部屋から出ないでくださいね。」キリッ 京太郎(何がキリッだ! 絶対この人楽しんでるよ!) 久「須賀君、ロッカーの中ならあの人にも見られないはずよ。」コソコソ 京太郎「……ああ、なるほど、そこでシた振りをすればいいんですね?」コソコソ 久「そういうことよ。」コソコソ 久「すみません、ロッカーの中使ってもいいですか?」 健夜「構いませんよ。」 久「じゃあ入るわよ須賀君。」 京太郎「あ、はい。」 ロッカー内 久「二人入ると流石に狭いわね。」 京太郎「で、どうすればしてるように見えますかね?」 久「ロッカーを揺らしてみましょう、小刻みに。」 ロッカー<ガタガタ…… 健夜(健夜、ここからが本番よ! 彼氏いない歴27年の妄想力をフルに活かすの!) 健夜(男女の営みを見ておかずのレパートリーを増やすのよ!) 健夜「うぬん!」ゴッ その時健夜に不思議なことが起こった! 処女歴27年、いわゆる三十路前の彼女の体に変化が訪れる! 人間は処女・童貞のまま30を過ぎると魔法使いになれるという話があるが彼女の場合余りある想像力で3年の溝を埋めたのだ! そんなことしてるから彼氏が出来ないんだぞすこやん! 健夜(見える……私にもロッカーの中が見えるぞこーこちゃん!) 健夜(って二人ともエッチしてないじゃん!!) 健夜「ちょっと! 二人ともちゃんとしないと施設に送致するよ!」 二人とも正座中↓ 久「バレてる……」 京太郎「何でわかるんだよ……」 健夜「委員会を嘗めないでね。」 久「でも初めてだし……」 健夜「じゃあいつヤるの? 今でしょ!」 久「うう……こうなったら最後までするしかないわよね……」 京太郎「そうですね……」 久「もし出来ちゃったら責任とってね……」 京太郎「はい……」 ロッカー「おかえり。」 京太郎・久「ただいま……」 ――ロッカーの中 京太郎「で、ロッカーの中に戻った訳ですが……」 久「(もう諦めるしかないかしら……でも、須賀君か) 久(顔は少し幼さが残るけどイケメンだし、気配りとか出来て将来性はあるし……)」 京太郎「部長?」 久「あぁ、ごめんなさい須賀君。いざとなると流石にちょっとね」 京太郎「なんかその…すいません」 久「須賀君があやまる事はないわ、私にも責任は有る訳だし」 京太郎「でも……」 久「それとも、私相手じゃ不満?」 京太郎「いや!部長じゃ不満とかじゃなくてですね!その……付き合ってる訳でも無いのに……」 久「私は須賀君の事、嫌いじゃないわよ?」 京太郎「えっ!?」 久「知らない男やあのロリコン副会長とかならいざ知らず、須賀君だったら……私は別にかまわないわ」 京太郎「部長……」 久「こうなった以上、するしかないわ。後は、出来ない事を祈りましょ」 京太郎「わかりました、もしもの時は俺も責任を取ります」 久「ありがと須賀君」 久「でも、私初めてだから……優しくおねがいね」 京太郎「(部長、少し震えてる……やっぱり怖いよな……だったら)わかりました、出来る限り優しくします」(優しく抱き締める) 久「ありがとう……」 京太郎「(抱き締めたはいいけど、次はどうすればいいんだ……?)」 京太郎「部長…リラックスしてください」スリスリ 久「ちょっ…須賀君…」 京太郎「力抜かないと痛いですよ…?」 健夜 ワクワク 京太郎(部長は初めてだからリラックスさせてあげないと…)スリスリ 久「あっ…須賀君…すごく慣れてるみたい…」 京太郎「俺も経験ないんで…なるべく痛くしないようにしますから…」スリスリ 久「んっ……お願いね…?」 京太郎(部長の顔がだんだん赤くなってきた…そろそろか?) 京太郎「部長…こんなこと言っていいのかわからないけど…気持ちいいですか?」 久「っん…そういうのは女の子に聞いちゃダメでしょ…?ぁっん…」ハァ…ァ 京太郎「そろそろ…いいですか?」 久「ん…でもこのままだとしにくいでしょ…?下脱ぐから1回出てくれる?ここ狭いから…」 京太郎「は、はい…」ガチャ 久(はぁはぁ…須賀くんの触り方…これがエッチっていうんだ…」カァー/// 久(法律だと言って…こんなこといいのかしら…) 久(嘘っ…私濡れてる…?)トロ… 久(須賀くんを待たせるわけにもいかないわよね…)ヌギヌギ 京太郎「……」ジー 健夜「……」ワクワク 久 スガクーン、イイワヨ。 京太郎「お邪魔します…!」ガチャ 久「京太郎君…早く終わらせましょ?生理終わったばかりだから大丈夫だから…ね?」 京太郎「は、はい…力抜いてください…」ヌチュ 久「んう…っ!ちょ、ちょっと…タンマ! 待って待って…!」 久(痛い…痛い…! でも我慢しないと…いつまでたっても終わらないわ…) 京太郎「いいですか…?深呼吸して…すぐ終わらせますから…」ヌチュヌチュ 久「っん…ごめんね…我慢するから…」スーハー… 京太郎「部長…っ!」ブチブチッ 久「あっあっ…!痛…痛い…」 健夜(すごい…!これがエッチ…いや!SEX…!今私の中のおかずフォルダがどんどん更新されていく!)ハナヂタラー/// 京太郎「は、入りましたよ…部長… 部長?…泣いてるんですか?」 久「ううっ…だ、大丈夫だから…」グスン 京太郎(これが部長の中…生温かい…しかもなんかすごく締まってきてる…)ウッ… 京太郎「大丈夫ですから…部長…」ナデナデ 久「須賀くん…っあ……大丈夫だから早く…」 京太郎「はぁ…はぁ…部長…」パンパン 久「あっ!あ…ん……須賀くん…!」 京太郎「部長…!部長…」ズチュズチュ 久「もう痛くないからもっと動いていいわよ…?っ…その方が……は、早く終わるでしょ…?」 京太郎「はぁ…っ……部長…すごく気持ちいいです…」パンパン 健夜「」ハナヂダラー 久「んっ!…須賀くん…私だんだん気持ち…ああっ…良くなってきちゃった…」 京太郎「あっ…俺もです…キスしてもいいですか…?」チュッ… 久「!」/// 京太郎「部長…部長…」チュッ…レロチュッ 久「す、須賀くん…!」ベロチュー 京太郎「あっ…そろそろ…」ハァハァ 久「んっ…私も……一緒に!あっん…」 京太郎「あっ…部長!…はぁ…気持ちいい…!」パンパン 久「久ってよんで…!京太郎くん…!あっ…あっ…」 京太郎「久…うううっ…!イキます…!はぁ…ああっ…!」ドクドク 久「あっ…京太郎くん…!」ビビクン 京太郎「はぁ…ぁ…部長…」 久「京太郎くん…」ギュッ 健夜「」ハナヂドクドク ロッカー ガチャ 京太郎「お、終わりました…」ハァ… 健夜「ハッ…いいところ見逃しちゃった…私のバカ…!」 久「これでいいんですよね…?ちょっと疲れちゃったからベッドで休んでいいですね?」 健夜「はい、どうも御苦労さまでした。あ、これ妊娠するまでやってもらうからね?今回1回だけなんてそう甘くないんだからね?」 京太郎 久「「」」 京太郎「部長…ごめんなさい。俺がこんなもの学校に持ってきちゃったから…」 久「いや、私がからかっちゃったから…私に非があるわ…」 京太郎「…」 久「…」 京太郎 ギュッ 久「…?」/// 久「ちょ、ちょっと…須賀くん?」/// 京太郎「俺…部内でも麻雀も弱いしいいところないですけど…付き合ってもらえますか?」 久「…///」 京太郎「…」 久「今日から毎日須賀くん…いや、京太郎くんに特訓つけてあげるわ」ギュッ 京太郎「ぶ、部長…」 久「2人っきりの時は久でいいわよ…?///」 京太郎「ひ、久…///」 久「京太郎…くん///」チュッ♪ --数年後 久(私はその後大手ではないけどいいところに就職して働いている) 久(咲はお姉さんと無事に仲直りして今年からお姉さんと一緒のプロチームに行くことが決まってる) 久(まこはおじいさんの雀荘を継ぐために大学に進学 そこでインハイで戦った選手としのぎを削っているらしい) 久(京太郎のことが好きだった優希は龍門渕の先鋒さんと付き合い始めた。相変わらずタコス好きみたいだけどね。) 久(和は高校を卒業した後すぐにオランダの大学に留学した。なんでも生物学を学びたいとか。そっちはどう?和。) 久(そして京太郎君は…) 京太郎「ただいまー。久さん、頼まれてたもの買ってきましたよ。」ハァハァ 久「ありがとう、そこに置いておいて。あ、ついでにコーヒー入れてくれると助かるな~?」 京太郎「はいはい、わかりました。」 久(高校を卒業してから京太郎くんと同棲を始めた) 久(京太郎くんは大学に入学した。なんでも弁護士になりたいとか。和のお父さんの事務所のアルバイトをしながらだから毎日大変そう) 久(そうそう、あの法律は和のお父さんのおかげで廃案になった) 久(まさかの黒幕が姫松高校の赤坂監督代行だったとは驚きだったけどね) 京太郎「はい、お待たせしました。」 久「ありがとう。じゃマッサージお願いね?」 京太郎「久さんー…俺も疲れてるんですよー?」 久「口ごたえしない!さ、早くお願いね」 京太郎「かしこまりました。久さん…」 久(自分が法律の対象になった時はこの法律を恨んだけど…今では感謝してる) 久(だって大切な人を見つけることが出来たから…) 京太郎「どうしたんですか?久さん…」 久「ううん、なんでもないわよ?それよりもっと下もお願いねー?」 久(京太郎くん、いつもありがとう。愛してるわよ♪) カン *************************************** 優希「子作り許可証……」 優希(15歳の男に発行される提示した女の子との性行為が認められる証……) 優希「15歳の男……つまり京太郎にもコレは発行されてるはず」 優希「のどちゃんはコレがあるから男には気をつけなさいって言ってたけど……」 優希「――むしろバッチ来いだじぇ」ニヤッ ――…… 京太郎「子作り許可証ねぇ……もらったはいいけど使う相手がいねえ……一番近い異性は麻雀部のみんななんだろうけど」 京太郎(和辺りに使ったら色々出来はするだろうけどその後の関係が間違いなく最悪になる) 京太郎(……一時の欲のために嫌われるとかお断りだ) 京太郎(とはいえ他のメンツだって部長に使ったら残りの人生奴隷確定だろうし、染谷先輩は悪いけどそういう対象に見れない) 京太郎(咲はアホやってた付き合いが長すぎて染谷先輩以上に見られないんだよなあ) 京太郎「優希は……論外だな、うん」 優希「何が?」 京太郎「そりゃお前……って優希!?」 優希「おはよう、京太郎」 京太郎「お、おう……」 優希「なあなあ、京太郎」 京太郎「な、なんだ?」 優希「京太郎は15歳だよな?」 京太郎「そりゃそうだろ、高校生なんだから……」 優希「じゃあ、もちろん……アレ、もらってるよな?」 京太郎「……」 優希「……」 京太郎「……」ジリッ 優希「……」ジリッ 京太郎「じゃあな!」ダッ! 優希「あっ、こら待て京太郎!」ダッ! 京太郎「冗談じゃねえ! だいたいお前そんな事聞いてどうするつもりなんだよ!!」 優希「もちろん子作りするんだじぇ!」 京太郎「ふざけんなー!」 優希「何が不満なんだ、私が相手になってもいいって言ってるんだじょ!」 京太郎「お前とそんな関係になったら部長以上の奴隷人生の幕開けだろうが!」 優希「安心しろ、私は尽くすタイプだからな!」 京太郎「信用出来るか!」 咲「あっ、京ちゃん、優希ちゃんおは……」 京太郎「ちくしょう、振り切れねえぇぇぇぇ!!」ダダダッ 優希「おとなしく観念しろ京太郎ー!」ダダダッ 咲「よう……」 ――部室…… 京太郎「はぁ、はぁ……」 京太郎(なんとか振り切った……一回新校舎に入ってから旧校舎に来たのは正解だったな) 京太郎「ったく、いつも悪ふざけしてきやがる奴だけどここまでだとは思わなかったぞ」 京太郎(子作りって事がどういう事なのか理解してないんだろうな……お互いの人生にどれだけ影響するか少しは考えてほしいもんだ) 京太郎「でもどうすっかなあ……使いたくねえけど使わないと罰則くらうらしいし」 パタパタ…… 京太郎「んっ?誰か来た……まさか!」 優希「京太郎!とうとう追い詰めたじぇ!」 京太郎「だああああ!?」 優希「お前の考えがこの優希ちゃんに通用すると思ったか! さあ、おとなしく私と子作りするんだじぇ!」 京太郎「……」イラッ 京太郎(なんなんだよ……俺は、確かにお前みたいなちんちくりん、タイプじゃねえよ) 優希「大丈夫だ、お前が初めてでも私は笑ったりしないからな!」 京太郎「……」イライラ…… 京太郎(だけどな、俺はそれ以上に、まだ幼いお前に……) 京太郎(どんな馬鹿にされても友達だと思ってたお前に負担かけたくなかったんだよ……) 優希「この優希ちゃんのテクニックに骨抜きになっちゃうかもなー」 京太郎(なのにお前は……そうかよ、だったらその期待に応えてやるよ……!) 優希「で、でも私も初めてだから優しくしてくれたら――」 京太郎「おい優希」 優希「えっ?」 京太郎「ほらよ」 優希「あっ……」 京太郎「どうした、お前が散々見たがってた子作り許可証だぞ?もっと喜べよ」 優希「あっ、う、うん……」 優希(あれだけ嫌がってたのに、ずいぶんあっさりと見せてくれたじぇ……) 京太郎「ほら、見せたんだから早くやろうぜ」グイッ 優希「えっ、ちょっ、ま、待って京太郎!」 京太郎「あん?」 優希「こ、心の準備が、その……」 京太郎「はあ?人をあんだけ追いかけ回しといて自分は心の準備が出来てない?」 優希「え、うっ……」 京太郎「――そんなの、通るわけねえだろうが」 優希(な、なんで京太郎、こんな怖い顔して……) 京太郎「そらよっと」 優希「きゃうっ!?」ドサッ 京太郎「部室にベッドがあってよかったぜ。すぐにこういう事始められるからな」ギシッ 優希「きょ、京太郎?もしかして、怒ってる……?」 京太郎「怒ってるように見えるのか?」 優希「だ、だってなんか怖い……」 京太郎「おいおい、何を怖がる必要があるんだよ?今の状況、お前も望んでたんだろ?」 優希「そ、それは……」 京太郎「やらないと罰則らしいからな……グダグダ言ってないでやられとけよ!」バサッ 優希「ひゃっ!?」 優希(み、見られてる……京太郎に胸見られてる……!) 京太郎「はあ……ここまでないと哀れみすら感じるわ」 優希「う、うるさいうるさい!」 京太郎「揉めんのか、これ……」ギュッ 優希「痛っ!?」 京太郎「ダメか……じゃあ胸はいいや」 優希「ちょっ、京太郎!いくらなんでも乱暴……!」 京太郎「うっせえなあ……いちいち喚かれると萎えるっつうの」シュル 優希「むぐっ!?」 京太郎「暴れられんのも面倒くせえし、手も縛っとくか……」ギュッ 優希「んー!んー!」フルフル 優希(やだやだ!こんな初めてなんていやだじぇ!京太郎、お願いだからやめて……) 京太郎「さてと、少しはおとなしくみたいだし下いくぞ」 優希「んー!」フルフル 京太郎「なんだ、下触らなくていいのかよ。濡らしとかないと挿れる時痛いぞ?」 優希(そうじゃない!この手と口の外してほしいだけだじぇ!) 京太郎「んー……俺は別にこのまま挿れたっていいけどよ……さすがにダメだろそれは」プニッ 優希「ん……!」 京太郎「小さいな……入んのかこれ」スリスリ 優希「んっ、ふっ……」 京太郎「まあ許可証使った以上やるしかないんだけどな」スリスリ 優希「んんっ……!」 優希(こんな乱暴なの嫌なのに気持ちいいなんて、泣きたくなってくるじぇ……) 京太郎「濡れてきたか?」クチュ 優希「んうっ……」 優希(そんな事聞くんじゃない!この馬鹿京太郎!) 京太郎「……」 京太郎「……」クチュクチュクチュクチュ! 優希「んうううっ!?」ビクッ! 優希(そんな、いきなり激し、いや、やめっ……!) 京太郎「……」ピタッ 優希「んんっ……ふうっ、ふうっ……」 京太郎「見てみろよ優希、指がビショビショだ。これ全部お前のなんだぜ?」 優希「んんっ!」プイッ 優希(そんなの、見せるな……今日の京太郎、やっぱり変だじぇ……) 京太郎「じゃあそろそろ挿れるわ」ジー… 優希「んん!?」 優希(えっ、まさかこのまま……待って待って待って!!) 優希「んー!んー!んんー!」ブンブン! 京太郎「はあ?今さらやっぱり嫌だなんて通用すると思ってんのか?」 優希(そうじゃない!そうじゃないんだ京太郎!私は、私はただ……) 京太郎「まあ諦めろ。やられる事の重さをちゃんと理解してなかったお前が悪いんだからな」ギンギン 優希「!?」 優希(なんだ、あれ……?む、無理だじぇ……あんなの、入るわけない!) 京太郎「いくぞ……」ミリッ… 優希「んうう!!」ポロポロ 優希(痛い、痛い痛い痛い!やめて、京太郎、入らない、そんなの入らな……!) 京太郎「っ!」ズブッ! 優希「ーーーーっ!!」ブチブチッ! 優希「ん……ふ……」ビクッ、ビクッ…… 優希(痛、い……なんで、なんでこうなっちゃったんだ……) 京太郎「はあ、はあ……」 京太郎(キツすぎ……やっぱり、こいつの小さすぎるわ……) 優希「……」ポロポロ 京太郎「……」 京太郎(あ、れ……何やってんだ、俺……?優希の手と口縛って、あんなに嫌がってたのに無理やり挿れて泣かせて……) 京太郎「……」シュル… 優希「ひっぐ、ぐしゅ、うええええぇん……」 京太郎「優、希?」 京太郎(そこにいたのは、いつも俺をからかって馬鹿にしてくる優希じゃなかった) 優希「痛いっ……痛いじぇ京太郎ぅ……」 京太郎(いたのは、俺のあまりに相手の事を考えない暴力的な行動に怯え……) 京太郎(無理やり初めてを奪われた痛みに泣く、1人の女の子だった……) 優希「うっ、ひっく……」ポロポロ 京太郎「……優希、ごめん」 優希「京、太郎?」 京太郎「謝ったってどうにもならないのはわかってる……だけど、本当にごめん」 優希「……」 京太郎「痛いよな、今抜くから……」ズッ 優希「……!」ガシッ 京太郎「お、おい、優希?足組まれたら抜けないんだが……」 優希「い、今止めたら……京太郎、罰則だじぇ……」 京太郎「そんな事言ってる場合かよ!俺は嫌がるお前に無理やりこんな……」 優希「違うじぇ……」 京太郎「なにがだよ!?」 優希「私は、するのが嫌だったんじゃないんだじょ……ただ」 京太郎「ただ……?」 優希「ただ、優しくしてほしかったんだ……」 優希「する前に嘘でもいいから好きって言ってキスしてほしかったんだじぇ……私、京太郎が好きだから」 京太郎「……」 優希「だから続けて、いいじょ……今も痛いけど、今の京太郎なら、怖くないから」 京太郎「……」 優希「でも、もしよかったら、今言った事してくれたら嬉しいじぇ……」 京太郎「……」チュッ 優希「んっ……!」 京太郎「――好きだ、優希」 京太郎(何もわかってなかったのは俺だったんだな……馬鹿みてえだ) 優希「京太郎……」 京太郎「本当に、馬鹿みたいなんだけどさ……今からでも、優しくやり直していいか?」 優希「……もちろんだじぇ」ギュッ 京太郎「ありがとうな……」 ――…… 京太郎「はぁ、はぁ!」パンパン! 優希「あっ、きょ、京太郎、京太郎!」 京太郎「優希、優希……!」コツコツ 優希「ああっ!あんっ!奥コツコツされるの、いい、気持ちいい……!」 京太郎「俺も気持ちいいぞ……!優希の中すげえ締まって……すぐに、出ちまいそうだ!」パンパン! 優希「あんっ!う、うん、出して!京太郎の、んんっ!赤ちゃん、欲しいから!全部出してぇ!」キュウウ 京太郎「うあっ、締まる……出るっ!」ビュルビュル! 優希「ああああっ!熱いの、京太郎の赤ちゃんの素が奥に来てる……気持ち、いい……」トロン… 京太郎「……!」ギンッ 優希「ひゃあ!?中で、硬く……ああんっ!」 京太郎「まだだ、優希……孕ませるまで、何回だってやってやる!」パンパンパンパン! 優希「あぁん!京太郎、もっと、もっとぉ!!」 京太郎「うおおおお!!」 ――…… 優希「えへへ、京太郎ー」ギュッ 京太郎「……」 優希「あんなに中に出して……そんなに私の身体よかった?」 京太郎「聞くなよ……」 優希「京太郎は照れ屋さんだったのか、新発見だじぇー」スリスリ 京太郎「はあ……抜かずに何回も出しちまった……こりゃほぼ間違いなく出来てんだろうなあ」 優希「……後悔、してる?」 京太郎「ん?いいや、そんな事ねえよ」チュッ 優希「あっ……」 京太郎「責任は取るつもりだし……どうやら俺、本気で惚れちまったみたいだし」 優希「っ!?」 京太郎「……なあ、あんな馬鹿な事しちまった俺だけど、まだ好きでいてくれてるか?」 優希「んっ」チュッ 京太郎「!?」 優希「これが、答えだじぇ!」 京太郎「そっか……じゃあ今から俺達はそういう関係って事で」 優希「うん、京太郎、大好きだじぇ!」ギュウッ 京太郎「……」 優希「あ、れ……京太郎……なんか、お腹に当たって……」 京太郎「――お前が、かわいいのが悪い」ガバッ ――…… 京太郎「優希、出るっ!」ドピュ、ドピュ 優希「ひゃああああ!こ、これで五回目……まだするの……?」 京太郎「当たり前、だろ!」パンパン! 優希「ああん!あん!京太郎!気持ちいい、京太郎ぅ!」 咲「部室入れないから早く終わってよぉ……」 カン! *************************************** 晴絵「諸君! 男に餓えてるか!?」 阿知賀メンバー「お、おー……」 晴絵「……何か元気ないなぁ?」 憧「いや、だって男に餓えてるのって晴絵だけじゃん。」 宥「どういうものかも知らないよね……」 穏乃「周りに男の人居ないですし。」 晴絵「はい、そこで問題。」 晴絵「下市町(阿知賀がある市町村)に男はいるでしょうか?」 憧「人口7,000切った市町村にいるわけ無いじゃない。」 晴絵「そう、男子の出生率は男1:10,000女だからまずいるわけが無い。」 晴絵「ではなぜこんなにも男子の出生率が下がったのか? はい、宥答えてみて。」 宥「え、ええ~……最近寒くなったから?」 晴絵「ぶっぶー不正解、じゃあ憧。」 憧「……遺伝子の劣化だっけ? 確かY染色体がどうとか。」 晴絵「そうそう、生き物を雄と雌に分ける際重要な遺伝子Y染色体、これが無いと女になり逆に有ると男になる。」 晴絵「人間の染色体は常染色体22対で44本、性染色体2本の合計46本になるわけだけど。」 晴絵「本来生き物の染色体の遺伝子情報に欠損などがあった場合」 晴絵「対となる染色体が補うけどY染色体が駄目になったら補う方法が無いわけなのよ。」 晴絵「だから時間が進むごとに正常なY染色体が減っていって男が減るわけ。」 晴絵「だから男は希少価値が高いのよ」 玄「それで、それがどうしたのですか?」 晴絵「そんな希少価値が高い男を手に入れました!」 京太郎「む~! む~!(放せー!)」 灼「見事にぐるぐる巻きに縛られてる……」 穏乃「これが生の男の人ですか……」 晴絵「そうよ、生の男子高校生よ!」 憧「いったいどうやって連れて来たのよ?」 晴絵「少子化対策委員会の職権使って。」 憧「職権乱用だー!?」 宥「でも、何でその人をここに……?」 晴絵「いや~私一人が独占するのは申し訳ないかなって。」 憧「本音は?」 晴絵「男性経験無いから何していいかわかんないの……」 玄「大丈夫なのですよ! 100人中99人は男性経験ないのです!」 宥「何が大丈夫なの玄ちゃん……」 京太郎「もごーもごー。」 穏乃「あ、大丈夫ですか?」ベリッ 京太郎「ぷはー! やっと喋れるようになった。」 晴絵「手荒な真似しちゃってごめんねー。」 京太郎「とりあえず縄を解いてください。」 晴絵「それは却下、君逃げるでしょ。」 京太郎「そりゃ逃げますよ! いきなりこんなとこに誘拐されたんですから!」 晴絵「人聞き悪いわね、せめて連行って言ってよ。」 京太郎「いや、拉致だよこれは!」 晴絵「そうだ。拉致だよ」 晴絵「だからお前にはここで死んでもらおうか」 京太郎「はい?」 晴絵「出てこい、人間原子爆弾上重!」 漫「はい!」 漫「今日こそぶちかましますよ!末原先輩、見とって下さい!」 末原「漫ちゃん、頑張ってな」 漫「だあああああああああああああああっ!!」 ピカッ ドーーーーーーーーーーーーーーーーン!! こうして須賀京太郎は死にましたとさ おわり *************************************** 放課後、本来ならば誰もいない部室 普段ならもうとっくに帰っているような時間に、麻雀部の部室ではまだ人影があった 影は一つ、しかし人は二人 その影一つはまるで、二つから影と同じように一つにならんとするばかりに口づけ交わしていた 京太郎「さ、咲本当にいいのか?」 男が最後の優しさを出すように声をかける しかし女は、それに対して言い放った 咲「だって、『許可証』見せたの京ちゃんだよ?」 京太郎「そ、それはそうだけど……」 始まりは普段の冗談だった 普通の会話、普通の流れ、その中で自分がモテる、モテないの話となったとき、 京太郎が冗談で『子づくり許可証』を見せたのだ(もちろん京太郎に邪な気持ちがあったのではない、 自分を卑下する咲に自信をあげようとしての行動だ) しかし、それを見た瞬間、咲の目が変わった 彼女はまるで用意していたかのような手早い動きで、京太郎を導き、そしてキスをしてきたのだ 京太郎「咲……いいのか?」 京太郎はすでに限界だった、それもそうだろう、思春期の男が、こんなに色っぽい顔をしている少女を相手に、堪えれるはずがない 咲「うん、いいよ、来て」 京太郎「咲……」 そうして二人の影は重なり合う *************************************** 京太郎「フフフ…遂に引き当ててやったぜ!幻の小鍛治健夜サイン入りキラカード!」 咲「これだけのためにプロ麻雀せんべいの箱買い何度もしてたね」 優希「プロ麻雀タコスだったら何箱でも買ってたけどなー」 和「それで肝心の小鍛治プロのカードはどうしたんですか?」ワクワク 京太郎「まあそんなに慌てるなよ」ゴソゴソ 京太郎「刮目してみよ!これがスーパーレアカードだー!」バーン つ「強制子作り許可証」 京太郎「あっ」 三人「あっ」 ガチャ 健夜「どうもー、少子化対策委員会のものですがたった今許可証が提示されたとの情報が入りまして」 京太郎「ファッ!?」 三人「えっ」 健夜「いやーしかし初提示でいきなり三人同時に見せつけるとは中々のヤリ手ですねー」 京太郎「…なんてことがあったのが数ヶ月前。今じゃパパ当確だぜ…」ガチャ 京太郎「ただいまー」 三人「お帰りなさーい♪」 咲「ご飯にする?」 優希「お風呂にする?」 和「そ、それとも…わ・た・し?」 咲「和ちゃん、そこは私達だよー」 優希「そうだじぇのどちゃん、一人でがっつき過ぎじゃないかー?」 和「そ、そんなオカルトありえません…!」 京太郎「うへへへへ」デレデレ 咲「もう京ちゃん鼻の下伸ばしすぎだよ」 京太郎「はっ!」ゴシゴシ 優希「それで今日はどこ行ってきたんだ?」 京太郎「東京の方に行って子育て支援の手続きとかをちょっとな」 咲「ふーん…」 京太郎「な、なんだよ…」 咲「それでお姉ちゃん達のはどうだった?」 京太郎「あぁ…咲に似てすごい吸い付きg…」 優希「へえ」 和「ほう」 京太郎「」 咲「京ちゃんは何児のパパになるつもりなのかなー?」ニコニコ 優希「さすがにヤリチンがすぎるじぇ」 和「人の初体験を滅茶苦茶にしておいてまだ足りないんですか?この色情魔」 京太郎「ち、違うんだ…!あの人達が他の男の餌食になりそうだったから、先に見せつけて守ろうと…!」 咲「それでチーム虎姫を食い散らかしてきたと」 優希「こんなご時世じゃなきゃ背中に傷幾つ作ってる事やら」 和「…らやましい」ボソッ 京太郎「すまぬ、すまぬ…」ペコペコ 咲「我慢できなかったの?」 京太郎「…はい」 優希「京太郎は「待て」が出来ない駄犬だじぇ」 和「で、でも…もう我慢する必要はありませんよ…?」 京太郎「え…?」 咲「今日お医者さんに行ったらね、安定期に入ったんだって」 和「で、ですからもう…その…ふ、夫婦の営み事も解禁ですって…」 優希「喜べ京太郎、これで麗しきJK妊婦を白濁まみれにできるじぇ」 咲「もうすでに今日は打ち止めだとか…」 京太郎「…ゴクリ」ギンギン 咲「そんなことは無かったね♪」 優希「今日は精のつくタコスをたっぷり作ってやったじぇ♪」 京太郎「タコスかよ!」 和「タ、タコスに飽きたら私のおもちを…」 咲「デザートは腹ボテ新妻三人前だよ♪」 和「美味しく食べて下さいね…♪」 ブチッ 京太郎「デザートじゃなくて今日の夕飯はお前らだー!」ガバッ 三人「きゃ~♪」 カンッ *************************************** ハギヨシの友人と言われる京太郎という男がやってきた。 何やらハギヨシに『子作り許可証』なるものの相談をしにきたようだ。 だが生憎ハギヨシはトーカに追い回されているので手が空かないようだ。 なので折角来たのだからと衣の部屋に通した。 衣「して、きょうたろーと言ったか、『子作り許可証』なるものは持ってきているのだろう?」 京太郎「ええ、ハギヨシさんは既に持っているはずなのでどう立ち回っているのか許可証の先輩から聞きたくて。」 衣「ふむ、だが生憎ハギヨシはトーカと乳繰り合っている、手が空くのは相当掛かるぞ?」 京太郎「そうですか……それでは日を改めて伺おうかな。」 衣「まぁまてきょうたろー、少し衣と談話していかないか?」 京太郎「え? まぁいいっすけど……」 衣「衣が目下興味あるのは件の許可証の事だ」 衣「トーカがあれほどまでに躍起になって求めるのを察するに相当に貴重なものなのだろう?」 京太郎「貴重といえば貴重ですかね、男自体が少ないんで。」 衣「そうか、衣は気になるのだ、そのような貴重な物があるなら一目見ておきたいとな。」 衣「だから、衣に見せてはくれないか?」 京太郎「ええ!? 駄目ですよ! これはやばい物なんです! 女の子が軽々しく見たいなんて言っちゃいけないんですよ!」 衣「むむむ……そう言われると余計気になるのが人の性だ。」 衣「衣はなんとしても見たくなってきた!」 京太郎「駄目ですって! (俺たち)子供が見ていいものじゃないんです!」 衣「……今なんて言った……?」ゴゴゴゴゴ…… 京太郎「だから、(俺たちは)子供が使っていいものじゃないと……」 衣「ころもはこどもじゃない! ころもだ! 立派な淑女だ!」 衣「だから衣は見ても大丈夫だ!」 京太郎「天江さん! 貴女子作りのことわかって言ってるんですか!?」 衣「夜伽のことだろう!? 衣は大人だから夜伽がどんなものか草紙で知っているぞ!」 衣「さぁ! 大人しく見せるのだ!」 京太郎「あーーーーーーーーーれーーーーーーーーーー」 カン *************************************** ガチャ 和「こんにちは」 優希「ノドちゃん!今日も無事だったか!」 和「ええ、3回ほど偽造した許可証を提示してくる人に遭遇しましたが、すぐに連行されていきました」 まこ「そこまでやるか」 和「種の無い方には交付されていませんから、もしかしたら思ったより長野は安全なのかもしれませんね」 久「まあ、単純な比率で言えば東京とか大阪とか都会に集中して当たり前ね」 久「ウチの市町村はもう須賀くんがいるからさらに――っていうか須賀くんだけだったんじゃないかしら」 優希「……京太郎、もう長いこと学校に来てないなー……」 まこ「やっぱり『施設』に送られたんかのう」 咲「うう……」 和「一体どうしたんでしょう」 久「やっぱり周囲から急に珍獣を見るような目で見られて、困惑したんでしょうねぇ」 まこ「わしらは出来るだけ普通に接しとるつもりじゃったが」 和「私達がいくら須賀くんを信用していても、向こうがそう思ってないと意味が無いということでしょう」 優希「失礼なヤツだな!」 咲「京ちゃん……」 久「人間不信かぁ。特効薬があるわけでもないし、もし帰ってきたら暖かく迎えてあげましょう」 和「そうですね」 優希「そもそも帰って来るのかー?」 咲「京ちゃんは……帰ってくるよ、絶対に」 まこ「おーおー。咲に対しては『許可証』はいらないみたいじゃのう」ニヤリ 咲「そっ!そんなこと」 ガチャ 京太郎「おいーっす!」 咲「あっ!京ちゃん!」 和「ひぃぃぃぃっ!」バタバタ 久「ちょ、ちょっと和?」 優希「何故私と咲ちゃんを盾に隠れるのか?」 和「……」ブルブル 久「えと、まあ、久しぶりね、須賀くん」 咲「おかえり、京ちゃん」 優希「なんかちょっと痩せたかー?」 まこ「どうしたんじゃあ、急に顔も見せんと休みまくって」 京太郎「ええ、すみません。ちょっとカウンセリングを受けて、小旅行に行ってまして」 久「鬱とか…そんな感じ?」 京太郎「まあそんなようなもんです。やっぱり何もしてないのに露骨に怖がられるとちょっと慣れなくて」チラ 咲「和ちゃん!」 京太郎「いいんだ、咲」 京太郎「なあ、和」 和「……」ビクッ 京太郎「俺が嫌がる女の娘に無理矢理許可証を見せるような男だと思うか?」 優希「そうだ、京太郎はそんな男じゃないじょ!」 和「でも……男は狼で女を孕ませる事しか考えてないケダモノだから、十分気をつけるようにと父にも」ビクビク 京太郎「なあ、俺達は友達だろ?ずっと付き合っててさ、そんな風に思われてたのかよ……傷つくぜ」ションボリ 咲「和ちゃん、今のは酷いよ」 和「あっ…………申し訳ありません。須賀くん」ペコリ 京太郎「わかってくれればいいんだ。これからも普通に接してくれよな」 コンコン 役人A「失礼します。厚○労働省の者ですが。須賀さんはいらっしゃいますか?」 京太郎「!?」 ガチャ 役人A「自由性行為許可証を使い、5人以上を妊娠させた男性に交付される、フェラチオ許可証をお持ちしました」 役人A「ここに本人確認のサインを」 咲「!?」 役人A「それから愛宕絹恵・愛宕洋榎・真瀬由子・上重 漫・清水谷竜華・園城寺怜・以上6名の認知のサインも合わせてお願いします」 役人A「養育費等は税金で賄われますが血縁関係の手続きのためです」 京太郎「は、はい」ガクガク 和「……」 咲「……」 久「……」 優希「……」 役人A「では」 バタン 京太郎「……」 和「……」 まこ「……」 京太郎「いや、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。なにその眼差し」 咲「……」 京太郎「しょうがないだろぉ!?使わないと施設行きなんだぞ!」 久「……」 京太郎「一度施設に入れられたら、いつ出れるかもわからないんだぞ!?」 優希「……」 京太郎「知らない誰かと延々と交尾なんて、まるで繁殖用の実験動物じゃないか!」 和「……」 京太郎「咲!お前ならどうだ!嫌だろそんなの!」 咲「……まあ」 京太郎(アレッなんか反応鈍いな) 京太郎「だから……仕方がなかったんだ。俺だって……」グッ 久「……なんでわざわざ大阪に?」 京太郎「うっ。そっそれは、そう、身近なみんなには、悪いと思って許可証を使いたくなかったんだ」 和「身近な人でなければ悪いと思わないんですね」 京太郎「……ああそうさ!お前らだって、遠くアフリカの子供が飢てるニュースを見たって次の日には忘れてるだろ?」 優希「……」 まこ「……」 京太郎「同じだ。俺のエゴだよ。手当たり次第に許可証を使うような男だって、自分の生活圏では思われたくなかったんだ」 咲「……」 京太郎「卑怯かもしれない。でも、ただ普通に暮らしたいって思うのは悪いことなのか……?」 久「……」 和「……わかる気がします」 京太郎「和!」パァァ 和「さっき役人の方が来た時に一瞬、考えてしまったんです。可哀想と思うより先に、自分じゃなくて良かったって……」 まこ「自分の身が一番大事なのはわしらも同じ……か」 久「そうね……別に須賀くんのことを聖人君子だなんて思ってなかったしね」 京太郎「うう……みんな……ありがとう」 咲「でも許可証を使われた人はもしかしてすごく傷ついてるんじゃ……」 京太郎「大丈夫だ。最初は泣き叫……いや可愛いから何回もしてたらすぐ慣れ……」 京太郎「じゃない最後はちゃんと喜ん……いやそうでなく、まあとにかくひどく恨まれるようなことはしてないぞ!うん」 和「……じゃあ、もう許可証を使うことは無いんですね」 京太郎「ああ、これでしばらく施設に送られることも無い。許可証だって……使わなくて済むんだ」 咲「よかったぁ」 優希「だが京太郎、許可証を使ってない風に嘘ついたな!」 京太郎「つ、使ってないとは言ってないぞ」 久「まあまあ。これからの須賀くんを信じましょう」 京太郎「ありがとうございます。部長……改めてよろしくおねがいします」 コンコン 役人B「失礼します。厚○労働省の者ですが。須賀さんはいらっしゃいますか?」 京太郎「!?」 久「……はい。ここに居ます」 ガチャ 役人B「自由性行為許可証を使い、累計15人以上を妊娠させた男性に交付される、パイズリ許可証をお持ちしました」 役人B「ここに本人確認のサインを」 咲「は?」 役人B「それから神代小蒔・石戸霞・薄墨初美・狩宿巴・滝見春・戒能良子・鶴田姫子・白水哩・花田煌・安河内美子」 役人B「以上10名の認知のサインも合わせてお願いします。養育費等は税金で賄われますが血縁関係の手続きのためです」 京太郎「は、はい」ダラダラ 和「……」 咲「……」 久「……」 優希「……」 まこ「……」 役人B「では」 バタン 和「……」 久「……」 京太郎「……いや、違うんだ」 咲「何が?」ニッコリ 京太郎「待て、だから誤解だ。違うんだって」 咲「別に何も急かしてないよ?何がどう違うのか、ゆっくり話してみて?」ニコニコ 京太郎「期間があるんだ、△人孕ませたら◯年は施設送りにならないっていう」 咲「うん知ってるよ。学校でも女子だけ集められてお話があったもん」 京太郎(チッ知ってるのか) 京太郎「俺だって許可証を使うのは辛い。すごく辛い。だからこそ、一気に数を稼ごうと……」 久「今計算したけど、16名も妊娠させたら須賀くんがあと80年生きてもお釣りが来るわね」 まこ「今の明らかに全国の時に聞いた名前じゃが、九州まで行ったんか?」 和「そういえばなぜ大阪だったのかの質問も、微妙に答えていませんよね」 久「勉強のために……って全国大会のビデオを持って帰ったのと関係あるのかしら?」 優希「なぬ!」 京太郎「あのね、そのね、だから違うんだって」 咲「だから何がどう違うのか説明してよ」 咲このままだと強制子作り許可証を交付されて浮かれた京ちゃんが学校を休んでまで全国を巡って」 咲「全国大会の時に目星を付けておいた好みの可愛い女の娘だけを狙い撃ちで一人残らず俺の種で妊娠させてやる」 咲「みたいな最低な野望を叶えるために種をばら撒いて廻っているように見えて誤解されちゃうよ?そうじゃないんでしょ?」 京太郎「ぐっ……」 優希「京太郎ぉ……」 和「……」 久「……」 まこ「……」 京太郎「ふー。ああもうどうでもいいや」 優希「京太郎?」 京太郎「ああそうだよ畜生。全部咲の言うとおりだ」 まこ「ぅわー……」 咲「……」 久「……流石にちょっと引くわね」 和「その上で人畜無害な善人面をしようとしていたのがすごく気持ち悪いですね」 咲「へーノリノリで16人も妊娠させたんだ。気持ちよかった?」 京太郎「ああ。多分もっとだけどな。男に生まれてマジ良かったと思ったよ」 和「無理矢理妊娠させられる女の娘に対して何も感じなかったんですか!?相手の気持ちを考えたら、わかりますよね!?」 優希「……」 京太郎「ああ……」 京太郎「その時は……」 京太郎「気の毒だと思ったよ」 久「……」ブルッ 京太郎「提示されて、一瞬何が起こったのか解らなくて呆然とした女の娘を強引にホテルに引っ張っていくのは最高なんだぜ」 京太郎「ちなみに許可証にICがついててホテルの料金タダなんだ凄いだろ」 京太郎「百合カップルの片方をまず徹底的に堕とすのにも最高に興奮したなぁ」 京太郎「最初は嫌がってたはずなのに男に犯されて甘い声を上げ始める恋人の姿」 京太郎「それを裏切られたような信じられないものを見る目で見てさあ」 咲「京ちゃん……変わったね。前はそんなクズじゃなかったのに」 京太郎「だったら!」 優希「!」ビクゥ 京太郎「どうしろって言うんだ!お前らの知ってる俺はもう居ないんだぞ!?」 京太郎「殺人鬼に向かって人殺しはいけないことだって説教たれて何か意味があるのか!?」 久「……とにかく、須賀君はしばらく顔を出さないで。今となっては一緒の空間にいることさえ不愉快よ」 京太郎「……」 京太郎「わかりました」 和「……とっとと消えてください」 優希「京太郎……」 京太郎「……と、言うとでも思ったかぁ?バアアアアアアアカ!」つ許可証 咲「キャッ!」 まこ「いかん、目を閉じろ!」 和「いやぁ……」 京太郎「無駄ですよ。染谷先輩……どうやらみんな見てしまったようですしね……」 コンコン ガチャ 役人C「失礼します。たった今宮永咲、原村和、竹井久、染谷まこ、片岡優希の子作り強制許可証の視認を確認」 役人C「速やかに性交の準備にとりかかってください。私は監督官としてここに同席します」 久「うそ……」 咲「京ちゃん……もうこんなことやめてよ!」 優希「京太郎……なんで」 和「いや……もういやぁ……」 まこ「京太郎!正気に戻らんか!」 京太郎「無駄ですよ。例え俺が心変わりしたところでこれを見た瞬間からあなたたちには持ち主との性交が義務化される」 久「っ──!そんなのごめんよ!あんたとヤるぐらいなら施設でも何でも行って──」 京太郎「言っておくが拒んだ結果送られる施設に逃げようと考えるのは賢明とはいえない」 京太郎「あそこに送られた人間はもはや人間の扱いを受けない」 京太郎「男は只管送られてきた女の体を孕ませ、女はその凌辱を一身に受ける」 京太郎「食事、就寝、水浴み、それ以外はすべて性交の時間に充てられる……」 京太郎「ここで俺とヤるか、施設に送られ見ず知らずの男に昼夜問わず犯され続けるのか……」 京太郎「どちらがいいか言うまでもありませんよね?」ニヤリ 咲「そ、んな……」 京太郎「さぁみんな、苦痛が快楽に変わるその時まで……思う存分愛し合おうぜ?」 カン *************************************** 京太郎「強制子作り許可証か……とんでもないもんもらっちまったな」 京太郎(これを使えば妊娠してさえいなければどんな女の子だって無駄撃ち以外なら思いのままに出来る) 京太郎(どんなに嫌がってもこの許可証には逆らえない) 京太郎「人によっては魅力的なものなんだろうけど……」 京太郎(俺だって男だ、興味がないといったら嘘になる) 京太郎(例えば麻雀部は可愛い子ばっかりだからみんなを俺が好きなだけ汚せると思ったら興奮を隠しきれやしない) 京太郎「俺には、使えないんだよなあ……」 京太郎(だけど麻雀部は今、全国に向けて頑張ってる。そんなみんなの邪魔をするなんて……俺にはどうしても出来ない) 京太郎「……」ピッ 京太郎(考えた、この許可証をもらってから夜も眠らずに悩んだ) 京太郎「あっ、部長ですか?」 京太郎(そして俺が出した結論は――) 京太郎「俺、二週間くらい部活休ませてもらいます」 京太郎(一定期間許可証を使わずに施設送りされる道を受け入れる事だった) ……… …… … キィ 役人「入れ」 京太郎(みんな……) 役人「入ったらこれに着替え、すぐに作業に移ってもらう。異論の一切は認めない」 京太郎(生きていたらまた会おうぜ) ガチャン *************************************** 麻雀部室の中に生き物の匂いが充満していく 響くのは牌を打つ音ではなくペタンペタンと肉と肉を合わせる音だ あんなに太いものが女の中に出入りしているという事実がまだ頭で理解できない 「やぁ…あっ…きょ……ちゃ……激し……っ」 椅子をギシギシと軋ませながら男の腰の上で突き上げられる衝撃に翻弄される少女 身を覆い隠す役目を放棄した制服から覗くあらゆる素肌を男の手が這い回る 下着はとうに脱がされ男のバッグに収納されている 「おねが……もっと…ゆっくりぃ……ああっ!」 チラリと見えたその隙間には大量の下着がまるで戦利品のように詰め込まれていた おそらくはこの狂った制度の被害者のものであろう その最新の被害者が目の前の戦友―――宮永照だ 照「あっあっあっ んっんっんっ」 旧知の仲の油断からか、あっさりと許可証を出された照は唯々諾々と従っていた 純血を散らされ血が流れた時ですら眉根を寄せる以外は無反応だった照だが じっくりと時間をかけて触られ、撫でられ、揉まれ、溶かされ、 今や全身を紅潮させ己の体の所有権を奪われかけていた 初交尾で躰の中を掘り荒らされる女の快感を覚え込まされているのだ 「ううっ、もう射精そうです、いいですよね、照さん、膣内出しいいですよねっ」 返事の決まった意味のない問い掛けだ そもそも最初から私達に選択権など無いのだから 照に頷かせると満足したのかにやけながらパンパンと尻と腰を打ち鳴らす 「うぁっく、出る、出るデる射精るあぁ~~っ」 腕の中に抱き留めた照の左肩に顎を乗せて全身を包むようにガッチリと掴まえる 刹那、男の動きがピタリと止まり、太い筒の根本がビクビクと心臓のように膨張を繰り返す ドクッドクドクドクドク 射精している、のか。こんな何の躊躇も無く 照「うぁっ!?…ぁ…来てる……おなか……んっ……あつぃぃ……」 「あ"~~~っ……最高……ふぃぃ……うっ……」 ドクッドクッ ドクュリ 男は温泉にでも浸かったような蕩けた阿呆面でただひたすら放精の悦楽を味わっている 照は白い喉を晒してブルブルと細かく震えながら男――須賀に身籠らせられる快感を受け止めていた 京太郎「はぁ、はぁ、はぁー。……照さん、頑張って育ててくださいね」 女に背負わせる重さに見合わない、後ろから刺し殺されて然るべき無責任な物言いだった *************************************** 照「ねぇ、京ちゃん。」 京太郎「…………はい。」 照「何で京ちゃんがここにいるのか聞いていい?」 京太郎「……はい。」 京太郎「俺今年の春に許可証をもらったんですけど、今まで一回も使ったことなくて……」 京太郎「そしたら少子化対策委員会に特別施設に連れてかれちゃって……」 京太郎「カウンセリングとか色々やった結果『環境が悪いんじゃないか?』って対策委員に言われちゃいました……」 菫「その結果ここ白糸台に送られてきたのか……」 咏「どもども、対策委員の咏ちゃんでーす♪」 誠子「しかも対策委員の監視付きで、ですか……」 咏「お姉さんは上の意向はわっかんねーけど、バンバン子作りしちゃえばいいんじゃねぇの?」 菫「しかし、だな……」チラッ 京太郎「…………はぁ。」 尭深「当の本人がこんな感じ……」 咏「ほれほれ、早く決めてくれよぅ、こっちだって楽しみに……じゃなくて、暇じゃないんだからさぁ。」 淡「今明らかに本音がでちゃってたよね。」 京太郎「そんな……」 京太郎「俺はもっと色んな恋愛過程を通して最終的には綺麗な海が見える所でロマンチックな夜に初めてを捨てたかったのに……」 菫「お前は乙女か。」 咏「一応妊娠しても養育費と出産費用諸々は国が出してくれるよ」 咏「でももし拒否したら施設送りで大会出場も危ういかもねぃ、知らんけど。」 菫「そうか、なら仕方ないな、ここは部長として部を守るため、仕方なく仕方なーく! 私が彼の相手をしよう。」チラッチラッ 京太郎「へぁ!?」ビクッ 照「ちょっと待って菫。」 菫「何だ照、今から用意するんだから邪魔するな。」ウズウズ 照「別に菫が無理にする必要はない、知り合いとして京ちゃんの相手は私がする。」 菫「お前こそ無理するな、知り合いだからといって義務感で犠牲になる必要はないんだぞ。」 照「別に無理してない、ただ麻雀するにも京ちゃんの相手するのも私が適任だと思っただけ。」 菫「何を言ってるんだ照、お前はうちのエースじゃないかそんなお前が妊娠でもしてみろ、戦力が減ってしまうだろ。」 照「妊娠してても麻雀は打てる、何の問題もない。」 京太郎「ああ、喧嘩はやめて……俺のために争わないで……」 尭深「須賀君……こっち……」 京太郎「はぇ?」 菫「おいこら尭深、何をする気だ?」 照「抜け駆けはよくない。」 尭深「須賀君が可哀想だったので……」 大収穫祭 菫「そんなこと言って実は種まきをしてあとでハーベストタイムする気だったんだろう!?」 照「上手いこと言った積もり?」 淡「菫先輩って結構むっつりスケベだよねー。」 菫「うるさい、おまえは肉棒の代わりにポッキーでもしゃぶってろ。」 照「え、勃起ー?」 淡「肉食系女子かー」 京太郎「女の人に幻滅しました、ロリコンになります。」 咏「だったら相手はあたしがいいんじゃね? 実年齢なんて知らんけど。」 淡「この泥棒猫!」 咏「お母様!?」 誠子「いきなり寸劇が始まった!?」 菫「むっつりで何が悪い!!」 照「そんなことより犯し(お菓子)の話しない?」 尭深「ああもう無茶苦茶だよ、須賀君の肉棒でとじまりしとこ。」 淡「わけワカメ! だよ!」 まこ「呼ばれた気がしたんじゃが?」 淡「呼んでない!」 京太郎「染谷先輩!」 まこ「おう、京太郎いまからわしの能力でお前助けるから安心しんさい。」 まこ「ということでキングクリムゾン!」 京太郎「しくしく……」 まこ「ああ……すまん京太郎……過程は飛ばしても結果は残るんじゃった。」 菫「というわけでだ、私が率先して部を守るために嫌々ながらも仕方なく受けるわけだが……」 京太郎「嫌ならそんなに無理しなくても……」 菫「まったく……そんなに私としたいのかそれなら仕方ないな……」 京太郎「いやそんなことは一言もいってな……」 菫「確か妊娠するまで続けるんだったな、仕方ないなぁ、君は子供は何人ほしいのかな?」 京太郎「まだ父親にはなりたくないなぁ……」 菫「なに? 双子だと? 中々に難題を言ってくれるな、仕方ない、双子が出来るまで頑張ろうじゃないか。」 京太郎「さっきから会話が成立していないんですが……」 菫「大丈夫だ! 最初は痛いが徐々に気持ちよくなると御婆様が言ってた!」 京太郎「痛いならしなければいいのに!」 菫「先っちょだけ! 先っちょだけ入れればいいから!」 京太郎「やめてください! こんなのおかしいですよ弘世さん!」 菫「そんなこと言って君の息子は元気なんだろう!?」ズリズリ 京太郎「いや! ズボンを脱がさないでください!」 菫「君も男なら聞き分けたまえ!」 京太郎「やめて乱暴にしないで!」 菫「見ろ!!まるで男が生娘のようだ!!」 菫「そうれ! 御開帳!」ガバッ 京太郎「いやー!?」 京ちゃん「…………」 菫「どういうことだおい……なぜスタンバイしていない!?」 京太郎「そりゃ無理やりされればそうなりますよ……」 菫「ならさっさと君のBABYをTAKE ME HIGHERするんだ!」 京太郎「どういう理屈ですかそれ!?」 菫「仕方ない……なら君をその気にさせるまでだ……」 京太郎「え……弘世さん……?」 菫「大丈夫だ、気を楽にして流れに身を任せればいい。」 京太郎「それって、どういう……んむ!?」 菫「んん……じゅるじゅる……」 京太郎「ぷはっ!? 弘世さん!?」 菫「黙ってろ、キスしにくいだろ……それと、今は菫と呼べ、私も京太郎と呼んでやる。」 そういって菫さんは俺の腕をつかみ、強引に唇を奪っていく。 キスに慣れてないのかぎこちなさはあるが菫さんの唇から熱を感じた。 何度かキスをしていく内に舌を入れ始めてきた。 何も考えられなくなっていく。 もうなにもかも、ながれにみをまかせてしまおう。 オレハモウ、スミレサンシカミレナクナッテタ。 数年後 京太郎「お待ちどうさまです。」ゴトッ 菫「今日のはまた一段と美味そうだな。」 菫「いただきます。」 菫「ん……今日のご飯も美味いな……」モグモグ 京太郎「そりゃ隠し味に愛情がいっぱい入ってますから。」 菫「そうか、ご馳走様。」 京太郎「もういいんですか?」 菫「ああ、私のおなかは別のものでいっぱいだからな。」 京太郎「じゃあ胸の中は?」 菫「幸せでいっぱいだな。」 菫「それでいつかこの家もこどもでいっぱいになればいいな。」 京太郎「そうなったらこの家に幸せが納まらないかもしれないですね。」 菫「溢れた分はお裾分けすればいいじゃないか。」 京太郎「ご近所さんにもご馳走様って言われちゃいますね。」 菫「ははは、そうだな。」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5039.html
京太郎「たてたスレを落としてしまう体質だと!?」 京太郎「早速スレを建ててみるか」カタカタ イケメン高校生雀士だけど質問ある? 1 以下、転載禁止で雀士がお送りします ○/○/○(○) ○○○○ ID zatUyOuInu ある? 2 以下、転載禁止で雀士がお送りします ○/○/○(○) ○○○○ ID HaGihagigi んっふ 京太郎「あ、もう落ちた……」 京太郎「別にいいんだけどさ……何かへこむな」 ドサッ 京太郎「な、なんだ!?」 成香「……」キュー 京太郎「女の子が倒れてる!一体何が……こ、これは!?」 イケメン高校生雀士だけど質問ある? 京太郎「俺が建てたスレが物質になってる……まさか物理的にも落ちるなんて」 京太郎「とんでもないことがわかった気もするけど……」 成香「……」キュー 京太郎「どうしよう……」 京太郎「クソスレ乱立するか」 ちゃちゃのん総合part119 小鍜治プロは結婚できるのか徹底討論 J( ー`)し「すこやーwwww(メスー!)すこやーwwww(オスー!)」 (観覧注意)執事に掘られかけたんだけど(ホモ祭り) 野依の手コキ、はやりのパイズリ、健夜のS○Xどれ? 京太郎「こんなもんだな」 照「……」キュー 胡桃「……」キュー 初美「……」キュー 洋榎「……」キュー 京太郎「やっちまったなぁ……てか、みんな小さ!」 京太郎「うぅむ、どうしたもんか」 京太郎「……」 照 ↓ 洋榎 ↓ 成香 ↓ 胡桃 ↓ 初美 京太郎「これだ!」 京太郎「照さん、大丈夫ですか?」キリッ 照「ん……」 京太郎「今医務室に運びますからね」 照「うん……」 京太郎「洋榎さーん?」 洋榎「なんや……頭にこう……カッツーン!と……」 京太郎「念のために今から医務室に運びますね」 洋榎「あんがとなー」 成香「……」 京太郎「医務室」 成香「……」 京太郎「行きましょうか」スッ 成香「……うん」ギュッ 胡桃「いたた……」 京太郎「大丈夫ですか?」 胡桃「ちょっと足がふらつく……」 京太郎「ならおんぶするんで乗ってください」 胡桃「……」ギューッ 初美「……」イライラ 京太郎「すみません遅れました」 初美「この順番は何か悪意を感じますよー」 京太郎「ちっす」 初美「……」カチン 京太郎「初美さんおもいっきり引っ掛かれた……」 初美「はなすんですよー!」ジタバタ 京太郎「駄目ですよ今からお仕置きするんですから」ピラッ 初美「めくらないでくださいよー!」ジタバタ 京太郎「それじゃあ」フーッ パシーン!! 初美「ひっ!?」ビクッ パシーン パシーン パシーン 初美「あ、っ……いたい!駄目……やめて!」ジタバタ パシーン!! パシーン!! パシーン!! 初美「うぅ……」ポロポロ 初美「……」グスグス 京太郎「やりすぎてしまった」 京太郎「ごめんなさい初美さん……やりすぎてしまいました」スリスリ 初美「痛いですよー……」グスグス 京太郎「……」スリスリ 初美「ごめんなさいですよー」ギューッ 京太郎「もう怒ってませんから大丈夫ですよ」サワサワ 初美「許してくれるんですかー?」ビクビク 京太郎「はい」モミモミ 初美「んー」ギューッ 京太郎「照さんと結婚しよう」 京太郎「そうと決まれば早速告白だ!」 ツルッ 京太郎「ば、バナナ?」 ガンッ 京太郎「」 初美「お兄ちゃんでかけるんですかー?」 初美「し、死んでる……」 バナナエンド 京太郎×5 京太郎「まさか、朝起きたら残機が増えてるなんて……」 クリア条件 三人斬り 京太郎「難しそうだな……まずはどうしよう」 京太郎「とりあえずアラフォーで一枠埋めとくか……」 京太郎「というわけで結婚してください」 健夜「え?え?」オロオロ 健夜「ご、ごめんね」タタタ 京太郎「あ……」 京太郎「そりゃあそうだよな……見ず知らずの人にいきなり告白されて付き合うだなんて……なんだろうこの敗北感」 健夜「うぅ、顔が熱いよ……ビックリして思わず逃げてきちゃった…… どうしよう凄く胸がドキドキしてる///」ドキドキ 健夜の好感度が1上がった 健夜好感度 2 京太郎「まだ時間があるな」 京太郎「……」ソローリソローリ マホ「♪」ルンルン 京太郎(おぉいたいた) マホ「♪」ワシャワシャ 京太郎(腕を動かす度に小さなおもちが可愛らしく揺れて……桃色の小さな突起も……)ムクムク 京太郎「って死ぬかもしんないときにこんなことやってる場合じゃないだろ!!」 マホ「だ、誰かいるんですか!?」 京太郎「!?」 京太郎「にゃ、ニャー」 マホ「なんだ猫さんですか……」ホッ 京太郎(今のうちに逃げよう)コソコソ 京太郎「あー寿命が縮んだ気がする……」 ガララ 京太郎「失礼しまーす」 マホ「え!?」 京太郎「ん?どうした?」ムクムク マホ「は、はわわ///」 マホ「須賀先輩///」 京太郎「はいなんでしょう」 マホ「ば……」 京太郎「ば?」 マホ「バカーーー!!」ブンッ カコーン 京太郎「あだっ!」 ドサッ 京太郎「いたた……ん?」ヒリヒリ 京太郎「いったー……壁で擦りむいちまった」 京太郎「」ガクッ マホ「え?」 テテッテテテッテテ 京太郎×4 京太郎「まさかあれだけで死ぬとは……」 京太郎「んー」 咲「どうしたんだろう京ちゃん部室でずっと考え込んで」 京太郎(なんか嫌な予感がする)スクッ 咲「あ、足元にバナナの皮……」 京太郎「へ?」ツルッ ガンッ 京太郎「」 京太郎×3 京太郎「いたた」ムクッ 咲「あ、天の道を往く男の人が持ってきた豆腐が……」 ガンッ 京太郎「」 咲(今の絶対に豆腐の音じゃない……) 京太郎×2 京太郎「やばい……やばすぎる」スタスタ 咲「あ、部屋の片付けをしてて偶然動かしたタンスが……」 ゲシッ 京太郎「」 京太郎×1 京太郎「う、うわぁぁぁ!!」ガタガタ 咲「どうしたの京ちゃん!?」サスサス 京太郎「俺はこのままゲームオーバーまで死んじゃうんだ!!」ガタガタ 咲「だ、大丈夫だから!安心して!ね!?」サスサス 京太郎「」 京太郎×0 京太郎「……」ガタガタ 咲「京ちゃん……」 京太郎「寄るな!俺に近寄るな!」 咲「」ビクッ 京太郎「いやだ……いやだ……死にたくない……なんで俺が」ブツブツ 咲「京ちゃん……」 京太郎「そうだ、別に俺じゃなくったって……」ブツブツ 咲「京ちゃん!!」 京太郎「」ビクッ 咲「もう大丈夫だから……私が守ってあげるから安心して」ギューッ 京太郎「さ、咲……」ウルウル 咲「いいんだよ京ちゃん……」ナデナデ 京太郎「う、うぅ……うわぁぁぁ!!」ポロポロ 咲「恐いもんね……今だけはいっぱい泣いてね」ギューッ 京太郎「うわあぁぁぁ!!」ポロポロ 京太郎(かたいよー) 咲「落ち着いた?」 京太郎「おう、すっかり元気だ」 咲「そっか……」 京太郎「あぁ……」 京太郎「その……なんだ?こんな体質だけど長生きしないとなぁって思えた……」 咲「え?なんで?」コテン 京太郎「咲と……結婚したいしさ……///」 咲「そっか……って、えええぇぇぇ!?」 京太郎「咲……」ジッ 咲「う……///」 京太郎「……」ジッ 咲「……」モジモジ 京太郎「……」ジッ 咲「その……私なんかで」 優希「お、頭に蚊が止まってるじぇ」パーーーンッ 京太郎「」ドサッ 咲「……」パクパク 京太郎「」 優希「ん?どうしたんだじぇ?」 咲「きゃ、京ちゃーーーん!!」 咲「死んじゃ嫌だよ!私まだ京ちゃんに好きって言えてないよ!!」ユサユサ 京太郎「」ガクガク 咲「いやぁぁぁあああ!!」 優希「おっ仕留め損なってたか……今度は私の腕に」パシン 優希「」ドサッ ゲームオーバーエンド 京太郎「まさかこんな体質になってしまうなんて……」 京太郎「一度ウインクしたらもう一度するまでパーフェクトステルスになる体質……こう胸が熱くなるというかなんというか」 京太郎「よしっ!早速パーフェクトステルスで和のおもちを揉みにいくぞ」ルンルン ブロロロロロロロロロ 京太郎「ん?」 グシャッ 京太郎「おご……」 運転手「ん?今なにかあたったか?……まぁいいか」ブロロロロロロロロロ 京太郎「」 ゴキャ バキッ グチャ ズズー ステルスエンド 京太郎「閉経してようが男だろうが安全日だろうがまだお赤飯炊いて無かろうが薬飲もうが絶対に妊娠させることができるついで に完堕ちさせるだと……恐ろしい」ゴクリ 京太郎「折角こんな体質なんだ……部長に突撃しよう!!」 部室 バンッ 京太郎「部長いますか!?」 久「いませんよ」 京太郎「そうですか」 バタンッ バンッ 京太郎「っているじゃないですかー!」 久「……ふふ」クスクス 京太郎(突撃してきたはいいがこの先はどうしよう……) 京太郎「アイスティー飲みます?」 久「そうね、お願い致します」 コポコポコポコポ 京太郎「……」 サーッ(迫真) サーッ(迫真) サーッ(迫真) サーッ(迫真) 京太郎「よしっ……」 京太郎「こんだけ入れれば絶対に効くだろ」 京太郎「(睡眠薬を)入れてきました」 久「ありがとう」 久(何かしらこの露骨に私が取るように配置されたコップは……) 久「あ、和がアサリビキニでポールダンスしてる」 京太郎「え!?どこですか!?」 久「……」スッ 京太郎「わかめ巻いてストリップしてる染谷先輩しかいないじゃないですか……」 久「ごめん見間違えちゃった」テヘッ 京太郎「じゃあ、かんぱーい!」 久「かんぱーい」 京太郎「」 久「えー……」 睡眠薬エンド 京太郎「霊体になれる体質か……なんか既に嫌な予感がする……」 京太郎「咲をレイプするかな」 ピンポーン 咲「きょ、京ちゃん来るんだったら来るっていってよ///」モジモジ 京太郎「えー別にいいじゃん」 咲「心の準備が……///」モジモジ 京太郎「?」 京太郎「咲の部屋も全然変わんないな」 咲「あんまりジロジロみないでっ」 京太郎「はいはい」ストン 咲「な、なんでベッドの上に座るの!?」ドキドキ 京太郎「いやいや、昔はここが定位置だったじゃん」 咲「そ……そうだよね!」ストン 京太郎「……なんで咲もベッドに座んだよ」 咲「///」ウツムキ 咲「ねぇ京ちゃん」ドキドキ 京太郎「ど……どうした……?」ゴクリ 咲「あのね、胸が凄く苦しいの」ズイッ 京太郎「……近いって」ドキドキ 咲「手……握って?」コテン 京太郎「おう」ドキドキ ギュッ 咲「……」ドキドキ 京太郎「……」ドキドキ 京太郎「つ↑次は!どうすればいい!?」 咲「へ!?あっ!えっと……タオシテ……」ボソッ 京太郎「え?」 咲「私をベッドに押し倒して///」 京太郎「……こうか?」グッ ドサッ 咲「うん……」ドキドキ 咲「もっと逃げられないくらい体重をかけて」クネクネ 京太郎「お、おう」ドキドキ ギシッ 咲「京ちゃん近いよ///」 京太郎「しょ、しょうがないだろ!」 咲「次はね……キスして?無理矢理キスして……?」 京太郎「無理矢理!?」 咲「うん」ドキドキ 京太郎「でも……」 咲「お願い京ちゃん」アーン 京太郎「……」ムラッ 咲「はひゃく///」アーン 京太郎「……」グイッ 咲「んむっ!ん!」レロ 京太郎「……」 咲「っふ!ふぁ……んん!」ジュルジュル 京太郎「っぷは」ハァハァ 咲「あ……」トローン 京太郎「咲……」ムクムク 咲「もう一回……もう一回無理矢理キスして」ハァハァ 京太郎「……」グイッ 咲「ん♪あ……!んん」ピチャピチャ 咲「んっ!」ビクンッ 咲「あ……あー……」ダラーン 京太郎「……咲?」 京太郎「咲……もう我慢できない」モゾモゾ 咲「駄目……私たちまだ高校生だもん」 京太郎「……そっか」シュン 咲「でも……私力弱いから京ちゃんに力付くで無理矢理レイプされちゃったらどうしようもないよぉ」クパァ 京太郎「!」ビンビン 咲「……絶対に駄目だからね?///」ハァハァ 咲「気持ちいい!気持ちいいよ!京ちゃん!」ギシギシ 京太郎「咲!咲!」パンパン 咲「あんっ!レイプで!レイプで気持ちよくなっちゃう!!」ギシギシ 京太郎「もうでる!」 咲「だめ♪中で出されたら赤ちゃんできちゃう♪」ガシッ 京太郎「ちょっ!あしどけ……あーっ!」ドビュルルル 咲「きゅうん♪」ビクンッ 京太郎「やっちまった……」ズーーーン 咲「無理矢理レイプだなんて……よかっ……じゃなくて酷いよ京ちゃん///」モジモジ 京太郎「その……話があんだけど」 咲「……猥談?」 京太郎「ちげぇよ!真面目な話だ!!」 京太郎「咲……順番がハチャメチャになった気もするが…… 俺と結婚を前提にお付き合いしてください」 咲「え……」 京太郎「昔からお前が好きだ、笑顔も泣き顔も怒った顔も全部が好きだ 俺だけに独り占めさせてくれ」 咲「む……無理矢理奪ってくれたら」 京太郎「咲、幼馴染みとしてのお前の言葉で応えてくれ」 咲「っ!……わ、私も私も京ちゃんが好き……大好き……!」 京太郎「……咲!」パアァ 咲「好き!好き!どうしようもないぐらい大好き!」 咲「これでもう恋人同士なんだね」 京太郎「そうだな」 咲「ねぇ、抱き締めて?」 京太郎「……無理矢理?」 咲「ううん、恋人として」ピトッ 京太郎「そっか……そうだよな」ギューッ 咲「そうだよ京ちゃん……」ギューッ 咲「だから恋人としてもう少しベッドで楽しもっか♪」 京太郎「……え?」 咲「さっきとは違って今度は私が上ね」 京太郎「は、はい」 咲「じゃあ早速……ん~~~っ、はいったぁ」フリフリ 京太郎「さっきはキツかったけど……今回は凄くうねってて……!」ドビュルルル 咲「きゃっ!?もう出しちゃったの?」フリフリ 京太郎「ごめん」ハァハァ 咲「次はもう少し頑張ろうね、あなた」ナデナデ 京太郎「!?」ムクムク 咲「あ……中で大きく///」フリフリ 京太郎「ただいまー」 咲「おかえりなさい」パタパタ 京太郎「ん、ただいま」チュッ 咲「んっ」チュッ 京太郎「いやー今日も仕事大変だったよ……」 咲「しょうがないよ、折角自力で龍門渕グループに入れたんだからもう少し頑張ろ」ペロペロ 京太郎「いや、業務的にはなんともないんだけど……その……照さんがやたらとボディタッチしてきて」 咲「……」ピシッ 京太郎「えーっと……咲?」 咲「……」チュッ……ジュルルルルル 京太郎「うおっ……おおぉ」ドビュルルル 咲「ん……」ゴクン 京太郎「なんで急に……」ハァハァ 咲「どうしてわたしがご奉仕してるのに他の女性のこと話すの……?」 京太郎「そ、それは……」 咲「イケメンだし家事もスポーツもできるし絶倫だし…… 京ちゃんが誰かに奪われちゃうんじゃないかって私恐いんだよ」ギュッ 京太郎「咲……」 咲「私を恐がらせた罰として今日はレイプさせてあげない」プイッ 京太郎「そんなぁ!毎晩の楽しみなのに」 咲「でも……今日は夫婦として……ね?///」コテン 京太郎「」プツンッ 咲「いつまでも一緒だよ京ちゃん」ニコッ 咲エンド ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 咲「ばかぁ……ばかぁ……なんで私を置いて」ポロポロ 「おばあちゃん……」 咲「京ちゃん……」ポロポロ 「おばあちゃん大丈夫かしら……おじいちゃんが亡くなってからすっかり元気がなくなっちゃって……」 「ご飯もちゃんと食べてないみたいだしなぁ」 咲「……」 コンコン 咲「どうぞ……」 「夕飯用意しといた」 咲「置いてて……」 「しっかり食えよ、どんな顔も好きだって言ったけどやっぱりお前は笑顔が一番だからさ」 咲「え?」 咲「あなた?」 シーン 咲「いない……」 カパッ 咲「これって……京ちゃんがよく作ってくれたかぶの煮物」パクッ 咲「この香り……味……」ポロポロ 咲「見守っててくれんだね京ちゃん」ポロポロ 京太郎「折角こんな体質なんだしな」フワフワ 京太郎「料理で力を使い果たしてもう声を届けることはできないけどさ……お前が生き抜いたその後までしっかり側で待っててやるよ」フワフワ 咲「私……もう少しだけ頑張ってみるね」 京太郎「おう、そうしろ いつまでも一緒にいてやる」フワフワ 霊体Trueエンド
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6217.html
特別編 side千里山 ※日記発見から中身拝見までの流れは省略します ■月◎日 今日、竜華さんと怜さんから同時に告白された 2人とも話し合った結果こうなってしまったし、どっちを選んでも恨まない、とまで言ってくれた 正直嬉しい。2人の素敵な人からここまで想われてるなんて、男としてこれほど嬉しいことは無いだろう だが、二者択一、どちらか1人を選べ? そんなこと、すぐに選べる訳がない だから、俺は少し考えて、場を和ませる冗談のつもりでこう言ってしまった 「どうせなら、両方いただきたいですね」 なーんちゃって、そうすぐ言うつもりだった しかし、2人はそれを聞いて、あろうことか、笑顔になった 「ええの!?ホンマ!?」「いやー、正直ウチらもそれもアリやって話してたとこなんやで?」すっごくいい笑顔で話す2人 「せやったら」「善は急げやで!」そのまま2人に両手を掴まれ、引っ張られる俺 「両方いただきたいんやろ?」「やったら、すぐに味あわせたるで?」 ……最高だった 竜華「いやー」テレテレ 怜「京太郎ったらなー」テレテレ 泉「……え?2人とも?両方って……」 竜華「もう泉!何言わせるつもりなん!?」 怜「2人仲良く、京太郎のものになったっちゅうことや」 泉「えぇぇぇ!?」 セーラ「あー、やけに2人とも京太郎とべたべたしとる思うてたら……」 浩子「まさか両方とは……どっち選ぶか五分五分やと思うとったのに……」 竜華「京太郎、体力あってな?」 怜「元気やから、な?」 泉「先輩と同級生のそんな話聞きたなかったですよ!?」 セーラ「泉、諦めや。もうどうにもならんわ」 浩子「……いや、どうにかなるかもしれませんよ?」 セーラ「フナどういうことや?」 浩子「2人もOKなんやろ?……後3人増えるくらい、どうってこと無いかもしれんってことえです」 泉「……え?」 竜華「あー……どやろ?」 怜「いけるんちゃう?ちゅーかアレを2人で受け止めるんもきついし?」 セーラ「……ちょっと京太郎のとこ行ってくるわ」 浩子「ウチも行きますよ。ほら、泉行くで」 泉「……え?え?ホンマに?」 翌日、京太郎は5人ハーレムを完成させていた